米国情勢が大きく動き始める

米国情勢が大きく動き始める

さて、間もなく入院のためにしばらく留守にしますが、昨夜の米国が大分キナ臭くなり始めているので、来週は波乱含み必至の情勢かもしれないので、少し思うところを書いておきます。

昨夜のダウは$27,433($46高)とあとわずかで戻り高値に到達する水準になった。特に引けにかけてはショートカバーで引き上げられてかろうじてプラス圏という恰好だったけれど。

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悪いと見られていた雇用統計が予想外にいい数字だったものの、トランプ大統領が誇張して口先介入していたから、結局は売られる羽目になった。なので、無用の介入はもうやめた方がいいと思うし、だいたい現状ではトランプ大統領はあまり信頼感がないからね。

そして、民主党との追加景気対策はとうとうまとまらず。この際大統領令で強引にやったら、とムニューシン辺りは言い出す始末。トランプももしかしたらやるかもしれないけれど。

一方ポンペオ国務長官はひたすらに中国攻撃に余念なし。香港の民主派弾圧で11名の関係者に制裁すると発表した。制裁というのは米国にある資産の凍結だけどねぇ・・・。最も米国に入国もできないだろうから、家族が米国やカナダにいると会えなくなるだろうね。しかもドル送金もできなくなる可能性があるので、ビットコインくらいしか使えないかも。

キャリーラム長官なんか、家族、親族はほとんど北京に人質に取られてて、あのおばさん、結構辛い立場だよねぇ。

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そしてトランプ政権はTIKTOKとWECHATとの取引を米企業に禁止するとともに、中国資本のアプリ排除、そして中国企業の米国市場からの締め出しがいよいよ本格化するだろうね。一定の基準を満たさない場合、と言ってるけど、アリババも含めて全部基準など満たしてはいない。なぜなら決算書は中国国外で開示できないというのが中共の決まりだから。なので現在では決算書もどきでの上場なのよ。

というわけで、大統領選挙までこのま行く可能性はほぼ皆無。新型コロナも世界中で第二波到来確実になってきてるわけで、海外勢も日本株に手が出ない状況が続いてる。

来週は甘くないかも。

というわけで、もしかしたらいいところで一旦退場になるのかもしれないし、ゆっくり治療してきます。くれぐれも油断大敵ですよ。 カブタロウ

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