まるで小型株が日本市場を牽引!?:9月16日(水)後場
- 2020.09.16
- トレード日記
日経平均株価 ¥23,475(△¥20)
日経平均が一文高値を回避できるかどうかの試金石は明日!?
後場の相場概況
後場の日本市場は・・・しかし、恐ろしいほど小型株が強かったという印象。225主力には買いがあまり入っていないし、戻るといわれた半導体関連も迫力不足。菅ちゃん発言で売られた携帯キャリアの戻りもあったものの、それはそれで限定的な動き。
この状況をして日本株がこれで買い方向に向かうのか?というと、今一つ確信は持てない感じがする。
例えば市場から完全に見限られた野村辺りは、今日のGDで¥540回りのもみ合いは大きなアイランドになってしまって、膨大なシコリを抱えることになってしまった。
また、SUBARUもとにかくなぜか一度も75日線を越えられなかったのか全く理解できず、頭を押さえられたままレンジの下限まで売られる始末。
こんな感じで個別はいろいろある。そこに持ってきてどうも円高が収まりそうにないのも、主力の頭が重い原因だ。とにかくFRBが金利に関しフォワードガイダンスをするかもしれないということで、円高は反転と見ていたけど、どうやらそれもなし。債券市場は大丈夫なのか?みたいな感じもするけれどね。
というわけで、当面は小型株が元気に跳ねるという相場付きになりそうな気配。
PS.菅ちゃんの首班指名。こう見ると国会議員が烏合の衆に見える(苦笑)マクロに言及しない総理じゃ、お話にならんね。
後場の取引とポジション
8306 三菱UFJ ¥441.8(▲¥5.7)
買)¥400.0×150000(含み益¥270,000)
とにかく買われないメガバンクという感じ。FOMC絡み、日銀絡みが通過して、何らかの方向性が見られないと、¥500復帰は夢物語かも。なんだか、いつものことながら寂しいねぇ・・・。
7203 トヨタ ¥7,064(▲¥2)
買平均)¥7,049.2×10000(含み益¥148,000)
売られた自動車の中でも今日のトヨタは突出した強さを見せた。業績回復期待が相当に大きいのは分る。業績的にはSUBARUは1Q赤字、トヨタは1Q黒字の差が出てるのかも。
それにしても強かったね。
7270 SUBARU ¥2,156.5(▲¥51.5)
買)¥2,188.0×12000(含み損¥378,000)
買)¥2,187.0×1000(含み損¥30,500)
買)¥2,186.5×2000(含み損¥60,000)
買)¥2,150.0×8000(含み益¥52,000)
買)¥2,148.0×5000(含み益¥42,500)
買)¥2,146.0×2000(含み益¥21,000)
¥2155までの執拗な売りである意味クロス的な動きになってくれればいいけれど、なかなか大きな玉を処分しようという大口がいるように感じた。ここまでの推移からして売り切ってくれた可能性もあるけれど、大引けまで継続していたので非常に嫌な感じだった。
個別株でこの時期、玉の入れ替えとかが意識されると、どうしようもないんでとにかく様子(売りっぷり)を見るしかないね。
6501 日立 ¥3,705(▲¥63)
買)¥3,700×8000(含み益¥40,000)
買)¥3,696×3000(含み益¥27,000)
買)¥3,695×4000(含み益¥40,000)
上げ一服という感じ。ここから買い急がないことがかえって良いような、そんな気がするけどね。
9432 NTT ¥2,300.5(△¥40.5)
買)¥2,270×10000(含み益¥305,000)
買)¥2,260×3000(含み益¥121,500)
買)¥2,255×3000(含み益¥136,500)
買)¥2,250×4000(含み益¥202,000)
6701 NEC ¥5,720(△¥120)
買)¥5,550×3000(含み益¥510,000)
買)¥5,540×5000(含み益¥900,000)
買)¥5,600×5000(含み益¥600,000)
6702 富士通 ¥13,580(△¥140)
買)¥13,380×500(含み益¥100,000)
買)¥13,375×500(含み益¥102,500)
買)¥13,370×500(含み益¥105,000)
買)¥13,365×500(含み益¥107,500)
買)¥13,350×1000(含み益¥230,000)
さて、菅ちゃんの総理就任でご祝儀相場とはならなかったけれど、スガノミクスというのがあるとするなら、この銘柄プラスIT系ということになるかも。
ちょっと今日あたり、もっと大胆に銘柄をシフトすればよかったなぁと後悔も。
本日の収支(前場・後場合算):+¥910,000
現物株ポジション
8306 三菱UFJ ¥441.8(▲¥5.7)
現買平均)¥433.1×200000(評価益¥1,740,000)
8316 三井住友 ¥3,094(▲¥29)
現買平均)¥3,048.5×20000(評価益¥910,000)
7270 SUBARU ¥2,156.5(▲¥51.5)
現買平均)¥2,172.0×35000(評価損¥540,000)
7203 トヨタ ¥7,064(▲¥2)
現買平均)¥6,937.2×14000(評価益¥1,770,000)
9432 NTT ¥2,300.5(△¥40.5)
現買)¥2,270×20000(評価益¥610,000)
6702 富士通 ¥13,580(△¥140)
現買平均)¥13,442.5×2000(評価益¥270,000)
6701 NEC ¥5,720(△¥120)
現買)¥5,670×4000(評価益¥200,000)
あまり期待感のない、メガバンクや自動車関連は、今の状況ではじっくりと持ってみるしか仕方ないけれど、追加したNTT、富士通、NECは結構な期待感が出てくるだろうと思う。そういう意味では、現物のテーマはずばり日本経済、みたいな構成になってきた(苦笑)
後場の独り言
気分が悪いので、後場はSUBARUの板をあまり見ないようにしてたよ。この時期にSUBARU、日産、ホンダはかなり手厳しい売られ方をした。いずれも75日線下のかなり厳しい位置での売られっぷりで、自動車は今後厳しいという大口の予測なのだろうね。
そういう意味ではトヨタ一強という感じがするけど、販売好調が伝えられたマツダも赤字、無配で相当頑張ってる。それに比べて、SUBARUのなんとも情けない値動き。
よく調べると、SUBARUはモデルチェンジの関係で2Qが期待できないと見られてるらしい。実際、国内販売は2Qは壊滅に近いかも。6月から開始のフル生産はほとんどが北米向け。となると、2Qが悪材料出尽くしってことかも。
さて、個人的な期待はNECと富士通にシフト。不安定な半導体・電子部品の代わりにがっちり相場を作って欲しいなんて思ってる。頑張ってもらいたいね。
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