小型が伸びると危機感が薄れる:10月12日(月)後場
- 2020.10.12
- トレード日記
日経平均株価 ¥23,558(▲¥61)
海外勢は動かない。国内勢は動けず。個人投資家は小型へ突っ込むしかない。
後場の相場概況
2時過ぎからダウCFDが急上昇、その理由を必死に探ってみたが、思い当たるのは「G20が新興国債務を救済する」というニュース。ただしこれは日経には午後2時に掲載されたけど、出どころが分からなかった。それでもタイムリーにCFDが反応しているのだから、海外のソースには違いないと思うけどね。
いずれにしても、この程度のニュースで反応したとすると、ポジション的にはフェイクになるかもしれない。個別銘柄も金融株を中心に結構反応はしていたけれど、買いついたらやられるパターンだと思う。
さて、最近の日本市場は、特に日経平均はダウとの連動もほとんどなくて、しかも、ドル円がバイデン+景気対策ということで円高方向に転換してきたので、強がれないんだろうね。後場は特にザラ場中でもジワジワと円高が進行している中での相場だから、垂れなかっただけで上出来、というか御の字だ。
ザラ場中は引け値はおそらく▲¥150を超えるな、と思ってポジションを建ててたけど、逆行されてしまって青菜に塩だった。
今日は予測は裏目に出るし、何をやっても上手くいかない日になった。
後場の取引とポジション
9984 SBG ¥7,182(△¥185)
空売)¥7,190×2000(含み益¥16,000)
空売)¥7,182×2000(変わらず)
空売)¥7,179×2000(含み損¥6,000)
空売)¥7,177×2000(含み損¥10,000)
こんな日は「虎穴に入らずんば虎子を得ず」なんてつい考えてしまって墓穴を掘るパターンかも。けどそれにしたってこのSBGのバカ上げはどうよ!完全に仕手株になってるわけだが・・・それでも値惚れで売ってしまう、売り坊の性というか・・・。マジで今夜のダウが下げてくれんとヤバイ!
6758 ソニー ¥7,768(▲¥94)
空売)¥7,810×4000(含み益¥168,000)
空売)¥7,803×2000(含み益¥70,000)
空売)¥7,794×2000(含み益¥52,000)
空売)¥7,790×2000(含み益¥44,000)
ソニーはとにかく下値が岩盤のようになってるけど・・・こりゃどう考えても底抜けるだろう、ということで勝負だ。いままでこんな株価の位置で、こんな揉み合いになって、それでも跳ね返して上に向かうという経験は多分数回しかないと思う。
だって買い方が相当にシコってるからなぁ。地合いが悪化すれば、一気に投げるパターン。
6954 ファナック ¥20,075(▲¥365)
空売)¥20,160×1000(含み益¥85,000)
昼の時点で今日は▲¥150~¥200はある、と思って、ならばファナックを使ってくると思ったんで・・・後場寄りから売り建てた。けど、大したことなかったねぇ・・・。まったく予想が全く当たらんよ。
6857 アドバンテスト ¥5,450(▲¥40)
空売)¥5,500×2000(含み益¥100,000)
恐らく米国の半導体企業の業績は良好に違いない。けど、日本はどうよ、と考えたとき、そんなに確信が持てるレベルではないと思う。なので米国SOXにあまり敏感になってないし・・・。久々に半導体を売り持ち越し。
8035 東京エレクトロン ¥28,410(▲¥20)
空売)¥28,550×1000(含み益¥140,000)
アドバンテストはあまり怖くないけれど、エレクは怖い。確かに調子いいんだろうと思う。なのでかなりビビりながらもこの局面は売れるんじゃないか?なんて思って売ってみた。
7203 トヨタ ¥6,911(▲¥56)
空売)¥6,930×2000(含み益¥38,000)
空売)¥6,929×2000(含み益¥36,000)
空売)¥6,928×2000(含み益¥34,000)
空売)¥6,927×2000(含み益¥32,000)
7201 日産 ¥381.0(▲¥0.5)
空売平均)¥382.1×104000(含み益¥114,000)
さて自動車。今日はSUBARUなんかプラ転してるし、非常にわけがわからない日だった。本来ならSUBARUを売りたいところだけど、板が薄くて嫌になったので、トヨタと日産を売り建てた。まぁ、この円高なので大怪我ってことはないだろうし。今回どこまで円高が進むか、だけど。
8604 野村 ¥487.1(△¥1.1)
買平均)¥486.4×70000
売平均)¥486.2×70000(-¥14,000)
野村は上がると思う。そう思いながらも、日本市場が変える局面か!?なんて考え始めたら持てなくなってしまった。情けないけど、短期坊主なのでどうしようもない。
本日の収支(前場・後場合算):-¥1,830,000
後場の独り言
結局今となっては新型コロナワクチンに対する期待よりも追加景気対策、追加景気対策よりも企業業績、と言った感じでファンダメンタルズを意識せざるを得なくなってきた。
それに加えて米国大統領選挙の泥試合がノイズになって株価の行方を妨害してる、みたいなそんな雰囲気もある。
で、米国市場は民主党、バイデン勝利を織り込みつつあるという。ダウの日足チャートを見ていると、$28,500台に全く過熱感はないにしても、一体どんな理由でここまで戻したの?と聞きたくなるよ。
米国は決算がいよいよ出始めるし、今回は難しいのは予想通りに業績が回復しているのかという見極めだよ。例えば内需小売りなんかは、8月中旬以降失業保険の割り増しもなくなったし、中小企業支援も途切れてる。また、ハイテクは業績が思ったほど良くないかもしれない(あまりいい決算を出すと独禁法論議に拍車がかかる!?苦笑)。
だから過剰な期待はできないと見てる。
一方日本はというと・・・要するに海外勢を日本株を放置してるということだね。買わないけれど売りもしない。もちろんそこそこ取引はしているけど、偏らないから株価が動かない。で、売ってるのは相場を嫌気した個人ってことになりそう。
詰まらんね。
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