売り方の根性がない!:11月2日(月)後場
- 2020.11.02
- トレード日記
日経平均株価 ¥23,295(△¥318)
結局売れない海外勢。売ってもすぐに買い戻すという根性のなさ!
後場の相場概況
大統領選挙前のポジション変更は、売ったり買ったり忙しそうだな。とにかく今日は終日買戻し(ショートカバー)が優勢で、日本株は全般的に買われたという地合い。ということは、週末に売り過ぎたポジションを買い戻すということで、結局は売り方がギブアップしたという相場になった。
ブルームバーグの記事を読んでて面白かったのは、なんというか選挙直前で全社を挙げて反トランプのキャンペーンを始めてるような感じ。その裏には多分、多くのファンドがブルーウェーブを前提としたポジションを取ってるという事実があるのかも。
あのブルームバーグが1$の得にもならないようなことはしないだろうし、とにかく米国の大口投資家はバイデンにすべてを賭けてるという事みたいだなぁ・・・。
しかし、相変わらず日本市場は外資の思惑で本当に良く動く市場だよ。今日なんかファンダメンタルズは完全無視状態で、日経平均先物と、ETFとかのポジションを直しただけなんじゃないか?もちろん、大統領選挙が外資の思惑通りの結果になれば、こんな上げ方の相場になるんだろうけど・・・。
でもトランプ大統領は、勝っても負けても、また勝敗が不明でも3日中に勝利宣言をするとかなんとか、無茶苦茶なことを考えてるらしいし、郵便による4日以降の投票の開票は無効だ!とか言い出してるし、接戦なら最後の最後まで揉めそうだよな。
土壇場で新型コロナの感染者数が過去最高なんてなってしまったことも、意外に効いてるかもしれないなぁ・・・。あっさりバイデンが勝つような展開になってしまうと、この先本当に気分が暗いよ。
後場の取引とポジション
9984 ソフトバンクG ¥6,696(▲¥97)11/9
空売)¥6,735×2000(含み益¥78,000)
空売)¥6,733×2000(含み益¥74,000)
空売)¥6,730×2000(含み益¥68,000)
空売)¥6,729×2000(含み益¥66,000)
空売)¥6,728×2000(含み益¥64,000)
空売)¥6,727×2000(含み益¥62,000)
空売)¥6,725×3000(含み益¥87,000)
週末に、米国政府が米国に上場している中国企業に対し、名指しも含めて1年間の猶予を経て上場を廃止するという法案が提出された。対象は中国共産党系の企業ということで、もちろんそうなれば創業者のジャック・マーが共産党員であったことがバレてるわけで、アリババも含まれそうな感じ。
まったく共和党上院議員のマルコ・ルビオって人は凄いな。
というわけで、孫会長も最近はかなり尻がムズムズしてきてるんじゃないかな?日足チャートも本当にソーサートップのような形になってきてるし・・・。
9201 JAL ¥1,850(△¥33)
空売)¥1,885×2000(含み益¥70,000)
空売)¥1,883×2000(含み益¥66,000)
空売)¥1,875×2000(含み益¥50,000)
空売)¥1,872×3000(含み益¥66,000)
空売)¥1,870×4000(含み益¥80,000)
空売)¥1,866×2000(含み益¥32,000)
空売)¥1,864×3000(含み益¥42,000)
空売)¥1,850×4000(変わらず)
今日の午前中に行われた衆議院予算委員会で、菅総理は「鉄道や航空への支援について、必要な事業者に実情に応じた支援措置を行う」と発言したらしいねぇ・・・。それを好感してJRとかはとんでもない買われ方をしたし、相当な売り長のANAも踏み上げ相場になったんだね。もちろんJALも前場に嫌~な感じの買われ方をして「?」と思ってたんだが・・・。それでも、発言があって寄り付きから買われたんじゃなくて最初から決算の「悪材料出尽くし」のような感じで買いが入ってた。
地合いが好転してるときって「悪材料出尽くし」になるのよ。これが弱い相場なら売られちゃうんだろうけど。とにかくかなり危ない橋を渡ったと思うし、それでもまだそんな発言なんか知らなかったから売り勝負してるよ。どう考えても今日、JALが買われるのは納得できなかったからね。
JALの決算を見ると国際線がメタメタで、そこへもってきて欧州の新型コロナ急増、ロックダウンとくれば、欧州路線はほぼ壊滅だからね。案の定、英国が仕事以外の渡航禁止を急遽行った。
第一、この会社を政府がまた支援するのか?って疑問もある。財務はANAよりも相当にマシだろうし、この状況が続いても後1年くらいは何とかなりそうだから。菅ちゃんの話は無視できるかもしれない。
本日の収支(前場・後場合算):+¥5,380,000
後場の独り言
前回の大統領選挙の時を思い出してみると、投票当日の開票を見ながら、前場のうちはポジションが十分に建てられた余裕があったんだよね。そこで、俺は売り建てて撃沈したんじゃないかなぁ。多分、そうだ。いずれにしても、今回だって開票速報を見ながらでいいと思ってる。
でもね、米国大統領選挙は必ず圧倒的な大票田のカリフォルニアを抱える民主党の票が先行するのよ。選挙人数が多分最初から200人くらい行っちゃうんだろうなぁ。なので、株価はズンズンと上昇するはずってことくらいは分る。
特に前回は接戦だったこともあって、前場のうちに一喜一憂してた記憶がある。あの時もヒラリーがなったら米国の先行きは暗いだろうなって思いながらあきらめ気味に見てたよ。あの女(ヒラリー)は、ニクソンのウォーターゲート事件を担当してた頃は将来を嘱望された弁護士だったのだろうけど、そのあと魔女になっちまったからなぁ・・・。
政治の世界は、人間を変えてしまうわな。もっともヒラリーの悪事は書いても仕方ないけどね。恐ろしい女だと、当時は思ったし、後にほとんどが事実だったということで唖然とした記憶がある。
さて、今回の大統領選挙も同じような感覚になってる。とにかくバイデンは、息子(長男?)を亡くして大いに嘆き悲しんだ悲劇の人、見たいに宣伝されてたけど、どうなんだろうねぇ。その割には子育て(ハンター)は完全に失敗してるし、お金は大好きだし・・・。
それでも民主党候補としてはヒラリーよりも数倍マシかもしれないけど。
一方のトランプ大統領は、あれはもうどうしようもない放蕩息子という感じで甘やかされて育てられたことが、過去の動画を見ると本当によくわかる。若いころのトランプは人間的にも救いようがないくらい、嫌な奴だったしね。
でも、破産やら何やらいろいろ経験して大統領になってみると、意外にしっかりした政策を遣るし、戦争や紛争は起こさないし、かなりの平和主義者であることは間違いない。歴代の大統領では最も(紛争などによって)人を殺していない人らしいからね。
なんでもディール(交渉)という割には、自信はほとんど借金で首が回らない状態らしいし、大金持ちなんていうのは幻想なのかもしれないし。でもね、借金で苦労しているということは、あの世界では「マトモ」ってことかも。民主党には財産は多くないけどお金には不自由しないという政治家が多すぎるわ!
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