どこかで上げ止まるのか！？：11月6日（金）前場

日経平均株価　￥24,367（△￥262）

前場の相場概況

これは期日前投票と同じように選挙戦の早期の段階から決めてしまうわけだから、例えば約900万人以上にのぼる新型コロナ感染者とかその周辺の人々は、「トランプ大統領の新型コロナ対策批判キャンペーン」によってことごとく民主党に投票したという背景があるよね。

結局ここまでの苦戦の原因はバイデン氏ではなく新型コロナだったという感じだよね。

さて、米国市場はもう完全に上げ過ぎというか過熱感がびっちりで、選挙跨ぎのこのダウの4連騰はすさまじい。けれども今日も大幅高している日経平均も決して負けていないという感じ。日本市場では、トランプでもバイデンでも、もっというと共和党でも民主党でも経済政策、対外政策に大きな差はないという、とんでもない勘違いをしているわけで、とにかく後場にトヨタがザラ場中に決算発表がされるまでは、この強さは続くだろうね。

もちろん、トヨタはぶっ飛ぶと思うし、まぁ、参加することに意義があるという思いだけで、少し買い持ってるけどね。けれど、今夜の想定としては、開票が進み、今夜はバイデン氏に確報が打たれるだろう。そうなると市場はまたしてもジャンプするのか、はたまたこれで材料出尽くしで売られるのか、ボーダーが存在するようなそんな気がするけど。

とにかく何でも都合のいい材料がポンポン出されるから。。。本質がなかなか見え辛い相場なんだよな。

前場の取引とポジション

7270 トヨタ　￥7,148（△￥164）　決算勝負
買）￥7,070×5000（含み益￥390,000）
買）￥7,050×3000（含み益￥294,000）
買）￥7,040×2000（含み益￥216,000）

週末の後場、ザラ場中に決算発表というのが最近のトヨタのパターンになった。本来トヨタで買い勝負するならば、昨日の前場の寄り後しかなかったと思うけど、見ていただけで買う気がでなかったんだよなぁ・・・。でも、かなり揉み合っただけに、ここから上放れする可能性は相当高いというのにね。

何はともあれ、米国のあの状況を見るにつけ、どこで落とされるか分からないから、下手に買持できないという恐怖が先に立ってしまう。こういうリスクを取れないとダメなんだろうけど、そんな価値はないような気がするから。

まぁ、後場面白そうだけどね。

9984 ソフトバンクG　￥6,780（▲￥90）
空売）￥6,820×2000
空売）￥6,815×2000
空売）￥6,811×2000
空売）￥6,801×4000
買戻）￥6,718×4000（+￥332,000）
買戻）￥6,714×2000（+￥194,000）
買戻）￥6,710×2000（+￥210,000）
買戻）￥6,707×2000（+￥226,000）
空売）￥6,770×2000（含み損￥20,000）
空売）￥6,769×2000（含み損￥22,000）
空売）￥6,763×2000（含み損￥34,000）
空売）￥6,762×2000（含み損￥36,000）
空売）￥6,760×2000（含み損￥40,000）

軽い利食いの後2回転目に突入したSBG。でも、もうこの週末はこのままだと怖い気がするよなぁ・・・。昨日大幅高してるんで今日はハラミ線になるのは、見えていた気がするけど、昨夜の米国がああならなければ・・・。ヤバイヤバイ、タラレバの思考は禁物だ！（苦笑）

6875 ソニー　￥9,184（▲￥45）
空売）￥9,229×4000
空売）￥9,220×1000
空売）￥9,218×3000
買戻）￥9,155×4000（+￥296,000）
買戻）￥9,150×5000（+￥274,000）　

同じ売られるでもSBGとちょっと事情が違うソニー。こっちは週末、大陽線を陰線でカブセられてるんで、前場を通じて全般的に利食いに傾いたということなのだろうね。さすがにここまでぶっ飛ぶと売りたくもなるし、短期では￥9,000台なら十分だろうから。でも、このカブセは曲者で天井になるか否かは分からないから。とりあえず手仕舞いしておいた。

7270 SUBARU　￥2,083.0（△￥8）
空売平均）￥2,108.3×18600
買戻）￥2,010.0×4000（+￥390,000）
買戻）￥2,000.0×8600（+￥930,000）
買戻）￥1,995.0×2000（+￥220,000）
買戻）￥1,980.0×4000（+￥520,000）

いやいや、SUBARUは売りが来てくれて助かったぁ。けどこの場面はドテンするべきだったと後悔しきり。後場はトヨタに連れ高するかも。なんかそんな感じがするよ。

6701 NEC　￥5,630（▲￥50）
空売）￥5,680×4000
空売）￥5,670×3000
買戻）￥5,600×3000（+￥210,000）
買戻）￥5,580×4000（+￥400,000）

決算の内容が今一つだったから、こんな局面ではまず売りからくるという読みが当たった。以前のような恐ろしいまでのザラ場での強さは感じられなくなったし、利食いしたい大口も結構いるのかも。まぁ、深追いはできないんで・・・。

9201 JAL　￥1,873（△￥27）
空売）￥1,880×4000
空売）￥1,877×4000
空売）￥1,875×4000
空売）￥1,871×4000
空売）￥1,869×2000
空売）￥1,868×2000
空売）￥1,867×4000
買戻）￥1,846×8000（+￥260,000）
買戻）￥1,840×8000（+￥264,000）
買戻）￥1,837×2000（+￥64,000）
買戻）￥1,835×4000（+￥128,000）
買戻）￥1,830×2000（+￥76,000）

もう地合いがどうなろうと、菅ちゃんの国会発言のお陰で下限が決まってしまったような感じだなぁ～と。ここはもう底抜けを狙うのを諦めるしかないということで、撤収した。ちょっと残念！

前場の収支：+￥3,680,000

前場の独り言

日経平均はなんと29年ぶりの高値を、全世界が新型コロナ感染拡大で喘いているいま、記録したらしいね。それはもう完全にファンダに従った株価ではなくて、ジャブジャブ相場の成れの果て、みたいな感じだと思う。今後の世界経済を安易に予測できるような状況でないことは確かだし、米国での選挙をめぐる波乱も控えてる。

実に今回の米国は混沌としているというか、上院も共和党多数派維持、と思ったが何やら決選投票云々という話もできてきてる。もちろん、大統領選挙では数々の不正投票が明らかになってきてるし・・・。

考えてみれば、米国で様々な人種や言語が入り乱れてる混とんとした状況の中での選挙になるわけで、一筋縄ではいかないのだろうね。その上、保守VSリベラルの対立、人種間の対立、そして他国に介入とか、そうした混沌は、日本にいたのでは分からないよねぇ。

トランプ大統領が「不正だ！インチキだ！」というと、傍目で見てる日本人は「往生際が悪い」「見苦しい」みたいな感情を抱く人が多いと思うけど、いやいや、カオスの只中にいる当事者にとってはとてもそれどころじゃないだろうしね。

たとえバイデン氏が270を獲得しても、この今の争いは当分続くだろう。なのでこの高値水準で楽観は禁物だろうね。