まったく展開の読めない週末：11月6日（金）後場

日経平均株価　￥24,325（△￥219）

後場の相場概況

さて、織り込み済みなのは、日米の株式市場を見れば分かるというものだが、それだけに今後の展開が読めない。仮に週末に選挙人の獲得数でバイデンが270に到達、あるいは超えたとして、だからと言って株式市場がさらなる上値追いをできるのか？という疑問。

そこまで手放しで歓迎されるような政策をバイデンは打ち出しているのか？というとはなはだ疑問。追加景気対策が当面議会で可決のしようがないことや、FOMCでFRBが静観の姿勢を見せたことから、あとはとりあえず激増してる新型コロナくらいしか、材料がないかも。

ということで、今夜の米国市場は、今夜こそは下だろう。

一方に日本市場の場合、とにかくドル円が容赦のない円高に向かいつつある。そのことが完全に輸出企業の頭を抑えるだろうから・・・。￥24,300は上出来だろうね。

後場の取引とポジション

7270 トヨタ　￥7,019（△￥35）　決算勝負
買）￥7,070×5000（含み損￥255,000）
買）￥7,050×3000（含み損￥93,000）
買）￥7,040×2000（含み損￥42,000）

ザラ場で好決算を発表したトヨタだけど、これってもしかして材料出尽くし・円高での動きなのか？と。タイムリーに決算が見れなくて手間取っている間に、あれよ、あれよと売り物がどっさり沸き上がって、週末でもあるから大きく振られてしまった。

内容は、若干の物足りなさもあるけれど、流石トヨタと思わせる。もちろん通期は上方修正してきた。週末が読めないので、結局動かずに放置。

7270 SUBARU　￥2,083.0（△￥8）
空売）￥2,110.0×4000（含み益￥108,000）
空売）￥2,105.5×2000（含み益￥45,000）
空売）￥2,105.0×11000（含み益￥242,000）
空売）￥2,104.0×2000（含み益￥42,000）
空売）￥2,103.0×2000（含み益￥40,000）
空売）￥2,091.5×4000（含み益￥34,000）

決して悪くはないけれど、燃費是正に迫られて大量モデルチェンジを敢行したことが響いた決算に対し、物足りなさから売られたりしたSUBARUだけど。いやいや、円高の進行が嫌われると見て、再度売り建て。バイデンで決まると、もう一段の円高になると思っているけれどね。正直、自信ない。

9984 ソフトバンクG　￥6,722（▲￥148）
空売）￥6,770×2000（含み益￥96,000）
空売）￥6,769×2000（含み益￥94,000）
空売）￥6,763×2000（含み益￥82,000）
空売）￥6,762×2000（含み益￥80,000）
空売）￥6,760×2000（含み益￥76,000）

最後の最後、大引けでポジションを外すべきだったと大後悔してる。よほどのことがない限り月曜は上だろうな。そんな需給が見て取れるので・・・。

6875 ソニー　￥9,145（▲￥84）
空売）￥9,200×4000（含み益￥220,000）

逆にソニーは売るべきじゃなかった。全く需給に自信ないから、玉数を建てられない。そんなの当たり前だ、と言われるかもしれないけど、この株価の位置は勝負処に入ってるからなぁ・・・。根性なしだな。

9201 JAL　￥1,843（▲￥3）
空売）￥1,870×4000（含み益￥108,000）
空売）￥1,866×4000（含み益￥92,000）
空売）￥1,865×4000（含み益￥88,000）
空売）￥1,864×10000（含み益￥210,000）
空売）￥1,863×6000（含み益￥120,000）

さてあまりに景気よく買われだしたのを見て、そんなに動くなら・・・とばかりに条件反射的にまたぞろ、売り建ててしまったJAL。昨日あるサイトでJALは資本政策してくるだろうということを見た。ANAは思い切り、銀行に融資枠を要請したりしてるけど、JALはまだ余裕があるからほとんど動いていない。

なのでもしかしたら増資でもするかなとおう思惑もあったけど・・・。さてどうなんだろうね。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥3,680,000

後場の独り言

まったく今週は、米国の大統領選挙に翻弄されたな。それは米国とかかわりのある全世界の多くの人が同じような心境で見ていただろうね。そして結局5日経ってもまだ決まらない。トランプ大統領は徹底的に法廷闘争をすると言ってるけど、できることはやった方がいいと思う。

今回バイデンが勝って民主党主導型の政治になると、選挙はますます合理性を追求する方向になると思うし、様々な改革もなされるだろう。しかしその合理性の裏には必ず不正の余地が生まれる。この際、そうしたことを排除する方向にしておく必要があると思うから。

さて、負けると言ってもトランプ大統領は、来年の1月までは大統領なわけで、大統領権限でできることは、最後になんでもやってくると思う。そうしてもらわないと、日本や台湾は大変な事態にすぐさま直面するような気がするしね。

バイデンは安全保障面では全くあてにはできない。

なんだか、背筋が寒いよ。さて今夜はゆっくりと決算と米国市場を見ようと思う。