ブルームバーグが助長する株式市場のポジションの偏り
- 2020.11.15
- 放言
米国投資家は(ウォール街)は、バイデン・ポジションを取っているからか、是が非でもバイデンを次期大統領にしないとまずいらしく、連日必死になっているというのが、ブルームバーグの週末の記事を見てもよく分かるよね。
こんな訳の分からない団体を引っ張り出して、「11月3日の選挙は米国史上最も安全だった」と言わせてるのを記事にする・・・。
米議会共和党ではなくて共和党の一部の議員の意見だろうが!偏向報道!
もうすでにトランプ大統領をやめさせてるよ!ついでにFOXを攻撃しちゃえ!ってか。
NYの司法当局はトランプ大統領を調査してるだろう。けど、FBIはバイデンゲート、ヒラリー、オバマを入念に調査完了してるんだよ。だからトランプ再選だけは困る。困るからオバマなんかは大統領経験者としては異例の選挙応援に必死になったわけだ。見え見えだろ!みんな訴追される可能性が高いからね。
7200万票を獲得した事実をもっとも極端に歪曲した記事。今回の大統領選挙での大手メディアの立ち位置が集約されているので、ある意味面白い。
この会見フルで見たけれど、敗北を示唆などしていない。他のメディアでさえ、あの共同でさえそういう解釈はしていないよ。完全に偏向報道じゃないか!
バイデンが本当にイエレンに財務長官を要請したのなら、なかなかだろう。イエレンと言えばFRB議長任期切れのとき、続投を信じて疑わなかった。ところがトランプ大統領はパウエルを選んでしまった。それがイエレンにはかなりショックだったと思うし、ここで担ぎ出すにはもってこいだろうから。
もしそうなっても全く反対はしないよ。イエレンなら適切な金融政策をするから最高だからね。
メディアのくせに!
ブルームバーグと言えば、ロイターやウォールストリートジャーナルと並んで主要な経済系メディアであって、言うまでもなく今回の大統領選の民主党候補に社主のブルームバーグが立候補した。このことは、ブルームバーグが中立ではなく民主党寄りのポジションを取りうることを示唆している。
そのせいだとは言わないまでも、週末の同社ウエブサイトのトップには、なんと8本もの反トランプ記事が堂々と掲載されている。これらの記事は、米国の次期大統領がバイデンであることを前提として書かれたものであることは疑いの余地がない。つまり、常にウォール街の動向をアシストするような立ち位置のブルームバーグだからこそ、投資家に対する影響は大きいと思う。
ブルームバーグが記事を書いた時が株式市場の天井であり、底であると個人的には思っているし、またいままでそういう事が大半だった。
おまけにトランプ大統領と犬猿の仲だったファウチ所長の満面の笑みをもって、今度は正反対の見通しを堂々と掲載しているから呆れる。
この人はもはや学者ではなく政治屋のようなポンコツ学者だ。
それにしても、あまりにも偏り過ぎていると思う。週末の米国株式市場はバイデン決定との報道で上昇を加速してしまったよ。これで、株式市場の次の材料は、上院で民主党が同数に持ち込めるか否かにかかってる。もっとも共和党の中に民主党寄りのお調子者がいて寝返るようなら、ほとんどブルーウエーブになる。もしなったら、正直株式市場は暴落すると思うよ。そして2021年は相当に厳しい年になることは決定的だね。
だからこそ、今は、あげられるだけあげるの!もうバンバン吊り上げておく。そのために日本市場だって空売り比率が30%台で、下値は鉄板を演出しているしね。
正直今の相場は、完全に海外勢に演出されたもの。多分この調子で行くと徐々にオプションのプットのポジションがジワジワ上昇し始めるはず。もしブルーウェーブなんてことになったら来年は「完全に俺の年」だって勝手に決めてるんだよ(苦笑)もちろん小型株は阿鼻叫喚だと思うけどね。
そうならないためにも、トランプ大統領続投でないとダメなのよ!
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