日本のメディアで最も公平な唯一のTV局
- 2020.11.24
- 放言
今回の米国大統領選挙に関して、最も興味深いのは米国主要メディアの報道姿勢。加えてネットの大手プラットフォーマーが、SNSでどのような対応をしたかということだよね。そして日本のTV・新聞といったメディアは、完全に米国メディアの後追い報道に終始しているし、それだけではなくて、NHKは完全・完璧な変更報道をやらかしている。
しかし、そんな中で日本では唯一公正な報道姿勢を貫いているのがテレ東なんだよね。まぁ、テレ東全体を見れば、同じような反トランプ報道もあるけれど、少なくとも堂々とこうした番組構成を行って客観的な報道という視点で米国の大統領選挙の混乱を報道しているのは、恐らくテレ東だけだろうね。
少なくとも報道というからには、トランプ陣営、バイデン陣営の双方の主張をこうして客観性を失わずに伝える、というのが最低限メディアにとって必要なことだと思うけどね。
普通報道番組だってディレクターかそれに相当する責任者が、客観性をチェックすると思うのだが、もしもそれをして上での反トランプ報道だとすれば、本当に日本のTV・新聞メディアは壊滅してると言ってもいいと思うよね。
新型コロナの報道にしても、感染者が増えてくると数字ばかり報道して「危機的状況」と煽る。けれどその数字が他国と比較していかに低いか、という視点は全く欠如してるしね。反面、GoToは感染拡大を助長する可能性がある、としながらも形式は専門家(多くは医師)のコメントとしてそのニュアンスを伝えるのみ。
そういう姿勢が全く納得できない部分があるしね。常識的に考えて、GoToやれば感染者は増えるでしょ!感染が危機的状況ならとりあえずGoToは止める。だから新型コロナ感染よりもGoToの方が重要だというスタンスで報道しているのに、両方大切ですといい子ぶる。
例えば街にでて一般人にインタビューしてきて、さも客観的と言わんばかりの番組構成をやっていて、そのなかで一般人が「経済を回すことも大事だから」と言うのを必ず拾う。正直、一般人はそんなのTVの受け売りだから、マッチポンプ報道なのよ。
GoToで経済が回る?ちゃんちゃらおかしいね。そんなことはまずあり得ない。GoToに関係なくて苦しんでいる人は大勢いるわけだから、完全に不公平かつあまり全体経済に効果のない偏った政策だと言えるはずなのに、「経済を回す」ってね。
要するに日本のメディアって人為的な茶番を作り出してるだけなんだ。責任は取りたくないから、専門家や一般の声に押し付ける。メディアとしての役割も姿勢も考えていないから、だから米国からストレートに反トランプ報道を持ってきて流すだけ。
劣悪だな。
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