寝ている間に暴落の悪夢

寝ている間に暴落の悪夢

寝覚めが悪いなぁ・・・寄り付き後の値動きみてて嫌な予感してたんだけどね、もう見てるのが嫌になって、寝てしまったよ。もう無抵抗で落ちてたね。

問題は、長期金利(米国債10年物金利)で、何と1.532%まで急騰してる。何処とは分からないけれど、米国の財政状況の悪化を懸念して、海外勢が売りに走った結果だろうけどね。でも元凶は外でもないパウエル議長だろ!?

「長期金利の上昇は健全な経済の証で問題はない」というような趣旨の発言をやっちまった!おまけに政権閣僚からは強気の発言が出たりしてて、そんな中で1.360%を再び超えてきた。

あとはもう、米国債売りが止まらなくなったという感じ。多分欧州の政府系ファンドとか、オイルマネーとか、もしかしたら中国とかも、売りに出てるかも。

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長期金利は、景気回復を先取りしてる、と言って防戦してもどうやら無駄っぽい。海外系だけじゃなく、米国系の債券運用もハチの巣をつついたような状況になってる。

でもね、こうして国債が売られて、その膨大な資金はどこに向かうのか?って話になる。というか、米国ではこれから膨大な景気対策予算を議会で通して執行するわけだし、さらにまだあるよ!ってことで次の政策を披露します、みたいなこともバイデンは言ってるしね。

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さらにいま、世界の経済活動が本格的に再開されつつある中で、コモディティはどうするの?みたいなね。この下落で高値を取ってた銅やプラチナも下落してるけど、原油だけは高止まりしててWTIは$63台。でもすぐに戻して、高値追いを始めるんじゃないかな?

そうなると、本当にこの金利上昇は止まらなくなるかも・・・。こりゃパウエル議長が、「ごめんなさい、私が間違ってました。今の時期、長期金利上昇はやっぱりマズイです。買います、買います」と言わないと収まらないかも。

というか、これって、もしかしたらバイデンのMMTに市場がNOを突きつけてる!?でもね、金利上昇を止めるために買いオペやっちまったら、さらに資金がジャブジャブ出てくることになるし・・・。

そうなると、これはいよいよバブル突入前のしゃがみこみかい?

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