いつも通り米国連れ高:7月2日(金)前場
- 2021.07.02
- トレード日記
日経平均株価 ¥28,791(△¥84)
日本市場は単純に米国連れ高。前場のザラ場は評価できず。
前場の相場概況
雇用統計前であろうが何であろうが、米国市場が堅調に推移したなら、日本株はリバウンドする。5日連続の陰線の後なのでテクニカル的にもリバウンドするんだろう。けれども、日本市場が買われているのはあくまでも、米国市場に引っ張られた連れ高の域を出ていない気がするんだよね。
昨日の時点で、日経平均株価はPER13.88となっていた。まぁ、安いから買えるかぁ、みたいなことも多少はあるかもしれないけれど、それよりも連れ高させておかないと、この円安では堪らん、ということだからね。これで、米国がインフラ投資法案に踏み込んでくると、さらに円安が進む可能性が在る。それって海外勢にとってみると、ドル建てでは目減りする一方だからな。
こういう相場だから、日本株が独自にファンダメンタルズで動く、なんてことはほとんど考えられないのよ。だから新型コロナの変異種の感染が拡大しようが、何しようが株式市場は無視するだろうし、当面は米国市場の動きについて行くしかない。そして、とにかく8月に1Qが発表されて、日経225のEPSがどうなるか・・・それを見てみないと、何ともセクター選別もできないからね。
ただ・・・、気になることが2点。1点はソニーが動意づいてリバウンドを始めたこと。アナリストはソニーの業績を漕艇場と評価してるのかもしれないしね。それともう1点はフランスで新疆ウイグル問題について利益を得てるのかファストリを調査するということ。
これって日経平均には、結構な影響が得る可能性が在るからね。要注意かも。
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥15,720(△¥120)
空売平均)¥15,859.5×1680
買戻)¥15,620×1680(+¥402,000)
昨日同様に朝寄り直前で売り物がでてきてラッキーな買戻しになった。こんなものは、これで良しだね。
7203 トヨタ ¥9,780(△¥90)
空売)¥9,750×2000
空売)¥9,748×2000
空売)¥9,747×1000
空売)¥9,745×2000
買戻)¥9,752×7000(-¥31,000)
買)¥9,752×5000
売)¥9,845×2000(+¥186,000)
売)¥9,850×3000(+¥294,000)
自動車は大きく買われる動きになってるものの、トヨタが引っ張ってるわけじゃない。そういう意味では、今日あたりリバウンドをはやしての個人買いが多いという事かも。ロングにしてみると、この位置でトヨタは買いたくはないだろうし・・・。
流石にトヨタは6月までの販売は絶好調だったらしい。米国ではGMが好調みたいだけどね。やはり6月までは半導体は影響がない、とコメントしていたことは正しかったということで、1Q決算は想定以上かもしれないけれど、問題は7月以降通期でどれほどの影響がでるのかということだからね。展開によっては再度¥10,000オーバーで¥13,000くらいまでありそうだけど、いまじゃないと思うので。
7270 SUBARU ¥2,228.0(△¥51.5)
空売)¥2,238.0×2000
空売)¥2,234.5×4000
空売)¥2,234.0×1000
空売)¥2,223.0×2000
空売)¥2,222.0×1000
空売)¥2,200.5×4000
買戻)¥2,172.0×14000(+¥710,000)
何と寄り付きでGDスタートになってくれたSUBARU。そりゃこの気配なら買い戻すよね。でも、この銘柄のドテン買いは出来なかった。9時半すぎたらやはり売り目線で見てる。トヨタに連れ高はいいけれど、販売好調・生産絶不調みたいなのが実態だと思うので。玉がなければ商売にならないよ。
7201 日産 ¥563.4(△¥15.6)
空売平均)¥555.3×58000
買戻)¥555.0×58000(+¥17,000)
買)¥555.0×60000
売)¥563.5×10000(+¥85,000)
売)¥564.0×10000(+¥90,000)
売)¥564.5×5000(+¥47,500)
売)¥565.0×35000(+¥350,000)
自動車は、トヨタとGMの販売好調の記事がでて、何も買い材料がない中で、ある程度資金が集中するんじゃないかと思ったから、トヨタ同様ドテン買い。こんな時は個人投資家が買いやすい日産に資金が集まるよね。よく買われたんで、利食いもイージーだった。しかし日産をここまで買うか?みたいなね。株式市場には資金が相当余ってるっぽいね。
6501 日立 ¥6,446(△¥99)
空売)¥6,485×4000
空売)¥6,430×3000
空売)¥6,427×1000
空売)¥6,421×1000
空売)¥6,416×1000
買戻)¥6,385×10000(+¥644,000)
担がれて含みの半分を溶かした日立。こういうことを承知で持ち越したのだから、朝寄りで買い戻すのに躊躇いはない。ちょっとした値動きを獲る、みたいな投資には、最近限界を感じる。特に7月相場では・・・。あとは今夜の雇用統計をどう狙うかだけど、日本人の感覚だとついて行けない部分があるから・・・。
4061 デンカ ¥3,710(△¥30)
買)¥3,700×3200(含み益¥32,000)
たまには地味な銘柄もいいんじゃないか、ということで。ここって新型コロナの検査キットなんかもやってるんだなぁと初めて知ったよ。業績は文句なしだからいつかは・・・(苦笑)株式投資っぽい!(笑)
前場の収支:+¥1,900,000
雑感彼是
なんか日本市場は本当に覇気がないねぇ・・・。日経平均でいえば¥130高、¥140高はあると思ってた。ちょうど米国ダウにサヤ寄せする形だよね。まぁ、でも、行ったはいいけれど、押し戻されてる、みたいな動きになるところが、本当に嫌らしいというか、なかなか、思うようには動かないっていう投資家さんも多いかもね。
流石に今日あたりの米国ダウCFDは、それほど高値に誘導しているわけじゃない。結局雇用統計後の値動きに自信がないというか、当たり前だけどね。それに嫌らしいのは、米国経済がインフレで、好景気で、という割に米国債を離す人がいないって事。
これが一番引っかかるんだよなぁ・・・。何せ米国債10年物金利と言えば、米国経済の将来的な灯台みたいなものだから。それから昨夜の米国市場でSOXが大幅に下げてる。NASDAQはなんとかプラスで引けたけれどこの動きがギクシャクしてて・・・。
OECDで法人の最低税率がいよいよ15%で決まりそう。となると今度は米国国内の利上げ論争に移るわけだが、とにかくなんとか税収を確保しないと、インフレが止まりそうにないからなぁ。もちろん米国が25%に増税できまるなら、それほど(株式市場には)影響は出ないかもしれないけれどね。
バイデンは当初の28%案を25%に引き下げるらしい。けれど、これってイエレンは承知するのかね?まぁ、よく分からんけど、イエレンが「インフレは年内いっぱい」と発言していた根拠に28%増税があったのは間違いない。それが妥協となれば、早期にFRBがテーパリングするしかなくなってくるしなぁ。
まぁ、目先の相場は、そんなことでは動かないだろうけど、米国市場のピークを探る上ではやはり気になるよね。
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