下げ過ぎた反動だけど:7月20日(火)前場
- 2021.07.20
- トレード日記
日経平均株価 ¥27,564(▲¥88)
ダウCFDを睨んだテクニカルリバウンド
前場の相場概況
昨夜の米国市場はダウが▲$725と大幅下落。三市場とも下げたわけだが、とにかく米国債10年物金利が急落とあってはその影響は(金融株の多い)ダウが一番大きかったということ。けれども、低金利で恩恵のあるはずのS&P500もNASDAQも厳しく売られたというところから景気の先行き懸念ということになるんだと思うね。
それを受けての日本市場だけど、流石に5日続落で¥1,388の下落ということで、テクニカル的にもリバウンドと言うことになった。寄り付きから日経平均は揉み合って、ある程度売り物をこなしたのも大きかったと思うけどね。
ただこの戻りの要因はやはりショートカバーが中心だと思うし、それも堅調にプラスしてる米国ダウCFDの影響も大きいと思う。今夜の米国市場は戻ると想定すれば、売り方はどうしても買い戻さないわけには行かないからね。そして恐らくその戻しの傾向は後場も続くのでは?と思う。
なので、個別で狙うならデイトレと割り切って買い勝負するのはありかも。もちろんこんな時に狙えるのは、日経レバだとばかり買ったけどね。
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥14,390(▲¥80)
空売平均)¥14,566.3×2020
買戻)¥14,200×2020(+¥740,000)
買)¥14,170×2000(含み益¥440,000)
買)¥14,160×3000(含み益¥690,000)
このまま上昇してゆくとは考え辛いような需給だけど、さりとてここからザラ場で売り叩けるとも思えない。こうなったらあとは米国市場の動き次第ということになると思う。大きくGDしたら買い戻す。朝寄り後に揉み合って、売り物をこなしたように見えたので、買ってみたけれど、深追いは出来ないと思うので、後場は適当に放すつもり。そのくらいの動きで前場はいいと思うけどね。
6501 日立 ¥6,295(▲¥45)
空売)¥6,565×2000
空売)¥6,564×2000
空売)¥6,563×2000
空売)¥6,560×2000
空売)¥6,340×4000
買戻¥¥6,240×12000(+¥2,984,000)
とりあえず日立を筆頭に売り建玉はすべて朝寄りで利食いした格好。こうなっても日立は需給が崩れたように見えないところが凄いし、相当決算期待が強いのかもね。
7203 トヨタ ¥9,673(▲¥67)
空売)¥9,915×2000
空売)¥9,910×4000
空売)¥9,740×2000
買戻)¥9,680×8000(+¥1,510,000)
やはり好業績期待の大きな銘柄は、こんな地合いでも普通に押し目は買われるという事かも。でもトヨタがそれほど買えるかな?なんて言うのは俺の個人的な見方だけどね。
7201 日産 ¥553.0(▲¥8.9)
空売平均)¥577.0×58000
買戻)¥553.0×58000(+¥1,392,000)
7270 SUBARU ¥2,055.0(▲¥33.5)
空売)¥2,142.0×2000
空売)¥2,141.5×2000
空売)¥2,140.5×2000
空売)¥2,140.0×4000
空売)¥2,107.0×4000
空売)¥2,088.5×4000
買戻)¥2,065.0×18000(+¥1,020,000)
そういう意味ではトヨタ以外の自動車銘柄の戻りは限定的になるのは当然だと思うし、半導体懸念に加えて円高もあるんで厳しいと思う。まぁ、それが普通の味方だろうし、ここで買ってもあまりいいことがあるようには思えないけどなぁ・・・。
6758 ソニーG ¥10,820(▲¥110)
空売)¥11,245×1000
空売)¥11,235×1000
空売)¥11,225×1000
空売)¥11,215×2000
空売)¥11,020×2000
買戻)¥10,730×7000(+¥3,065,000)
やはり個人投資家の多い銘柄ほど、今回の下落は良く売られたと思う。思った以上に値幅が出てくれたソニーだけどここは朝寄りで決済するしかなかった。こういう時は手堅くプラスする。やられるときも大きいので。
8035 東京エレクトロン ¥44,730(△¥180)
空売)¥45,500×1000
空売)¥44,650×500
買戻)¥44,260×1500(+¥1,435,000)
6857 アドバンテスト ¥9,240(△¥80)
空売)¥9.290×3000
空売)¥9,150×2000
買戻)¥9,160×5000(+¥370,000)
4063 信越化学 ¥17,545(△¥15)
空売)¥17,885×2000
空売)¥17,650×1000
買戻)¥17,305×3000(+¥1,505,000)
半導体関連はマチマチ。でも寄り付き後から買いに転じたエレクとアドバンは、本当に朝寄りで手仕舞いしておいて助かった。特にアドバンはGDもしてくれなかったし・・・。信越は米国の住宅市況の影響もあったかな。でもプラテンは立派!
前場の収支:+¥10,620,000
雑感彼是
今日は寄り付きで手仕舞いしようか、少し様子を見ようかで結構迷ったよね。寄り付いたら売り物(個人投資家の投げ?)が来るかもしれないと思ってたし。でも朝寄りが高め(戻り基調)で推移してたので、これはショートカバー来ちゃうかな?ということで、買戻しを決めた。
こんな時は、選別しないで一気に手仕舞いしてしまうというのが正解だと俺は思ってる。なぜなら、全体相場で動いてしまうから。こういう相場になった以上、個別のファンだを見極めて取引、というよりも指数を中心に物事を考えないと間違うからなぁ・・・。
というわけで、結果的にはそれが正解で、案の定ショートカバーで全体相場もマイナスをかき消す勢い。いままで何度か、ショートカバーの恐ろしさを味わってるんで、薄商いのなかでカバーされると、下手すれば何処までも上昇してしまうからね。痛い目にもあったんで、同じ間違えはしたくないからね。
じゃ、この相場は戻るのか?と言われると俺自身はそうは思えないんだよ。一旦は下抜けた日経平均だし、良く戻っても5日線まで、くらいの感覚でみてる。ただしタイミングがね、米国市場が上昇することを計算しないと、迂闊にポジションは建てられない。なので後場はじっくりと相場を眺めてみるつもり。
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