素直に上昇できない日本市場：7月20日（火）後場

日経平均株価　￥27,388（▲￥264）

後場の相場概況

この辺りが日本市場の弱さというか、まぁここで買いを入れても仕方ないという投資家の気持ちは十分に理解できる。

その米国市場だけど、戻りか続落かは五分五分の展開になると思う。普通ならば、窓空けて下落していることもあって文句なしに売られる日足チャートだと思うけれど、景気の先行き懸念という漠然とした材料で下げるにしては、昨夜の米国市場はやり過ぎたと思う。また新型コロナのデルタ株感染拡大を嫌気するというのならば、逆にもっと厳しい下げになってもおかしくなかった。

その意味では日本株が、寄り付き前の気配を切り上げて寄り付いたこともかなり気になった。確かに日本はデルタ株が猛威を振るいつつあるし五輪直前ということで何かと話題が豊富だから、ネガティブ視されそうだけど、少なくとも今日発表の感染者数は休み明けなので一息だろう。

それに日本市場、日経平均は5日続落となったわけで、ここから6日続落を見るのも勇気がいるしね。テクニカルでは一旦の反発となってもおかしくない。ただそれも、今夜の米国市場次第と言うことになるけどね。

もしも、先行きの景気懸念でもない、インフレ懸念でもデルタ株懸念でもないとするならば、そろそろその正体を現してもいいタイミングだと思うけどね。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥14,220（▲￥250）
買）￥14,170×2000
買）￥14,160×3000
売）￥14,310×5000（+￥730,000）
買）￥14,220×5000（変わらず）
例えば225主力をここから売り事は流石に出来なかったし、ならば買いは？と言うと、マチマチの動きをされそうなので、一旦の戻りを狙うならやはりレバの買いしかない、ということで大引けで結構な枚数を買った。まぁ、冒頭にも書いたけれど、戻るか否かは五分五分くらいの可能性だと思うし、まぁまぁ、やられても仕方ないという感じで構えてる。

とにかく、気に入らないのは、ザラ場でダウCFDが堅調にもどってたこと。戻りを志向するならば、なにもCFDを動かす必要はないと思うけどね。だいたい、日本市場を動かしたいときにダウCFDを弄るわけで・・・だとすると、買わされたことになるからなぁ・・・。

まぁ、後場は勝負する気もなく、というかマジでどっちかは見当がつかなかったからなぁ・・・。

8698 マネックス　￥655（▲￥10）
空売）￥664×4000（含み益￥36,000）
空売）￥663×12000（含み益￥96,000）
空売）￥662×8000（含み益￥56,000）
空売）￥661×4000（含み益￥24,000）
さて、後場唯一遊んだのがマネックス。ビットコインが大分下げてたので以前から予想していた300万割れが来てもおかしくないということで寄り付きから売り玉を建てた。そうしたら場中にいきなり、20万ほどストンの来てくれて、なかなかいい感じで下落した。

いま株式市場もリスクオフで来てるからビットコインにも波及するんじゃないか？という予想だけど・・・。何度もタイミングがずれてるんで自身はあまりなし。でも、なんか来るんじゃないか？

本日の収支（前場・後場合算）：+￥11,320,000

雑感彼是

大引け後のCFDはダウが大幅戻りとなって、当然日経平均もちょいの間に￥170ほど戻してる・・・。これ、いつものパターンだねぇ・・・。でも欧州市場が寄り付いて大幅上昇している影響ともいえるわけだから、何処まで戻るんだろう？という感じがしないでもないけれど。

まぁ、今のところこれと言った材料が出てるわけでもないし、今日あたりは米国市場のザラ場中に何か出そうな気がする。このところ、何もない相場が続いてるからなぁ。

このまま行けば日経平均は今日の下げ分くらいは余裕で戻さないといけないわけだけど、ショートカバーってCFDはそんなに売られてるのか？って感じもするし、そうなると実弾を買ってくる？って考えてしまう。

まだ五輪も始まってないし、デルタ株の動向も不安定だし、日本株を買う材料と言えば、皆無と言ってもいいと思う。そんななかで日経平均が上昇するとすれば、完全に米国市場連動しかないんだろうけどね。個人的には、日本株にたいしてそれほど楽観できてるわけじゃない。

まぁまぁ、これからウォール街が面白そうだしね。金利は下がるわ、中国はキナ臭いは、中国企業のIPOは出来ないわ、etc.　いろいろあると思うから。