楽観できない戻り相場へ!?:7月29日(木)後場
- 2021.07.29
- トレード日記
日経平均株価 ¥27,787(△¥200)
一時的な戻り相場へ突入か!?それほど楽観はできないはず。
後場の相場概況
日本市場のみならず米国市場も、中国上海市場と香港市場の動向を非常に気にしていたと思うけれど、今日のザラ場が順調に推移したことで、恐らく安心感が出ただろうと思われる。
日中足を見ても分かるように前場は中国市場が始まるまでは、警戒の売りが出て、堅調を見極めた後場は寄り付きからGUして始まったという経緯。ザラ場では米国ダウCFDはそれほど反応しなかったけれど、恐らく日本市場と同じセンチメントになるんじゃないかな。
となれば、とりあえずインフラ投資法案に関して、上院で来週採決というニュースを好感するんじゃないかと思われる。FOMCで早期利上げを改めて否定していることも地合い的には追い風になるだろうし、センチメントが改善したときの米国市場は本当に強いからね。
そういう意味では、この辺りが一旦の相場の変わり目になる可能性もある。そして日本企業の決算は思ったよりも良好な主力銘柄が多いこともプラス要因になる可能性が在る。けれども、日本市場の主力には、信用取り組みが洒落にならないほど悪化しているものも多く、個別は要注意だね。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥14,630(△¥210)
空売平均)¥14,730×3580
買戻)¥14,590×3580(+¥500,000)
買)¥14,590×5000(含み益¥200,000)
十分に中国市場の動向を見極めた上での後場のGUなので、ショートカバーが出始めたと思った。こういう展開になってしまうと、戻りで大幅高の可能性が在るので、ここは躊躇うことなく売り玉をカバーしてドテン買いに転換した。こんな局面では日経レバは本当にやり易いし、何よりも手数料がほとんどかからないのも有難いからね。
9984 SBG ¥7,020(△¥275)
空売)¥6,940×2000
空売)¥6,920×2000
空売)¥6,914×2000
空売)¥6,907×2000
空売)¥6,905×2000
空売)¥6,903×2000
空売)¥6,900×6000
買戻)¥6,950×18000(-¥722,000)
買)¥6,950×10000(含み益¥700,000)
昼の間ずっと悩んで、全体相場の上昇で買戻し優勢となる、と予想して売り玉をカバーしてドテンすることにした。いくら下を見てると言っても短期の値動きでは戻りも十分にあるんで、後はどのタイミングで入るか、が勝負の分かれ目になるだろうね。いずれにしても、買いはワンナイトで十分だ。また勝負するよ。
7203 トヨタ ¥9,856(△¥52)
買)¥9,830×2000(含み益¥52,000)
買)¥9,822×4000(含み益¥136,000)
買)¥9,821×1000(含み益¥35,000)
買)¥9,820×2000(含み益¥72,000)
日産の好決算、そして他の主力の好決算を見るにつけ、トヨタは相当にいい決算を出してくるだろうと思った。半導体不足を最も上手く乗り切ってる企業だと思うしね。引け後、販売好調で世界首位確実、なんてニュースも流れてたけど、このままじゃ自動車はトヨタが一人勝ちする可能性もある。
7201 日産 ¥627.9(△¥34.2)
買)¥627.9×80000(変わらず)
待望の決算らしい決算を出してくれた日産。このまま半導体不足が解消されれば、業績はどんどん伸びるだろう。なので、利食い売りに押された大引けで買い勝負を挑むことにした。
(とにかく今の主力のなかで自動車と船は本当に取り組みが良好だから、買い安心感がある。ある程度の決算を出した自動車は、売られることはないだろうと思うよ。)
4063 信越化学 ¥17,815(△¥170)
買)¥17,785×500(含み益¥15,000)
買)¥17,780×1000(含み益¥35,000)
買)¥17,775×500(含み益¥20,000)
買)¥17,770×2000(含み益¥90,000)
買)¥17,765×500(含み益¥25,000)
好決算、それも予想外にこの保守的な企業が上方修正してきたにもかかわらず、今日売られたのは心外でもある。半導体安で連れ安するような銘柄じゃないしね。
それで待望の米国インフラ投資法案が来るとなると、米国比率の高いここは、この先非常に有望だと思うんで、¥17,000なら勝負になるということで、ガッツリと行った!俺にとってはリベンジだな。
9101 日本郵船 ¥5,500(△¥70)
買)¥5,410×4000(含み益¥360,000)
買)¥5,370×3000(含み益¥390,000)
買)¥5,360×2000(含み益¥280,000)
9104 商船三井 ¥5,030(△¥80)
買)¥4,965×2000(含み益¥130,000)
買)¥4,955×2000(含み益¥150,000)
買)¥4,950×4000(含み益¥320,000)
買)¥4,910×2000(含み益¥240,000)
9107 川崎汽船 ¥3,495(△¥45)
買)¥3,435×2000(含み益¥120,000)
買)¥3,430×7000(含み益¥455,000)
買)¥3,425×3000(含み益¥210,000)
郵船2.94、商船3.59、汽船3.00、という貸借倍率は今のこの市場にあってまるで奇跡というかね。上昇相場になってるんでそうなのかもしれないけれど、さりとてこのファンダメンタルズでは、売り勝負もできないよなぁ・・・。俺もしばらくは眺めるだけだったけど、米国のインフラ投資法案云々ということになると話は別。しかも自動車もなかなか好調ということだし、原油や天然ガスも需要増大・・・。となるとバラ積船も含めて死角がないということになる。バルチック指数も高止まりしてるしね。この局面で買いとなれば行くしかない。
本日の収支(前場・後場合算):+¥1,460,000
雑感彼是
とにかく一時的でも中国市場が下げ止まったという事への安心感は決して小さくはないはずだ。その上米国市場全体の雰囲気がかなり好転していると思える。仮にこのまま中国問題を無視できるのならば、目立った悪材料は一時的とはいえなくなったとも言える。
FRBがこうまでインフレを否定して、利上げは当分ないとなって、その挙句にインフラ投資法案が来週採決となると、秋口と見られていたこの法案が2カ月あまり前倒しで来ることになるからね。
こうなったときの米国市場の強さ、というか、もう何も言うことはないので、今夜どうなるのかモニタリングするだけだね。
前場に書いた通り、買ってみたわけだから。
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