バーゲンセールでも買われない日本株:8月16日(月)後場

バーゲンセールでも買われない日本株:8月16日(月)後場

日経平均株価 ¥27,523(▲¥453)

安くても買いたくないということは・・・何かあるのかも。

後場の相場概況

後場になってショートカバーで¥200くらい戻ってしまうかな?という感覚で見ていたけれど、ほとんど買いらしい買いは入らずに、かろうじて安値から¥97戻したという大変に息苦しい相場展開になった日本市場。

この息苦しさはどこから来るのか?と言えば、一つには米国債10年物金利の下落からくる円高にあるのは明らかだけど、問題なのはなぜ10年物金利がここまで下がるのか?ということ。ザラ場では1.246pという底を打ったかに見えた金利は結局1.258pとほとんど動かずだった。

その結果ドル円は¥109.400辺りまで来てなおも円高方向を伺うという感じで、やはり米国の投資家も今夜の米国市場が大きく利食いになるという前提で動いてるとしか思えない。

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恐らくだけど、米国ではそうなるような報道があるのではないか?と思うし、アフガニスタンの状況を地政学的リスクと認識しているのかもしれないし、あるいは金曜の8月ミシガン大学消費者態度指数をよほど気にしているのか・・・。

米国市場が何かを気にしていることは確かで、それを前提に考えると日本株は安くても買えないということなのだろう。たしかに日本の状況はお世辞にも買えるような状況でないことは明らかで、加えて政治の不透明感あり、中国不安ありだ。

しかしそれにしても今日の引け値のPERは、12.98と13.00を割れている。根底には何かがありそうな気がするんだが・・・掴めない。

後場の取引とポジション

7203 トヨタ ¥9,813(▲¥152)
空売)¥9,900×4000(含み益¥348,000
流石に好業績のトヨタは押し方も少なく、反発となれば真っ先に行くぞ!みたいな感じがするけれど・・・。相場に関して全く判断できず、そのまま持ち越しになった。

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6758 ソニーG ¥10,915(▲¥250)
空売)¥11,095×4000(含み益¥720,000
ソニーが安いのは分からなくはないけれど、ファンだでは割安であることは間違いないので・・・。それにしても全く分からん相場になったものだよ。


4063 信越化学 ¥17,590(▲¥340)
空売)¥17,835×2000(含み益¥490,000
米国経済に懸念が持ち上がると売られるのは分かるけれど、今の水準から下があるのか?というと・・・。持ち越したことを多少後悔もしてるけど。

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9983 ファストリ ¥73,220(▲¥2,210)
空売)¥74,820×800(含み益¥1,280,000
引け前に¥73,020まであったファストリ。今日はこの下げ方からして相当な空売りが相場全体に入っただろうけど。ファストリはここまで売られるとは・・・。


9984 SBG ¥6,505(▲¥142)
空売)¥6,664×2000(含み益¥318,000
空売)¥6,662×2000(含み益¥314,000
空売)¥6,660×3000(含み益¥465,000
空売)¥6,647×4000(含み益¥568,000
空売)¥6,580×4000(含み益¥300,000
どんな材料で(日経平均が)ここまで下げてるのかが分からず、したがって買い戻すタイミングも全く掴めずに引けてしまったという感じ。こういう状況になったら、今夜の米国頼みだね。


6981 村田製作所 ¥8,911(▲¥153)
空売)¥9,244×2000(含み益¥666,000
空売)¥9,229×500(含み益¥159,000
空売)¥9,228×500(含み益¥158,500
空売)¥9,226×500(含み益¥157,500
空売)¥9,224×500(含み益¥156,500
空売)¥9,166×2000(含み益¥510,000
空売)¥9,065×2000(含み益¥308,000
ザラ場の米国ダウの下げ幅からして、それほど懸念材料があるような下げではないと思ったが・・・。CFDの動きなんで独自の材料が出るようなら、という懸念もあるわけで・・・。ただ、持ち越したのは失敗だったかも・・・。人気銘柄だから・・・。

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6762 TDK ¥11,740(▲¥140)
空売)¥12,250×2000(含み益¥1,020,000
空売)¥12,110×2000(含み益¥740,000
空売)¥11,760×2000(含み益¥40,000
結果的にショートカバーされて戻してしまったTDK。こうなるとマジ今夜の米国頼みしかない。


本日の収支(前場・後場合算):+¥400,000


雑感彼是

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正直、ここまでの下げになった核心的な理由が全く掴めずに、あれこれ調べながら、ザラ場を眺めるだけの後場になった。途中買い戻してしまって、新たな気持ちでポジションを建てよう思ったけれど、決断できなかったのは、ここまで日本株を売り込む理由が分からなかったから。

米国ダウCFDが軟調と言っても、せいぜい▲$150あたりでとどまってる。にもかかわらず日経平均は▲¥500を軽く超えるような売られ方というのは、理由がない限り通常ではあり得ないだろう?

日経平均のPERも13割れとなっている中でのこの値動きだから、まともに信じるような行動がとれないし、疑心暗鬼でしかない。確かに、中国リスクはあるし、アフガンリスクもある。もっと言えば、完全に老人ボケが止まらなくなってるバイデンそのものが大きなリスクだろう。

アフガニスタンをタリバンにとられた以上、内戦の恨みは相当なものになって増幅するから、次はテロに発展するだろうしね。民主党と蜜月のはずのウォール街の投資家も、このまま上値追いなんかしてていいのか?という不安が出てきてるはず。

しかもバイデンのやってることは、もはや米国をぶっ壊そうとしてるとしか見えないし、いい加減そのことに気づくのかもしれんしね。

世界をぶっ壊したボケ老人とならなければいいけど・・・。