2、3日の戻り相場か!?:8月18日(水)後場
- 2021.08.18
- トレード日記
日経平均株価 ¥27,585(△¥161)
単純にショートカバーだけじゃない!?短期の戻り相場かも。
後場の相場概況
日経平均¥27,500というのはPER12.93、今日の引け値の¥27,585はPER12.97の水準。夏枯れ相場になって、1Qの好業績を売られまくってる日本株だけど、とりあえず需給以外に今の日本株が売られる理由は見当たらないというのが正直な部分だと思う。
ならば、海外勢はなぜこれほどまでに日本株を叩いているのか?ということが、今の国内投資家で分かってる人はごく少数なんだと思う。もちろん、俺自身は分かってはいないけれど、だからこそ、この水準を思い切って買えないんだよね。
8月後半と言えば、過去にはチャイナショックでお盆をはさんで急落したことがあるけれど、もしも同じような急落場面が来るとするなら、それは8月26日が期限となる新型コロナウイルスの起源に関する報告書なんだろうと思う。もしも、この内容が世界中でほぼ間違いないというコンセンサスが出来つつある、武漢ウイルス研究所からの漏洩である、という報告がバイデン大統領に対し提出されたら、いよいよ世界は欧米対中国という対立の図式になる。
もしも相場が急落場面を迎えるとするなら、今のところはそれが最右翼なんだろうと思うけれどね。
ただ、一見反中の立場で対立していると見えるバイデン大統領は、絶対に反中でなくてむしろ親中なのだと思う。これは共産党内の習近平と対立している胡錦涛派の援護をしていると見えるからね。基本、民主党は中国大好き、というか中国が作り出すマネー大好きの政党だから。
なので、新型コロナ起源の調査報告は、そのまま出てくるかは結構疑問もあるけれど、武漢説に対し隠蔽しているのは習近平だから・・・。ガチンコの報告書を発表する可能性も大いにある。今回のタリバンにしても、中国のお陰で米国は面子を完全に潰されてるし・・・。今夜の米国市場が続落するようなら、ちょっと怪しくなってくるよね。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥14,400(△¥170)
買)¥14,430×2000(含み損¥60,000)
買)¥14,420×1000(含み損¥20,000)
買)¥14,000×3000(変わらず)
前場からこの戻りは買戻し主導であることは疑いの余地がないと思う。そして、後場になって非常に値持ちが良かったということは、全力で買い戻すというよりも、買い玉を掬いながらという感じがしたね。今夜の米国市場が戻ると見てるのかもしれないし、まだ売り玉を温存してるのは、続落のパターンもあり得ると想定しているのかも。要するにどう動くか決め手を欠いているんだろう。
ただし、米国市場の強さと言うのは、何も材料がなければ買われるということ。プラスの材料はいくらでもこじつけられるから、株式相場に対する期待感は相当に大きいんだろうね。なので、今夜はとりあえず下げる材料も少ないと見て、買いで戻りに賭けてみた。
6501 日立 ¥6,188(▲¥45)
買)¥6,188×8000(変わらず)
主力銘柄の中で、業績好調でなおかつ安いと思える銘柄は結構あるけれど、やはり業態転換の最中の日立は筆頭じゃないかと思うんだ。関連事業の整理はまだ道半ばだけど、決算を見る限り本当にうまくやってるんじゃないかと思う。
これで日立のような巨大企業が業態転換してIT企業になるとすれば、一昔前(相当昔だけど)のIBMを思わせる。メインフレームとパソコンというハード中心の企業が、IT系のアウトソーシング企業にドラスティックに転換したのだから、当時は本当に驚いた。
もしも日立がそれをやってのけるなら・・・日立は本当に頭のいい会社だと感心するしかないしね。とても今の水準で放置される銘柄じゃないと思うよ。
というわけで戻りの機先を削がれたようなチャートだけど、引け成りで買ってみた。
7201 日産 ¥581.0(△¥1.5)
買)¥581.0×80000(変わらず)
黒字決算で大きく飛んだ日産だけど、その後の地合いに押されて値を崩しかけてるよね。けれどもここが日産の買い時なんじゃないかと思ったり。今後も半導体不足は継続するという見通しだけど、大赤字の中、かなりいいポジションにいると思うので、いくら何でも¥1,000以下ってことは将来的にはないはず。なので、ここからは買いで攻めてみようと思ったりしてる。
本日の収支(前場・後場合算):+¥14,490,000
雑感彼是
結局日本株がどうして売られたか?という原因に関してはいまだによく分からない。今日の空売り比率は、戻り相場であっても41.8%だった。衝撃的だった16日の48%から、積極的に買い戻すならば41.8%というのは、なかなか厳しい数字が出たなと言う感じ。海外勢は基本、売りを諦めていないということになる。
8月5日から11日まで、今日と同じような空売り比率ながら、4連騰となったけれど、信用期日の売りに押された格好で4日続落となった。となると、今日の上昇はショートカバーが主導した単純なテクニカルリバウンドと考えるべきなのかなぁ・・・。
大引け後、米国ダウCFDは続落模様。そして日経平均CFDも¥50以上下落している。しかも欧州市場が軒並み下落模様になってることも、ちょっとヤバイ感じがするよね。
まさかこのままストンと落ちるようなこともないだろうけど。日経平均¥27,500さえ重いとなると話にならないねぇ・・・。
-
前の記事
お決まりのショートカバー!?:8月18日(水)前場 2021.08.18
-
次の記事
金融政策の転換点に過敏に反応する株式市場 2021.08.19