日経平均3万は通過点!?:9月6日(月)後場

日経平均3万は通過点!?:9月6日(月)後場

日経平均株価 ¥29,659(△¥531)

日経平均¥30,000は通過点。過熱もヘッタクレもなし!?

後場の相場概況

今日のところは全く売られる気配もなし。こうした相場はもちろん過熱感もあるけれど、時としてそうしたことは関係なくなってしまうのも相場ということ。これで何事もなければ、今の状況は少なくとも年内は続くだろうというのは、新型コロナワクチンの接種状況を考えると、ほぼ確信を持って言えるのではないか?

これで海外勢は、日本株の大幅買い越に転じるだろうし、少なくともファンド系大口ロングは、パフォーマンスを求めて日本株を買わざるを得ない状況になったと思う。米国では恐らくFRBの年内テーパリングは変わらないだろうし、先日の雇用統計で怯むことはないと思う。

その意味では、この日本株の上昇は、総裁選の日程や総選挙の日程を考えると、これが新型コロナワクチン接種とどんぴしゃりとはまり込み、世界で初めて確定的な集団免疫獲得というビッグサプライズを伴うことは確定的。

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そこで最も株式市場が沸き立つパターンは河野太郎首相と総選挙における自民大勝と言うことに成り、そうなると日経平均はPER15、¥32,385は10月中に獲ってくるのではないか?

しかし、それは言い換えると日本にとっては不幸だと思う。河野太郎の一番の問題は、男系天皇を無視していること。その皇室の歴史に対する知識も乏しく、皇統という概念を無視して便宜論を主張しているに過ぎないし、拉致問題でもまた、積極的に関与を避けてきた。国民も、だけどみんな河野に騙されるよ。

株価を無視して個人的な意見を言わせてもらえると、河野太郎だけは絶対に首相にふさわしくない、と思っているが・・・。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥16,620(△¥600)
買)¥16,540×6000(含み益¥480,000
前場、待てども待てども押してくる気配がなかったので後場寄りで腹を括って買い勝負に出た。この銘柄のいいところは、ダメならぶん投げられるという出来高。なので覚悟を決めて入ったよ。

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8306 三菱UFJ ¥614.5(△¥5.9)
買)¥614.5×60000(含み益¥6,000
買)¥614.0×60000(含み益¥30,000

8316 三井住友 ¥3,896(△¥26)
買)¥3,896×14000(変わらず)

この地合いでお付き合い程度しか反応を見せないメガバンクだけども、まず米国債10年物金利がピクピクし始めたことで、これから買われるんじゃないかと思い、今日の相場で出遅れているという感じもあって、勝負することにした。


8604 野村 ¥580.9(△¥19.2)
買)¥578.0×10000(含み益¥29,000
買)¥577.8×5000(含み益¥15,500
買)¥577.7×5000(含み益¥16,000
買)¥577.1×40000(含み益¥152,000
とんでもない取り組みのまま、この上昇相場に突入した野村。取り組みは33倍と極めて悲観的だけど、出来高からして3600万株の買残はさほど重石にならないと見た。上昇相場では当然出来高が増えるからね。ここも出遅れ銘柄だけど・・・。

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8058 三菱商事 ¥3,437(△¥41)
買)¥3,435×4000(含み益¥8,000
買)¥3,434×2000(含み益¥6,000
買)¥3,427×4000(含み益¥40,000

8031 三井物産 ¥2,506(△¥33)
買)¥2,506×6000(変わらず)
買)¥2,495×4000(含み益¥44,000

出遅れと言えば、米国経済が弱含んできてなかなか買い辛い商社株だが、景気は一向に衰えてはいないと思うし、それはコンテナ価格の上昇が物語っている。なので、買いでも大丈夫と判断した。


6501 日立 ¥6,607(△¥108)
買)¥6,590×10000(含み益¥170,000
さて主力を買わないわけには行かない。まだ225主力では総じて割安な銘柄が多く、この水準からでも十分に買えると思うので。日立、トヨタ、ソニーGはその筆頭クラスだからね。


7203 トヨタ ¥9,962(△¥206)
買)¥9,900×8000(含み益¥496,000
さて上昇相場でやはり人気なのはトヨタだった。特に海外勢はトヨタを買わないわけには行かないと思うので。

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6758 ソニーG ¥11,950(△¥70)
買)¥11,925×2000(含み益¥50,000
買)¥11,915×2000(含み益¥70,000
買)¥11,910×2000(含み益¥80,000
ソニーは需給が微妙だけど、上昇の決め手は大口が買ってくるか否かにかかってる。それも現物ロングが入れば、まだまだ上があると思うので。


9984 SBG ¥6,320(△¥120)
買)¥6,320×2000(変わらず)

9983 ファストリ ¥76,620(△¥1,990)
買)¥76,620×200(変わらず)

さて日本株が上昇するには何を置いてもファストリとSBGの上昇が不可欠。ちなみにTOPIXはいち早く年高を更新したことからも、日経平均はこの問題児の2銘柄にかかってるわけで・・・。ただし不安要素満載の銘柄だけに、ここは市場の様子見のために・・・。

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9201 JAL ¥2,422(△¥37)
買)¥2,422×20000(変わらず)

9202 ANA ¥2,634.5(△¥12)
買)2,634.5×18000(変わらず)

さて、JR西日本が大幅公募増資ということで、青菜に塩の鉄道株と空運だけど・・・。我慢するとすれば今月いっぱいで、来月からはまた急上昇の波に乗れるんじゃないかと見るが・・・。


6521 ベイカレント ¥52,600(▲¥200)
空売)¥55,000×200
空売)¥54,600×200
空売)¥54,300×200
空売)¥54,000×200
買戻)¥52,600×800(+¥1,500,000
やはり週末の大陰線は伊達じゃなかった。売り物がまだまだたくさんありそうで、ここは手仕舞いは失敗だったような気もするけど・・・。とにかくラッキーだった。


本日の収支(前場・後場合算):+¥4,560,000


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雑感彼是

こうした過熱感もへったくれもない相場というのは時として出現するもの。記憶に新しいのは、新型コロナで底打ちした後の上昇相場であり、未曾有の日銀金融緩和を発動した後の4月から5月にかけての相場がそうだった。

週末金曜の晩に、日経平均CFDが問答無用で¥400以上、しかも米国ダウが軟調の中で上昇してしまったのをみて、改めて日本株は爆上げモード入りしたと思った。

売り坊の身としては、こうした局面では「過熱感から買えない」という先入観にとらわれる。そして何度となく、チャンスを逃してきたという経験をしている。

しかし、ザラ場で売ろうものなら、毎回夜間で徹底的に担がれて、ヘロヘロになって翌朝の寄りつきを迎えるわけだ。今日は幸いにも、船株を手掛けたことや、べイカレを追い回したことでマイナスを回避できた。ならば、ダメもとで買い転換してみようと思った次第。

過熱、結構、行くときは行くぞ!と歯を食いしばった。