結局増税しか頭にない総裁候補の面々
- 2021.09.08
- 放言
海外投資家の皆様、今回の日本の政局ですが、どうやら誰が首相になっても、増税で日本経済を壊すつもりのようですよ。今の政治家は増税することしか、結局は頭にないんです。金融緩和をして、大きな予算を建てて、投資をして、その結果経済を立て直すことで、税収を増やそうなんていう考えは、夢の夢かまたは戯言だと思ってる・・・。その辺をよく考えてくださいませ。
例えば岸田氏は・・・バイデン張りの高額所得者課税を強化して、累進課税を復活させるという事らしいですが、だいぶ昔になりますが小泉政権のとき、重税は事業意欲を削ぐということで今のようになってきたわけですが、その辺の理屈は全否定でしょうかね?
頑張れば所得が増えて、お金持ちになれるというモチベーションを否定なさる方も立候補されてます。
河野氏は・・・金融所得課税に対する一定程度税率の引き上げを検討する、と著書に書き記してます。こういう意見は実体を分かっていないですよ。今は株式投資の利益に対する課税は20%で、特定口座を使えば自動的に徴収される仕組みですけどね。10%が20%になっただけで相当嫌気がさしているのに、これを引き上げられたら・・・。ついこの間まで個人投資家の売り越しが延々と続いていたことを知らないですね。
例えば高市氏は・・・早速株式投資のキャピタルゲイン課税を導入するとその著書のなかで主張してます。具体的にその著書のなかで20%を30%にすると書き記してますけど、手数料を入れて30数パーセントの課税を良しとする個人投資家なんていません。株式投資はみんな止めちゃいます。
結局政治家は、増税をするために議員をやっているようなもの。政治家のウィークポイントは・・・、様々な政策を打ち上げたとき「財源は?」と聞かれて答えられないし、また手当することも出来ないからですね。
新型コロナが猛威を振るった昨年度、なんと税収は過去最高だった・・・。感染拡大で緊急事態宣言とかやって、国民が震えていた時の大企業の納税ですよ!その理由はもちろん、それまでの世界景気の好調で、企業所得が拡大していたからでしょう?
ことさら左様に、景気が回復すれば税収は思った以上に拡大するわけで・・・それまでは国債発行で賄うでいいんですよ。残念ながら、期待していた高市氏でさえ、それが出来そうにないですよね。医療も老人介護も、コロナ対策も、予算は膨らむ一方ということは分りますけど、だからこそ、思い切って景気拡大をやってこそ凌げるんじゃないかと思うのですけどね。
さて、今は海外勢のお陰で株式市場はぶっ飛んでますけど、ちょっと冷静に考えて欲しいですよ。政局は買い、なんて言いますけど、ホラホラ、新しい首相は皆、増税に張り切ってますって。特にキャピタルゲイン課税なんか、株式市場直撃ですよ!
それでも、¥35,000、\40,000目指してこのまま日本株に投資しますか?蓋を開けたら期待とかなり違ってて、冷静に考えないと火傷しちゃいますよ。
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