金融相場復活か!?:10月19日(火)後場

金融相場復活か!?:10月19日(火)後場

日経平均株価 ¥29,215(△¥190)

25日線¥29,225・・・あと¥10に迫って届かなかった意味は!?

後場の相場概況

とりあえず何処まで戻れるのかは、米国市場次第という展開なのかもしれないけれど、海外勢はやはり現状の水準と言うよりも、菅総理辞任相場で持ち上げた水準は維持したいという感じなのかもしれない。その辺のことは予想しても素人同然の俺には分からないし、また参考になるデータも集められないから、予想は出来ない。

こういう展開になると、様々なリスクを振り切った相場にしたいという感じがするからなぁ・・・。

日経平均は何度も25日線をブレイクして見せたものの、引け値で届かなかった。これが後になって下落するようならば、評論家はここをポイントと指摘するだろうけど、特別な意味があるとは思えないしね。とにかく今日の日本市場は強いの一言だった。

さて、どうしても気になるのが、WTI原油とビットコインなんだよね。WTI原油は$73超えの水準から一旦は利食いのような下落になり、$81台まで押したわけだが、今の状況やこれから冬場に向かう事などを考えると、投機筋はこのまま終わらせるようなことは絶対に?しないだろう。少なくともOPECから増産のメッセージが出るまでは上昇は続くと思う。

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これがやがて経済に悪影響を及ぼしていることが明確になるまでは水準を切り上げる。OPEC諸国だって、良いように翻弄され続けてきたわけで一時はなんとマイナスにまで落ち込んだわけで、辛酸を舐め捲ってきた。なので相場が高騰したからと言って増産しますとは、言わないだろう。

それとビットコインだけど、中国勢が売買もマイニングの撤収したというのに、怒涛の勢いで上昇しているのは、ある意味投機的な動き以外の何物でもないと思う。そしてもしも投機なら、とんでもない水準まで行かないと収まらないと考える。なので、1000万円の時代が来てしまうかもしれない。

いずれにしても、地合いがなかなか読めないので、今日は原油とビットコインに賭けることにした。

後場の取引とポジション

1605 INPEX ¥971(▲¥39)
買)¥974×20000(含み損¥60,000
買)¥973×20000(含み損¥40,000
買)¥972×30000(含み損¥30,000
買)¥971×30000(変わらず)
原油価格が下がったこともあって終日利食いされ続けていたINSPECだが・・・ザラ場で原油チャートはそろそろダブルボトムを打った後動き始めていたし、後場になってもずっと売られっ放しであったのが不思議だったし気持ち悪かったけど、原油はどう見ても上だろう、と思い大量に買い下がった。ダウや日経平均はいざ知らず原油価格だけが頼りだ。

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8698 マネックス ¥737(△¥10)
買)¥730×20000(含み益¥140,000
買)¥729×10000(含み益¥80,000
買)¥728×20000(含み益¥180,000
ビットコインは710万ブレイクから売り物が出始めてるわけで、この後どうなるかは到底読めるものじゃない。しかし、マネックスの株価水準はまだ550万レベルまでしか戻っていないことも考えると、ここからまだ戻っても良いはず・・・。ビットコインが切り返してくれば、¥800、¥900も十分にあり得る話なので。結局INPEX同様に日経平均プラス市況という面倒な勝負に賭けることにした。


8035 東京エレクトロン ¥50,940(△¥930)
買)¥50,940×1200(変わらず)

6857 アドバンテスト ¥9,280(△¥160)
買)¥9,280×4000(変わらず)

6920 レーザーテック ¥26,900(△¥1,240)
買)¥26,830×1000(含み益¥70,000
買)¥26,900×1000(変わらず)

さて急激に戻り相場になった半導体だけど、材料にはならないかもしれないけど、TSMC+ソニーGが半導体工場を作るというのも、多少追い風にはなってるかもしれない。いずれにしても米国でも工場建設が始まっているし、半導体製造装置は全くゆるぎない受注を獲得してるだろうと思う。10年物国債金利が落ち着いているので、この位置からでも続伸は可能と見たけどね。

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本日の収支(前場・後場合算):+¥7,370,000


雑感彼是

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引け後のCFDも思い切り飛ばしてくれてるよ。いやいや、ここで買いに入るのは結構勇気が必要だから、根性がなかった。なので、市況絡みと半導体が精いっぱいだった。

しかし、こんな戻り相場をこの時期にやるんだなぁとまた一つ勉強というか、本当に株価の行方を甘く見たらいけないなぁと改めて実感するとともに、相場の慣性というかモメンタムというか、そういう流れみたいなものをもう少し見るようにしないとダメなんだろうと思った。

不思議なもんで、買いポジションを大量に建てる大口は、そう簡単にポジションを切り替えないし、菅辞任相場での上昇では、本当に結構なロングポジションを持ったんだなぁと実感するよ。だからあの冗談のような下落があったせいで、個人投資家は痛い目に会ったし、もしも傷が深ければこの戻りに乗る気にはなれないよ。

それが個人が負ける要因なのは明らか。だから資金を回復できる人は、懲りない人ってことだと思うけどね。やられても向かってゆくみたいな半ば自棄気味のスタイルは意外に強いのかも。

この相場、ドテンが効いている相場なんで、回復のチャンスは十分にあるからね。