オミクロン＆インフレ：12月20日（月）後場

日経平均株価　￥27,937（▲￥607）

後場の相場概況

朝方「株・修羅の道」の方に、サワガミ投信の澤上氏の書き下ろした記事を掲載したけれど、読めば読むほどに納得というか、あの方は実績があるだけに説得力のある文章を書くんだよ。俺、個人としても基本的には同感だし、やはり何といっても師匠の言っていた「金融政策の変わり目が相場の変わり目」という言葉が身に染みる。

日本経済新聞

 

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悪材料で急落する相場　バブル最終局面か（澤上篤人）

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1683J0W1A211C2000000/

ここへきて、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」が極めて強い感染力を持つ可能性があるということで、世界は緊急警戒モードに入っている。それを嫌気して、11月最後の週末にかけて各国の株価は大きく下げた。オミクロン型が騒がれだしたのは、つい最近のこと。ほんのちょっと前までは世界的なインフレ到来を懸念して、やはり株価全般は売られ気味だ

この12月、欧米は年度末決算で、しかもこれで2021年の成績が決まるという事だから、相場は下げたくないだろう。けれど、今年ばかりは明確に金融政策転換をしてきてるわけだから、此の先のことを考えると、ポジションをそのままにしておくことは、なかなか出来ないんじゃないかな。繋ぐにしても膨大なポジションなのだから簡単じゃないしね。

それに問題なのは1月・・・2月・・・3月・・・と時間が進むにつれて、状況は良くなるとは思えないんじゃないかな。だったら、ある程度のポジションを手仕舞いするのは今しかないし、相当数の繋ぎ売りをいれるとか、オプションと先物でヘッジするとか、とにかく本腰をれないと万が一のことがある。

相場が暴落する時、というのは、こうしてじわじわと株価が下がり始める。そういう期間がひと月くらいあって、そこから本格的な下落になるパターンが多い。結局ヤバイとなると、その兆候がいつも相場に出る。それをどう捉えるかによって、投資人生が決まっちゃうんだよね。

なので、実際に日本のバブル崩壊を知ってる身としてはあの後の投資家の10年間を思うと・・・安易にリスクを株で取ろうとは思わんです。なので、昨日記事を書いたんですけどね。

株修羅本家（Kabusyura-Honnke）

株式投資：自分なりの負けないやり方を見つけちゃえ！

https://kabusyurahonnke.com/post-16235

最近はブログとかではなくて投資に関する情報やら何やらをYOUTUBEで配信する人が凄く多いよね。ブログみたいにちんたら読んでいられない、みたいな風潮もあるだろうし、伝えられる情報の量ということもある。また、多くの人はYOUTUBEの方が広告収入が多いと考えるだろうね。だから手っ取り早くYOUTUBE、となる。けれどもブログでもYOUTUBEでもなんでもそうだけど、楽なことなんかないと思う。みんなそれなりに苦労して、苦労して、僅かな資金を稼いでいる、みたいなそんな感じなんだよ。でも、いくつか見てるけれど、いや結構見たけれ...

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥14,710（▲￥655）
空売平均）￥15,095.2×1640（含み益￥630,000）
とにかく日経平均が良く下げたんで・・・。下げ過ぎ？と言う感覚もあったんで手仕舞いを迷ったけど・・・ままよ・・・持ち越しで。

8306 三菱UFJ　￥617.4（▲￥19.7）
空売平均）￥625.1×100000（含み益￥770,000）
もっと金融関係を思い切って売り建てればよかったと後悔したけどね。特に野村なんか（下に）イケイケだったしなぁ・・・。

7203 トヨタ　￥2,051.0（▲￥51.5）
空売）￥2,091.0×4000（含み益￥160,000）
空売）￥2,090.5×4000（含み益￥158,000）
空売）￥2,090.0×6000（含み益￥234,000）
空売）￥2,089.0×8000（含み益￥304,000）
空売）￥2,088.0×4000（含み益￥148,000）
やはりここまで（先物を）叩かれるとトヨタにも売りが出る。勝負をするなら玉を追加するべきだったけど・・・。

6758 ソニーG　￥13,440（▲￥410）
空売）￥13,890×2000（含み益￥900,000）
空売）￥13,850×2000（含み益￥820,000）
空売）￥13,770×1000（含み益￥330,000）
空売）￥13,760×1000（含み益￥320,000）
マジ、勝負になったのはソニー。一応￥13,500のレジストラインは割り込んだね。75日線までは期待してるんだが・・・。この相場、ここで戻るような感じじゃないだろうと思ってるので、持ち越し勝負。

6501 日立　￥6,165（▲￥179）
空売）￥6,247×400（含み益￥32,800）
空売）￥6,241×600（含み益￥45,600）
空売）￥6,240×400（含み益￥30,000）
空売）￥6,232×200（含み益￥13,400）
空売）￥6,230×1800（含み益￥117,000）
空売）￥6,229×600（含み益￥38,400）
空売）￥6,225×800（含み益￥48,000）
空売）￥6,224×1200（含み益￥70,800）
なんだか、日立が底割れした。大口の売りに続いて、今日は恐らく個人の投げが中心だった感じ。日立も￥6,230のレジストラインを割ったから・・・持ち越す。

9983 ファストリ　￥66,560（▲￥1,500）
空売）￥68,700×500（含み益￥1,070,000）
空売）￥68,060×500（含み益￥750,000）
やはりファストリはこういう相場では弄られる。まだ下があると・・・。日経平均￥27,900じゃ物足りないだろうから。

9984 SBG　￥5,344（▲￥137）
空売）￥5,400×4000（含み益￥224,000）
とても売れる水準ではないと思うけど、試しに売ってみた。

6954 ファナック　￥23,535（▲￥720）
空売）￥24,500×1000（含み益￥965,000）
空売）￥24,255×1000（含み益￥720,000）
中国は悪いし、いろいろ悪条件も重なってるファナックなので、このくらいの売りじゃ話にならない、みたいなね。今日は75日線、25日線、5日線を全部割り込んだ！

8035 東京エレクトロン　￥59,600（▲￥1,670）
空売）￥62,000×600（含み益￥1,440,000）
空売）￥61,270×400（含み益￥668,000）
25日線を割って下値模索。NASDAQ次第。でもね、NASDAQ CFDは結構キツイ値動きだったから・・・続落期待は大きいと思う。

6857 アドバンテスト　￥10,200（▲￥150）
空売）￥10,430×3000（含み益￥690,000）
空売）￥10,350×2000（含み益￥300,000）
アドバンはあまり上昇していなかったので、こんなときは下げ渋りだなぁ・・・。

6981 村田製作所　￥9,102（▲￥140）
空売）￥9,315×2000（含み益￥426,000）
空売）￥9,242×1000（含み益￥140,000）

6762 TDK　￥4,415（▲￥115）
空売）￥4,555×4000（含み益￥560,000）
空売）￥4,530×2000（含み益￥230,000）

電子部品も売られた経緯があったからここからはなかなかシブトイ動きになる。なんかつまらない。

2413 エムスリー　￥5,573（△￥50）
空売）￥5,630×2000
空売）￥5,575×1000
空売）￥5,570×1000
空売）￥5,523×2000
買戻）￥5,573×6000（+￥13,000）
結構激しい値動きになってるエムスリー。よくぞここまで売られたもんだと思うくらいの水準だけどこれでもPER100！ちょっとやり辛いので手仕舞いした。

4324 電通G　￥3,950（△￥5）
空売）￥3,985×2000
空売）￥3,945×4000
買戻）￥3,950×6000（+￥50,000）
全く下げない電通！ってもうここまで下げてるしPER9はディフェンシブ銘柄入り！？これも手仕舞い。

6098 リクルート　￥6,480（▲￥133）
空売）￥6,672×2000（含み益￥384,000）
空売）￥6,613×2000（含み益￥266,000）
本来なら大引けで手仕舞いしなくてはいけなかったリクルート。注文入れる暇がなかったので・・・持ち越し。

4385 メルカリ　￥5,900（▲￥140）
空売）￥6,030×4000（含み益￥520,000）
このふざけた銘柄がある限り水準訂正はしてもらわないと。ビジネスモデルも多分ダメダメで、みんな同じような方向に行くだけ。ジョークだね。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥680,000

雑感彼是

確か2018年？2019年？あの時のクリスマス暴落はあれは悲惨だった。きっかけは当時のペンス副大統領のペンス演説で中国をこき下ろしたこと。米中貿易戦争の最中でもあったしあの演説で株式市場はトレンド転換してしまったわけだよ。

しかもあの時、FRBは利上げの最中でパウエル議長はトランプに苛め抜かれて、自棄になって！？年末に大慌てで利下げすると発表して、25日を底に回復したんだよね。

なんかこのままで行くと、今年のクリスマスあたりもちょっとヤバイ気がしてきた。鍵は米国の大口が年末ポジションをどうするかで決まる気がするけどね。

ちなみに、ファンドやヘッジファンドなんかは、年間成績は死活問題だし、ファンドマネーションは四半期の成績で下手打つと年内にファイアー！なんて言われかねないからなぁ。

いずれにしてもそのあたりの絡みなんだと思います。