謹賀新年2022

謹賀新年2022

個人投資家の皆様、今日は1月3日です。好むと好まざるとにかかわらず、また一つ歳をとりますね。何と俺の場足は今年還暦としうことで・・・非常に抵抗感があるんですけど。

ご挨拶が遅くなりました。あたらめて新年おめでとうございます。

一応株式投資を生業としていますので、年々閉塞感が強くなるばかりです。特に今年は(米国の)利上げイヤーということで、事あるごとに波風が強く立ちそうで、個人投資家にとってはなかなか厳しい1年になりそう。特に年後半のQT(FRBバランスシートの縮小)が開始されるタイミングは厳しい下落が予想されますが・・・。とはいえ年明けからしばらくは、もしかしたら6月くらいまでは、毎年弱い相場になるのが常ですけど、今年は最後のバブル相場になりそうな気がして仕方ないですよ。

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オミクロンが下火になって、資源価格も落ち着いてくる兆候が見られても、株式市場がバブル気味で結局はFRBはQTに向かわざるを得ないという気がします。インフレは?というとオミクロンが収まれば収まるほどに加速してゆくような・・・。一層人手不足が際立って賃金上昇するでしょうし、住宅価格や都市部の賃料も上がり続けるんじゃないですかね。いんふれが加速すれば、抑えるのはなかなかな難しい・・・。中銀と言えども難しいですから。

なので、今年は意外にも前半勝負という気がしますね。

でもそうなればなるほど、QTによる株式市場の落ち込みは落差が激しくなるばかり。売りが売りを呼ぶ展開になる可能性は非常に高いし、そういう局面が前半に来るようならば落差はそれほどでもないと思いますけど、全はイケイケになったら、ちょっとビビッて後半は少なくとも「買い」では手が出ない気がします。まぁ、金融が未曾有のジャブジャブ状態で、これが一斉に守りに入るような展開になると断末魔ですね。

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さて今夜から米国市場がスタートで明日は日本市場も大発会となります。その米国市場はいかにもちょうどいいと言った感じの押し目を作って新年初日の今日はCFDはいまのところ切り返してます。がしかし、年末米国が下げても日経平均CFDは逆行したんですね。これがなんだか今年は米国市場との連動性が薄れるかな?みたいな妙な期待感を感じさせました。

そして現在のところ日経平均CFDは△¥340の¥29,140とササッと¥29,000を奪還してます。あと1ヵ月もすれば3Q決算シーズンですから、それを見据えた業績相場になるということなのかもですね。

個人的には今年は、少し投資規模を減らして(リスクヘッジ)、主力だけでなく中小型も積極的にチャレンジしようと思ってます。個人的には昨年は3年前から始めたベンチャー投資を全部清算しました。4社投資していまは1社しか残ってません。ちょっと悔しい部分もありますけど、それがベンチャー投資なので。今年はまた日本株の優良銘柄、期待感の高い銘柄、に現物投資して10年後に備えたいと思ってます(10年後に生きてるかどうかわかりませんが・・・苦笑)

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昨年、ある投資家にいつまでも裸売りを続けてると大火傷するよ、みたいなアドバイスをいただきました。プロはそういう投資はしないから、というのが理由らしいですけど。二階建てでもない限り、裸売りが怖いものとは思っていない自分としては、あまりピンときませんでしたけど。要するに現物で腰の据わった投資をすべき、と言いたかったのでしょうけど、例えばバフェットのようになっても人生何やってるか分からないし、ビルゲイツのように世界中に限りなく豪邸を構えて・・・というのもよく分からない。そういう成功というのは望んでもいないですしね。

さりとて老人になったら楽しく過ごしたいという欲求もあまりないし・・・。ですから今年からはやりたいことを真剣に見つけてどう生きてゆくかを考えたいと思ってます。なので投資の目標というのはありませんし、設定もしません。無暗に目標を決めても絶対にうまく行かない、というのが投資なので。そこくらいわきまえているつもりですから。

常に客観的な目で、投資や金融、経済や政治を見ていたいんです。

というわけで今年もいろいろ書くと思いますけど、あくまでも俺自身の戯言くらいに読んでいただければ幸いです。皆様の投資家上手く行きますように常に祈っています。

2022 元旦 カブタロウ