風雲急を告げる米国債10年物金利上昇!?

風雲急を告げる米国債10年物金利上昇!?

米国の新型コロナ感染者数が3日、とうとう100万人を超えて108万人となった。1日、2日にはあまり検査が行われなかっただろうから、その分が3日に集中したという感じがするけれど、誰か米国の当局者が月末には・・・と言っていて、年末のニュースでは1月半ばには・・・と報道されていたけれど、すでに3日の時点でこれじゃ、一体どのくらい感染拡大するか分からない。

しかも米国では「オミクロンの症状は軽い」というのが定説のようになってきてる。と言うことは症状が軽いなら感染にそれほど気を遣う必要なし、と一般的な米国人は考えてしまうのではないか!?とするとますます感染は広がる一方になるんじゃ!?

Advertisement

にもかかわらず、これをリスクと思わない米国投資家の行動って?いやいや米国のみならず欧州も同じように何とも思わないらしい・・・。

株価が史上最高値をどんどん更新してゆくには、こういう図太いメンタリティでないとダメかも・・・。日本人なんて1日1000人超えてビビってる。面白いのは、山口県にある米軍岩国基地で感染者急増して、そのために山口県はもちろん広島県も感染急拡大してしまって県知事が怒ってたけどね。要するに米国兵とか、オミクロンなんて平気で基地の外を動き回ってしまうってことだろう?新型コロナなんかもうほとんどどうでもいいという感じで振舞う。日本人はそういうこと出来ないからね。

例えば一昨年の冬は米国ではインフルに何千万人という単位で感染してた。しかもおびただしい数の死者も出していたけれど、大したニュースにならなかった。今回のオミクロンはそれにほぼ匹敵する感覚なんだろう。

Advertisement

そんな状況の中で米国債10年物金利がまたまた1.674pと急上昇を始めてるし、OPECプラスの閣僚級会合というか話し合いが終わって従来通り日産40万バレルの増産を維持、となったら原油価格$77に迫る勢いになってる。そしてなんとドル円¥116.300まで来た!

年内はインフレを意識させないような流れに終始していたけれども、年が明けていきなりインフレモード全開になってきてる・・・。この流れ、凄いことになる兆候かもしれない。

来るんだろうねぇ・・・。株価なんて戦争でも騰がるからねぇ・・・。