予期せぬ大幅高?でも理由はあるはずだ:4月13日(水)後場
- 2022.04.13
- トレード日記
日経平均株価 ¥26,843(△¥508)
単にショートカバーでは説明がつかない後場の好需給。騙しの陽線ではないと思うが・・・。
後場の相場概況
昼に米国CFDを再チェックしたら、三市場ともに上値を追うような体制で、特にNASDAQ CFDが突出していた。こうした流れになっているということで単なるショートカバーだけじゃないのかもしれないと思い始め、前回やられてるSUMCOから弄ってみることにした。
後場寄りで買っては見たものの、流石に売り物も出てきたので、玉砕覚悟で買い下がってみたわけだが・・・。前場に上昇しているから、買ってすぐに上値追いなんてあり得ないのは承知しているので、しばらくは前場に買った1570とダブルで動きを注意していた。
そして2時前に、日経が垂れてきて押し目になってきたときにすかさずNASDAQ CFDをチェックすると強いままだったので、腹を括って半導体一連を買い勝負することにした。
昨日は米国三市場ともに寄り付きでこそ大幅GUでスタートしたものの、徐々に売り物が出てくるタイミングで、ブレイナード発言が出てあげ分を帳消しにしたわけだが、その発言の中に、5月4日FOMCでQTを発表し6月から実行というのがあって、これをタカ的と解釈して売られたのだが、冷静に考えると特に日本株にとっては悪くないと思い始めたね。
前場に書いたけれど、結局5月4日からQTとなると日本株の場合決算期待で買い辛い。ところが6月ということになれば、絶対的に好業績が分かっている半導体関連は勝負できることになる。まして今後円安がさらに加速しても、米国金利が上昇しても、影響はまったくないということになるのでね。いまなら半導体は買い勝負できるとおもって2時前に買いついた。
今日日経平均が上げ過ぎなのが気がかりではあるけれど、半導体は行けるんじゃないかなぁ・・・。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥13,640(△¥520)
買)¥13,200×5000(含み益¥2,200,000)
何度も売ろうとしたけれど、なぜかメチャメチャ強い動きで思いとどまった。そして1時半からの売り局面では、半導体関連を狙ってたので放置したまま。とりあえず今日は前場に利食いできてるからマイナスにならなければいいや、ということで放置。それでも、2時前に売り物がピタリと止まった。
その時の日経CFDの動きがまた面白くて、現物が下がってもCFDは下げないということが繰り返されたし、その時のCFDの動きはきっちりと¥5刻みだった。そういうのをチラ見しながら、そしてNASDAQ CFDを確認して半導体勝負で腹を括ったよ。結局日経レバもきっちりと戻してる。ここまでやって今夜の米国が下げたら怒るよ。
8035 東京エレクトロン ¥55,690(△¥1,800)
買)¥55,540×200(含み益¥30,000)
買)¥55,500×200(含み益¥38,000)
買)¥55,460×200(含み益¥46,000)
買)¥55,400×200(含み益¥58,000)
買)¥55,350×200(含み益¥68,000)
6857 アドバンテスト ¥8,520(△¥240)
買)¥8,500×2000(含み益¥40,000)
買)¥8,470×2000(含み益¥100,000)
買)¥8,460×2000(含み益¥120,000)
6920 レーザーテック ¥18,710(△¥1,010)
買)¥18,545×1000(含み益¥165,000)
買)¥18,535×1000(含み益¥175,000)
半導体買いで腹を括ったのは、一つには米国債10年金利が下落したこと、昨夜の前半のNASDAQの上昇幅が大きかったこと、が印象に残ってたこともある。だから、ブレイナード発言で下げたとはいえ、今夜もう一度切り返すんじゃないか?と思ったから。今夜はPPIの発表だけど、この数字で相場が動くことはないと思う。すでに次回のFOMCでの0.500Pの利上げは織り込んでいると思うからね。
そこで、国内半導体関連だけど、半導体はこんな状況下でも増産に次ぐ増産、ということだし、円安メリットもある。決算はは相当にサプライズ的な内容になることは必至。しかも、QTが6月とくれば、このタイミングならば、少々買い勝負してもいいのでは?ということだよね。
結果的には朝寄りでドテンしていたら、まぁまぁの含みになったのだろうけど、朝はそんなこと、確信が持てなかったし・・・。これで精いっぱいだ。
3436 SUMCO ¥1,870(△¥54)
買)¥1,862×10000(含み益¥80,000)
買)¥1,860×4000(含み益¥40,000)
買)¥1,859×2000(含み益¥22,000)
買)¥1,858×2000(含み益¥24,000)
買)¥1,856×4000(含み益¥56,000)
買)¥1,854×2000(含み益¥32,000)
SUMCOはウエハ専業といってもいいわけで、社長がこの先も受注でパンパンという発言をしていた通り数年は安泰らしいよね。なおかつ、半導体は増産なわけで、あとはシリコンが確保できるか否かにかかってる。そういう意味では、信越はシリコンNO.1だけどウエハの比率は半分くらい?だから手を出さなかった。とにかく今夜は半導体の買い勝負と決めたので。
3Q決算では随分と苦い思いをさせられたSUMCO。あの時、なぜあれほど売られたのか今もって分らんけどね。今回はリベンジしたい、という思いも強いんだ。
本日の収支(前場・後場合算):+¥14,220,000
雑感彼是
もはやウクライナは長期泥沼と化すことは必至の情勢だと思う。先月停戦交渉を数回にわたって継続して、ある程度のところまで交渉できていたはずで、あの時のゼレンスキーは戦争の悲惨さに耐えかねて、ドンバスの割譲と中立化を覚悟していたはず。ところが交渉が進展、と見るや否や、いきなりブチャでの民間人のジェノサイドのようなニュースと映像が拡散され、あれですべては水泡に化したということかもしれないね。
それと同時に、欧米が大量の軍事援助を決めたのもちょっと不可解だ。まるで停戦しないで武器を支援するのでとことんやれ、と言ってるようなものだからね。
ブチャでの惨状に関しては西側諸国は一斉に反応し、ロシアの戦争犯罪を指摘した一方、ロシアはロシアでウクライナ軍の仕業、と相変わらず反論している。世界は、プーチンが指示したか否かではなくてロシア軍の仕業とほぼ全面的に認めているけれど・・・。
少し書いたけれど、週末は2週にわたってウクライナーロシアの歴史とか、どうしてこうした歴史に必ずユダヤ人が関係するのか、ということ、そして今回の戦争の理由などを丁寧に調べてみた。そして、情報戦と言うこともあってこの戦争に関するニュースは、ダイレクトに信じられないと思ったよ。
そして昨日、マリウポリの戦闘で化学兵器が使われたという情報が流れた。けれど情報の出所がアゾフ大隊ということで、これまた信憑性に疑問符が付く。そもそもアゾフ大隊とはウクライナのオリガルヒ(新興財閥)デアルコロモイスキー氏がスポンサーの傭兵だったわけで、それがウクライナに正規に組み込まれてはいるものの、ウクライナ軍とは一線を画す部隊。このニュースもだいぶ怪しいのも事実。
なので、もはやウクライナ情勢を株式市場が無視しているのも分かる気がするしね。正直に、俺としては、今回の戦争に関して結論を得てるけど。
うん!?引け後の日経CFDは弱い!?買い持ちしたとたん、今度は下かよ!(腐るなぁ・・・)
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