中国EV規制・レアアース禁輸・G20:6月5日(水)後場
- 2019.06.05
- トレード日記
日経平均¥20,776(△¥367)
米国市場に追従する日経平均。円高、米国長期金利安の最中、しかも国内的に消費税増税が控えてる中での上昇って違和感そのもの。
後場の相場観
なぜ米国市場が上昇したかと言えば、FRBが「必要なら利下げ転換も」と言い放ったから。ということはつまり、現状の世界経済の状況からして、非常に将来的な危機感が出始めてるということ。にもかかわらず、財務省の忠犬である麻生財務大臣と黒田日銀総裁は、G20の中央で満面の笑み!
この二人、世界経済は金融緩和へ向かうにも関わらず、国内では消費税増税を推進してるわけで、こんな笑顔は冗談じゃないと言いたくもなる。
こうした矛盾というか違和感そのものが、日本経済、日本市場の姿なんじゃないかと思った。
矛盾の中で米国市場に追従する日経平均。円高、米国長期金利安の最中、しかも国内的に消費税増税が控えてる中での上昇って違和感そのものだ。
後場の取引
7203 トヨタ ¥6,530(△¥162)
空売)¥6,524×2000(含み損¥12,000)
空売)¥6,517×1000(含み損¥13,000)
空売)¥6,516×1000(含み損¥14,000)
空売)¥6,515×4000(含み損¥60,000)
空売)¥6,512×5000(含み損¥90,000)
中国のEV規制が懸念になるとはあまり感じないけど、とにかくこの株式市場の戻りに対する違和感が気分的に先行してると言うのが正直なところ。
日本市場がこのまま上値を追うとしても、一過性であることは変わりはないだろうし、ならば、直感の通りにポジションを建てておこうと思っただけ。トドノツマリ、株式投資というのは、そういうことかも、と思ったりもしてるから。
6954 ファナック ¥18,800(△¥545)
空売)¥18,885×500(含み益¥42,500)
空売)¥18,870×2000(含み益¥140,000)
ファナックは、前場寄りのGUが本当に悔しいというか、あの底値付近で買ってるのは分かってたんだが、それでも悔しいんで、無理やりポジションを建てた感じ。
ファナックの業績は、それほど、期待できるほど改善するとも思えない。なのに、こうして買いが入るんだから、株式投資は分からんね。
6981 村田製作所 ¥4,628(△¥98)
空売)¥4,684×2000(含み益¥112,000)
空売)¥4,680×8000(含み益¥472,000)
村田なんかもちょっと買われ過ぎな感じも。米中対立の影響はこれから出てくるわけで、そうなると悪材料出尽くしはまだまだ先の話になってくる。いまは、株価が上昇する時期じゃないと思うけど。いずれにしても、今夜の米国次第だろうけどね。
短期投資家にとっていよいよ勝負の6ヵ月到来。今回の金融相場がひとたび逆回転を始めると、リーマンショック級では済まないのは明らか。個人投資家にとっては一生に一度のチャンスかも!
【短期投資家】ここで売り勝負で成り上がる、と考えるなら
【デイトレーダー】デイトレで売りまくる、と考えるなら
で備える。逆張りに勝ち目はないと、個人的には思います。
6758 ソニー ¥5,213(△¥129)
空売)¥5,133×4000(含み損¥320,000)
空売)¥5,129×1000(含み損¥84,000)
空売)¥5,127×1000(含み損¥86,000)
空売)¥5,125×1000(含み損¥88,000)
終日踏まれっ放しで何故か、ポジションを手仕舞いする気になれなかった。それって要するに、手仕舞いした後に上でも下でも動きそうになかったから。だったら、無勢かもしれんけど、今夜の米国を観ようと思った次第。
9984 ソフトバンクG ¥9,579(△¥281)
空売)¥9,630×2000(含み益¥102,000)
空売)¥9,610×1000(含み益¥31,000)
空売)¥9,600×4000(含み益¥84,000)
空売)¥9,595×5000(含み益¥80,000)
空売)¥9,590×1000(含み益¥11,000)
空売)¥9,580×2000(含み益¥2,000)
かなり苦しいポジションになってしまった。朝寄りで手じまいしてから、戻りを売るのが早すぎたってことなんだけど・・・。流石にこういう展開は苦しいねぇ・・・。
何か中国関連で、今夜あたり材料が出てくれたら助かるんだが・・・。苦しい時のないものねだり!
本日の収支:+2,630,000
後場の反省と今夜の米国市場予想
どうしても「売り」にしか見えない日経平均。ザラバ中改めて荒野浩氏の動画を眺めてたよ。この状況で日本市場が戻れるのか?という疑問を解決するためにね。
結局、売り勝負でリベンジだ!という結論に変わりはなかった。なので、踏まれてるソニーも手仕舞いせずに持ち越すことにした。
さて、今夜の米国市場は、やはり上記にも書いたとおり、ちょっと勢いでダウ$500高をやっちまった、と言う感じ。なので、冷静になれば、そんなに良好な環境はどこにも見当たらない、と気がつくんじゃないか?
もっとも、米国の投資家はイケイケだから、悪材料だろうがなんであろうが、買うときは買う、みたいな投資行動するから、分からないけどね。
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