下値揉み合いの米国市場、引けで下げると容易じゃない事態!?

下値揉み合いの米国市場、引けで下げると容易じゃない事態!?

予想外、でもないかもしれないけれど、米国株が底値揉み合いになっている。下げ過ぎたNASDAQはプラテンで推移していたけれど、先ほど(2:10am)にマイ転して下値模索モードに突入しそうな雰囲気。こういうパターンは、戻りで売り物がどれほどあるのか、または買いが入るのか、ということを見ておくのに絶好の値動きってことだよね。

ポジトークになってしまうけれども、こういうパターンの時は引けにかけて買われると言うことは考え辛いし、買っても仕方ないと考える投資家が多いだろうから・・・。引けまでは見てられないので、そろそろ寝ちゃいます。

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けれども寝る前に、やはり昨日の特に後場の日本市場の違和感たっぷりな動きは、なんと3カ月ぶり!?に日銀が701億円のETF買いオペを実施したから。というか僅か701億円で相場が支えられるわけがないんだけど、問題はこのオペのやり方なんだと思う。とにかく情報が洩れるのか、意図的にリークしているのかは知らないけれど、とにかく海外勢は動きを止めちゃうんだよね。流石に中銀には逆らえないというスタンスなんだろうと思うけれどね。

介入のポイントもPER12.6辺りを狙ってきたかな?と思わせる。以前のように無暗に買いオペするのではなくて、ポイントで介入する方が、効果的ではあるけれど・・・。

けれども日本市場に対する見方が変わるような発表があって個人的には安堵している感じ。5月13日の週(先週)の投資主体別売買で、海外勢が結構大きめの売り転換(売り越し)をしたんだよね。多分、米国市場の動向からしても、今週も売り越してきてると思うので、これは日本株買い?独歩高?という在る意味不安を払しょくしてくれそうな出来事だからね。

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不安をもう一つ助長したことが、今週の空売り比率の低下だったけれど、それも昨日は46%台になってた。何しろ今週の日経平均は4連騰してたからねぇ・・・。大きく売られた12日が48.4%でショートカバーされて13日44.2%、16日45.5%、17日43.5%、18日41.1%ときて4連騰、そして19日(昨日)が46.3%だからね。

なので日経平均が強いと感じた今週の強さの要因は、海外勢が売って来なかったことだった。問題はなぜ売ってこないのか?ということだけど、それが日本株買いだったら個人的には容易でない事態と言うことになるし、今後の展開もどうしようか?と迷い続けてる部分でもあるのでね。

う~ん・・・米国は戻り気味に揉み合ってるねぇ(2:40am)。でも相変わらず日経CFDは強い動きで¥60高しちゃってる。ドル円が¥127台半ばで米国債10年物金利も2.852p辺りなのに、日本株が買われるって、やはり相当に気持ち悪い。まぁ、明日の朝だね。