寄り天!最悪の展開か?:6月22日(水)前場

寄り天!最悪の展開か?:6月22日(水)前場

日経平均株価 ¥26,255(△¥9)

完璧な寄り天で、売られまくりの日本市場。やはりドル円¥136台が効いてる!?

前場の相場概況

大幅高の米国市場を受けて、と言うよりも日本市場が先行して戻ったという感じ。朝寄り時点では日経平均の方がパフォが良かったけどね。同時にドル円が容赦なく円安方向に向かって高値¥136.71まで。これでは流石に海外勢も売ってくるだろう。今までは円安が日本市場を下支えてきたけれど、いまはもう仇になって完全に上値に蓋をしたようになってるね。

以前から書いてきたように問題なのはドル建て日経平均のパフォーマンスだから。年初からほぼ米国市場と同じだけ下げちゃってて、今後金融政策の違いから、円安が止まらない感じなので、これ以上持ってても仕方ないという海外是のポジション解消売りが出やすいんじゃないかと思う。

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それにこれも何度も書いてきてるけれど、ようやくWTI原油がそれらしい動きになってくれた。原油に関しては、出る記事、出る記事、みな供給ひっ迫とか高値で推移とかなってるけれど、たとえそうだとしても今は、米国政府が必死で価格を抑えようとしてる。ポイントはサウジをどれだけ説得できるかなんだけど、サウジ自体はそれほど供給余力があるわけではないけれど、UAE辺りは日量400万バレルくらいは楽勝らしい。つまりサウジというよりもOPECを説得しないといけないわけだよね。

とは言え、このままインフレが続いたら、バイデン政権と民主党は中間選挙で惨敗してしまう。上下院で過半数割れると、何もできなくなってしまうからね。

そういう意味ではこの相場は、いろいろな要素が入り混じってるから、本当に厄介だと思うけどね。

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前場の取引とポジション

1699 原油先物 ¥397.0(▲¥11.3)
空売平均)¥409.1×45200(含み益¥545,000
先物だからWTI現物と値動きが異なるのはまぁ分るとしても、昨日も今日も朝寄りの位置は気に入らないんだよね。でもそのお陰もあって売り始めたら、大して売れないうちにWTIがストンと来てしまってもう届かなくなってしまった。WTIに関して言うと昨日も断続的に売りが出ていたけれど、やはり米国とサウジの交渉を気にしてるんだと思う。ニュース記事は「ひっ迫」としか出ないけど、案外原油は余裕があるんじゃ?だってインドと中国がみんなロシアに振り替えてるんだから。まぁ、予想通りの展開に近付いてきたね。(しかし、昨日手仕舞いした玉が・・・悔しい!)


1605 INPEX ¥1,496(▲¥51)
空売)¥1,560×8000
空売)¥1,559×20000
空売)¥1,558×8000
買戻)¥1,522×8000(+¥304,000
買戻)¥1,521×8000(+¥296,000
買戻)¥1,520×10000(+¥390,000
買戻)¥1,518×6000(+¥246,000
買戻)¥1,517×4000(+¥168,000
空売)¥1,533×4000(含み益¥148,000
空売)¥1,532×4000(含み益¥144,000
空売)¥1,531×8000(含み益¥280,000
空売)¥1,530×4000(含み益¥136,000

空売)¥1,529×4000(含み益¥132,000
空売)¥1,528×4000(含み益¥128,000
空売)¥1,526×4000(含み益¥120,000
GUスタートされてしまって気分が悪かったよ。原油価格は昨日の引けよりも下だったのにね。それでも日本市場がほぼ寄り天になったから、売られてくれて一旦買戻し。そして戻りを再度売り建て。玉数を減らしてしまったけれど仕方ない。どこかで追加しないと・・・。

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1570 日経レバ ¥12,890(△¥455)
買)¥12,890×5000
売)¥13,085×5000(+¥975,000
今日は寄り天になる確率も結構高かった。と言うのもドル円が簡単に¥136を突破してきてたから。こうなると海外勢の処分売りが出やすくなると思ったのでね。このところドル建て日経平均をずっと見てて、仮にドル円が天井知らずとすれば、そりゃ投げたくなってくるだろう。なので急激に日経平均が売られたことに対して違和感は全然なかった。

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8035 東京エレクトロン ¥45,130(▲¥1,570)
空売)¥47,400×1000(含み益¥2,270,000

6857 アドバンテスト ¥7,150(▲¥160)
空売)¥7,420×4000(含み益¥1,080,000

7735 スクリーン ¥9,460(▲¥300)
空売)¥9,910×3000(含み益¥1,350,000

米国市場が今夜続伸する可能性も否定できない中、日本市場はとにかくドル円が¥136台じゃ、海外勢はもう売らされちゃうだろうな、ということで。売るならばハイテクだろうと言うことで、半導体関連3銘柄を躊躇なく朝寄りで売り建てた。

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6758 ソニーG ¥11,395(▲¥70)
空売)¥11,590×1000(含み益¥195,000
空売)¥11,585×1000(含み益¥190,000
空売)¥11,550×1000(含み益¥155,000
空売)¥11,520×2000(含み益¥250,000
大きくGUしそうな気配から寄り付きは一段下げて出来。あと買い上がりを意地になって指して行って・・・。こういう時が一番スリルあるけれど、下げるというのを疑わないこと。疑い出しと怖くなって投げちゃう。毎日こうだから慣れもあるけどね。


前場の収支:+¥1,830,000


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雑感彼是

いやしかし、、、朝は買いか売りかで結構迷ってた。けれど今夜パウエル議長の講演か会見かがあるらしいので、タカ派発言でもされてしまうと、もう一度とんでもない下げがやってきそうなので、後場は積極的に売り建ててパウエル勝負をしようと思ってる。

ブルームバーグにも、ネガティブな記事が満載だし、センチメントは昨日の大幅高とは打って変わって悲観的になりつつある。今夜は多分、パウエル議長はそれほどタカ的な発言はしないだろうけど、少なくともハト的であっても市場は好感するかどうか・・・。

ここで戻しても、その先が見えないわけで、やはり売られる公算が強いんじゃないかと思ったり。さらに最近ではドルインデックスも話題に上ってきてる。マイクロソフトがドル高は勘弁してほしい、というニュアンスでネガティブな業績修正してるけれど、実際ドル高は米国経済にとっては良し悪し。けれどもインフレ抑制効果はあると思うのでね。あえて修正はしてこないだろうと。

そなると円安も何処まで行くか分からなくなってくる。