円安嫌気売り!?:6月30日(木)前場
- 2022.06.30
- トレード日記
日経平均株価 ¥26,561(▲¥243)
円安を嫌気して日本株を売っているというのが俺の見方だけどね。
前場の相場概況
月末の買い需要どころか、売られまくった日本市場・・・。確かにそれなりの買いもあったのかもしれないけれど、そんな買い上がりが出るようならば、売って売って売りまくれ!みたいな海外勢に結局は抗えずに押し戻されて底抜けた形になってしまった。
どうも昨夜の日経CFDの動きから怪しかったのは確か。米国三市場がそれなりの揉み合いだったのに対して、日経CFDだけは終始マイナスで浮上の気配もあまり感じなかった。というのもこれって、恐らくドル円が急激に上昇し始めていたから。
こうなってくると円安が日本株の下支え、なんてのはどうでもよくて、今は、これから何処まで行くのか分からない円安に対して、ドル建てでは下落する一方で、ある意味では米国株よりもパフォが悪化してるからね。
そこで、今日は日本市場がどんな需給であろうと、とにかく売りまくって離脱という図式だろうと思った。
まぁまぁ、日経平均が¥27,000まで戻ったらそりゃ海外勢はここぞとばかり売ってくるだろう。空売りと言うよりも、ロングの手仕舞いの方が大きいかも。もうこうなってくると株はボロボロになりそうだね。
前場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥13,230(▲¥230)
買)¥13,405×1000
買)¥13,380×3000
買)¥13,370×2000
買)¥13,360×1000
売)¥13,405×7000(+¥190,000)
空売平均)¥13,344×2240(含み益¥253,000)
まぁまぁ、上昇を真に受けて大きく買い越した自分が情けないというか・・・。昨夜の日経CFDをみてて今日は完全にダメだと諦めてた。買い需要云々も結局は外資次第ってことなんだよな。配当を受けたのは外資の方がはるかに大きいことを見逃してたよ。再投資なんか簡単にしてくるような地合い・状況じゃないしね。なんか情けない。
6758 ソニーG ¥11,195(▲¥290)
買)¥11,400×6000
売)¥11,310×6000(-¥540,000)
空売)¥11,310×4000(含み益¥460,000)
なんとかドテンして様子を見ているけど・・・こうなったら持ち越してみようか?みたいなことも考え始めてる。まぁ、怖いけどね。
8035 東京エレクトロン ¥44,790(▲¥1,410)
買)¥46,000×800
売)¥45,280×800(-¥576,000)
空売)¥45,280×1000(含み益¥490,000)
6857 アドバンテスト ¥7,290(▲¥250)
買)¥7,450×2000
買)¥7,410×2000
売)¥7,390×4000(-¥160,000)
空売)¥7,390×4000(含み益¥400,000)
7735 スクリーン ¥9,170(▲¥520)
買)¥9,670×1000
買)¥9,630×1000
売)¥9,500×2000(-¥300,000)
空売)¥9,500×2000(含み益¥660,000)
昨夜のNASDAQは意外にも下げなかったんだよ。けれどVIXはかなり下げたから、半導体の買持も完全に失敗したと思ったよね。だから、こんな位置でまだドテンできると分たわけだけど、結構な値幅が出てるよね。まだまだ此の先、厳しい相場を暗示してるかも。(しかし、買っちゃダメだろ!)
4063 信越化学 ¥15,610(▲¥15)
買)¥15,440×2000
売)¥15,300×2000(-¥280,000)
まったくこの局面で信越化学を買うとは・・・。この銘柄は、ほんと米国そのものというか、半導体ウエハとシリコンと、住宅バブルを背景にした塩ビ事業・・・。何もかもがアメリカなんだよ(米国の女性はおっぱいにたっぷりシリコン入れそうだし 苦笑)
9020 JR東日本 ¥6,926(△¥90)
買)¥6,926×3000
売)¥7,010×3000(+¥252,000)
9021 JR西日本 ¥5,039(△¥19)
買)¥5,039×4000
売)¥5,020×2000(-¥38,000)
売)¥5,015×2000(-¥48,000)
9022 JR東海 ¥15,640(△¥40)
買)¥15,640×2000
売)¥15,750×2000(+¥220,000)
なんか睨んだ通りというか、JRが逆行高してくれて少し報われたというか(西日本は需給で弱かった?)けれどもこっそりと新型コロナががまた増え始めてるんで、ちょっと厄介な銘柄ではある?)
前場の収支:-¥1,580,000
雑感彼是
昨夜のCFDの動きはマジで嫌な感じがした。もちろんパウエル議長のポルトガルフォーラムでの講演も矛盾だらけだったし、けっしてその発言を鵜呑みにした投資家はいなかったと思う。
「失業率をほとんど悪化させずに、景気を悪化させてインフレを退治する」
いま米国の失業率は3.6%くらいでこれはほとんど完全雇用ですよ。それを4.1%程度で抑えて、景気を悪化させ、8.6%ものインフレをやっつけるって言ってるわけだから、はっきり言って矛盾以外の何物でもない。
そりゃ理屈では徐々に不況にするけれど、何処までかは需要と供給がバランスするまでで、その時点では雇用は悪化しない、というのは分るけど、絵に描いた餅だね。
とにかくパウエルが議長が何をしたいかは明らかで、出来るだけQTへの関心を遠ざけたいということ。いまは利上げに焦点が当たっててそれがQTへ波及するのを避けてるのよ。
とにかくそれほどにQTはやばいし、ある時点で炸裂しちゃうことは確実だから。
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