週明けの日米株式市場を予想してみた

週明けの日米株式市場を予想してみた

三連休の最終日、ようやく重苦しい空気の連休が終わるよ。とは言え、まだ1日あるから、どんなニュースが飛び込んでくるのか分からないし、そういう世界情勢だから。見逃さないようにしないとなぁ・・・。

さて、個人投資家の関心は、一重に週明けの株式市場がどうなるか?ってことだと思うんです。とにかく日経平均は大分売り込まれて安くなってるのは事実だから、朝寄り後は買い先行するとは思うけど、やはり俺的に気になるのは、月曜の米国市場なんだよねぇ。

一つ気になるのは、金曜の時点すでに、米国の実質金利がさらに上昇したということ。

この状況が米国市場寄りつきまでに変化しないか、またはさらに上伸するとなると、ダメ押し的に米国市場は売られで、下落することも十分にあり得る。同様にコモディティもこのままでは売られる方向だと思うよね。

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そこで注目のWTI原油だけど・・・

WTI原油は、昨年11月の高値$84.67を下方にブレイクしたことで、米国実質金利の上昇を考えるともっと下がりそうではあるけれど、これから11月の最大需要期に向かうわけで、ここからはそう簡単に下がるとも思えないけれど、一時的な突っ込みはあるかもしれないし。


【ワンポイント】

勝ちたい!それはみんな同じ。でも同じでないのはどうやって勝つか!?だよね。

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それから為替だけど、とにかくドル高の流れが止まらない・・・

これは米ドルの対外通貨に対する強さを測ってるわけだけど、ドルは独歩高の様相。FRBが急激な利上げを継続するわけで、当然ドルを買う動きが止まらない、というか現状では12月までの利上げが見えていて、さらに来年も利上げという強気な姿勢の裏には、FRBがドル独歩高を維持したいという思惑が透けて見える。インフレ退治にドル高は不可欠だからね。

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となると、ドル円は・・・

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財務省の介入で一時的には円安を阻止した格好だけど、まぁ単独でドル円レートをコントロールするなど、まずあり得ない。笑っちゃうのは、日銀が金融政策決定会合の会見の最中に、円買い介入をしたこと。阿保らしいというか片や金融緩和維持を明言してるのに、円買い介入ってまったく意味不明。相場的にはまだ時期的に早すぎたと思うけどねぇ・・・。



という状況で、平たく考えると、月曜の日本市場は、円安傾向で為替が動くと思うので、一旦の反発になるかな?と思うし、ならば米国市場は?というと、テクニカルではリバウンドしてもおかしくはないと思うけど、実質金利の上昇を考えれば、終日戻りとなるのは期待薄かなぁ・・・と。

今日の午前中では、そんな感じで週明けを予想してるけれどね。