金融政策転換でトレンド転換!?:6月11日(火)後場
- 2019.06.11
- トレード日記
日経平均¥21,204(△¥69)
堅調な米国市場に連れ高しているように見える日本市場も、ここまで堅調だと妙な期待感が出てくる。これが金融政策の転換という意味なのかもしれない。
後場の相場観
買い転換しようか大いに迷って、結局買ったのは小型株1銘柄だけ。どうしても米国ダウのチャートを観て買う気になれなかった。いかにも、連続的に上げ過ぎるという感じのチャート。ここで買うのは遅すぎるって思うよねぇ・・・。
しかし、そうはいっても担がれるのは覚悟の上。米国市場はこういうとき、本当に強いのよ。やはり金融政策転換点ということで、再度史上最高値にトライするような相場になる可能性は十分にある。
ただ懸念がないわけじゃない。
まずはモラー特別検察官の捜査資料を民主党に引き渡すことに司法省が合意した。これで再度の蒸し返しが行われる可能性もある。また香港のデモはますます拡大傾向に。一国二制度は当然のごとく崩壊で、200万人(主催者側発表)と規模は拡大中。まさか天安門のように戦車で踏みつぶすような荒技は使えない。
さらには、為替もいつ巻き返しになるか分からない。この相場が、利下げ期待で上昇しているなら、ドル円の動きは極めて不自然だ。
なので、買いポジを獲るには懸念があり過ぎる、みたいな感覚が拭いきれないんだね。
後場の取引
6758 ソニー ¥5,387(△¥27)
空売)¥5,414×8000(含み益¥216,000)
空売)¥5,411×2000(含み益¥54,000)
日足的には非常に強い感じになっている。短期のGCから急騰・急落後の出直りなので、これは需給が引き締まってて非常にいい感じ。25日線を越えているので、なかなか有望な形。
それをこともあろうに売り建てるってのは、自殺行為もいいところ。何を考えてる!と言われそうだけど、後場寄りだったこともあって、今日はもしかしたら陰線になるかな?という妄想で売ってしまうという愚行だった。
だいたい調子が悪くなってくると、妄想が出る。自分自身で分かってることだけど、最悪に近い精神状態なんだよな。
9984 ソフトバンク ¥10,205(△¥55)
空売)¥10,280×1000(含み益¥75,000)
空売)¥10,270×1000(含み益¥65,000)
空売)¥10,250×1000(含み益¥45,000)
空売)¥10,240×3000(含み益¥105,000)
空売)¥10,235×2000(含み益¥60,000)
空売)¥10,230×2000(含み益¥50,000)
前場にポジションを変えるつもりで半分手仕舞いをかけての後場。相変わらず、売りポジションを解くつもりはなかったわけで、当初の方針通りに売りを追加した。
とにかく値動きがなくて、本来なら¥10,300から上で売りたかったんだが・・・。ここも非常に堅調な戻り足となっているんで、米国が利食いにならないと厳しいかも。
やはりなかなかニュースはでないねぇ・・・。
6981 村田製作所 ¥4,644(△¥97)
空売)¥4,655×4000(含み益¥44,000)
空売)¥4,654×4000(含み益¥40,000)
空売)¥4,653×2000(含み益¥18,000)
半導体が底打ちと言う感じになってきて、中国関連も新しいニュースが出ないので、買い戻しが優勢になるのは無理はない。しかし、電子部品がどの程度戻るかは、現状では未知数。そういう意味では、もう少し揉み合うだろうという期待もある。
6762 TDK ¥7,820(△¥140)
空売)¥7,860×1000(含み益¥40,000)
空売)¥7,850×2000(含み益¥60,000)
TDKも村田同様。底値圏からの本格的な反発は難しい状況だと思う。仮に反発してもそろそろ米国も押し目だろう、と考えると買い辛いのではないか?
なので、村田もTDKも多少の無理筋は覚悟の上で、持ち越した。
4743 ITFOR ¥841(△¥8)
買平均)¥841×2800(変わらず)
さて、本当に久しぶりに小型株(一部銘柄だけど)を買ってみた。理由は金融系のシステムをやっているということ。ニーズウエルという二部銘柄がぶっ飛んでるのを観て、こちらにも波及するんじゃないか、という妄想ね。
消費税増税が不可避みたいな雰囲気になって上昇する銘柄、ということで。
【短期投資家】ここが勝負で成り上がる、と考えるなら
【デイトレーダー】デイトレで抜きまくる、と考えるなら
本日の収支:(前場・後場合算)+¥90,000
後場の反省と今夜の米国市場予想
う~む、もしかしたら金融政策の転換を織り込む相場、トレンド転換なのかも、という疑心暗鬼にさいなまれつつ、どうしても買えない弱気の虫と言うやつ。
いつもながら、下げ局面から転換する場面に滅法弱い。
なぜか中国・上海が狂ったように上昇していたり、利下げ期待相場にも関わらず、ドル円は円安に向かったり、かといってWTI原油は下落するし、というまったく理解しがたい展開に、翻弄されたくないという意識が強すぎるのかも。
どうしてもこのまま上昇するとは思えない。
思えないものは仕方ない。
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