パウエル議長次第ではクリスマスラリー！？：12月14日（水）前場

日経平均株価　￥28,141（△￥186）

前場の相場概況

米国が引けにかけて売られた展開を気にしてか、寄りつきGUは思ったほどでもなかった日本市場も徐々に買が優勢になる展開。今夜のFOMCではもう株式市場はビビらないってことかもしれない。なので、昨日は落ちたけど、今夜の米国はまた上値で勝負するんだろうね。

そこでパウエル議長会見でハト的になったら年末ラリーへ突っ込む。少し書いたけどこの勝負はウォール街のディーラーにとっては来期の生き残りを賭けた勝負になるんだろうから、必死なんだよ。

なので場合によっては宣言通り、ウォール街の大手銀行は今期の損失をダウで一気に取り戻す、みたいなことが現実になる可能性もなくはない。そういう米国市場について行けば、日本市場は年末ラリーだって騒ぎ出すんだろう。

まぁでも、株式市場は依然リスク満載のままだけど。

それにしたって今の日本、アホ首相を選んだせいで大増税国家に変貌を遂げそうだ！そんな国の株価がスルスル騰がるのか！？（苦笑）

前場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥14,825（△￥185）
空売平均）￥14,616×4240
買戻）￥14,710×4240（-￥400,000）
買）￥14,640×4000（含み益￥740,000）
＄800も＄900も高値から下げたダウだけど結局プラスで残ったというのは、まだまだ強気派は頑張るんだろうなぁと。日経も少なくとも前場は買いになる。問題は引け間際だろうけど。ということで買い玉は我慢してる・・・。

8306 三菱UFJ　￥756.0（△￥2.0）
空売平均）￥757.7×80000
買戻）￥752.4×80000（+￥420,000）
買）￥755.8×10000
買）￥755.7×30000
買）￥755.6×10000
買）￥755.5×10000
買）￥755.3×20000
売）￥752.4×80000（-￥254,000）
米国長期金利は低下方向だろう。今夜0.500p利上げでもそれほど反応しないんじゃないか？って思ったり。とにかくFOMCをひかえて買いが根強いというか・・・。そんななかで金融株は微妙になってきたから。

1605 INPEX　￥1,459（△￥19）
買）￥1,446×10000
買）￥1,440×20000
買）￥1,439×10000
売）￥1,462×20000（+￥440,000）
売）￥1,461×10000（+￥150,000）
売）￥1,460×10000（+￥210,000）
買われてくれたので当然利食い。でも自動車の傷をいやすまでには行かず。大分助けられたけどね。でもこれから原油は戻すんじゃないか？って思うけど。

4832 住友金属鉱山　￥4,885（△￥90）
空売）￥4,840×4000
買戻）￥4,839×2000（+￥2,000）
買戻）￥4,836×500（+￥2,000）
買戻）￥4,835×500（+￥2,500）
買戻）￥4,833×1000（+￥7,000）
買）￥4,832×4000（含み益￥212,000）
本当に銅不足がそれほどフィーチャされないのが不思議なんだけど・・・。金は上昇中だけど分らん。でもインフレなら買と思ってるけど、ある意味CPIショックだったなぁ・・・。買い玉はもう少し様子見。

7203 トヨタ　￥1,975.0（△￥6.5）
買）￥1,968.5×30000（含み益￥195,000）
自動車の中でもあまり為替に反応していないトヨタは思い切って様子見しようと・・・。チャートもこれ以上売り込まれない感じだったし・・・。

7270 SUBARU　￥2,248（▲￥16）
買）￥2,264.0×20000
売）￥2,242.0×3000（-￥66,000）
売）￥2,239.5×3000（-￥73,500）
売）￥2,239.0×2000（-￥50,000）
売）￥2,238.0×2000（-￥52,000）
売）￥2,235.0×10000（-￥290,000）

7211 三菱自工　￥584（▲￥20）
買）￥604×60000
売）￥588×60000（-￥960,000）

そもそも、CPIが順調に低下した時点で、ドル円は円高方向。昨日自動車で勝負するということは、ドル円をどう読むかだったわけだけど、完全に外した格好。何事もなければインフレが低下すれば円高方向というのは仕方なしだね。まぁそれにしても、自動車を安易に買いで持っちゃダメってこと。そんなの分かり切ってるのになぁ・・・。特にSUBARUと自工は為替連動だからなぁ・・・。火傷した！

前場の収支：-￥1,240,000

雑感彼是

なんとなく米国のインフレは峠を越したような雰囲気が、昨夜のCPIで如実に出てきた。けれどもCPIだけを見ていると、恐らく6％くらいまでは総合（昨年比）で比較的容易に低下すると思うけど、そこからが結構簡単じゃない気がする。

なのでFRBの立場上、金利の高止まりは結構長期に渡ると思うし、その間に企業業績にとっては高金利という足枷がかけられたままだからね。そして、最も気になるのが個人の債務状況で、これが一段と悪化するのも12月ってことなんだよね。

なので少なくとも消費は年明けとともに急速に減少する可能性が高いと思う。そして懸案の雇用も3月あたりから急激に失業率が高まるだろうし。なのでもはや株式市場のテーマは、FRB利上げでもインフレでもなくて、今度は実体経済を織り込まないといけなくなるはず。

にもかかわらず、今の米国市場は個人消費はこのまま行く！という前提で考えていると思うし、企業業績もなんとかなると・・・。でも、インフレが低下するということはそれに比例して景気が悪化してるという意味なんだよね。

そこで株を買い向かうって、どうなんだろうねぇ・・・。