FRB vs マーケット:1月10日(火)後場
- 2023.01.10
- トレード日記
日経平均株価 ¥26,175(△¥201)
FRBのモグラ叩きを米国市場は無視するのか?が今夜の見どころ
後場の相場概況
米国市場はインフレはピークを打ち、景気は鈍化傾向で、FRBは利上げを緩める、という期待感が雇用統計、ISM非製造業景況指数を経て、急激に高まったと同時に、一斉に株式市場での底打ち観測が出たことで、FRBは連銀総裁を動員して、少なくとも今月の15日あたりまでは次々に頭を叩いてくるかも。
そうした背景に一つの要因は、個人のファイナンスが急激に拡大して限界を迎えつつあるという事態にあると思う。今の時点でインフレや高金利に対する警戒感が緩んでしまえば、個人の経済状態もさらに悪化してしまい、消費が一気に壊れる懸念が相当に高まっているから。
株式市場を見るときに、ややもすれば企業業績や各種景気済指数ばかりに目が行くけれど、本来は米国経済にとっての命綱である個人消費を一番に考えないと生き得ないはず・・・。その貴人消費は間もなく急激に悪化してくると思われ、そこを警戒しないでどうする!?と俺は思うけれどね。
株式市場の最大のテーマっていうのは天井当て、底当て、みたいになってるけれども、それって実は中長期投資家にはあまり意味のあることではないし、いかに短期で利鞘を抜くかという投資だからね。相場の転換点を見定めるという意味では重要かもしれないけれど、みんなが底だっ!って騒いでいるときって、ちょっと怖いねぇ・・・。
それに中国経済も、底打ちか!?っていう記事が出てるけど、確かにこの勢いで感染すれば、ある意味集団免疫になる?でも、それって結局何の解決にもならない気がするけどね。連日、インバウンド、インバウンドって騒ぎ過ぎ!
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥12,815(△¥190)
買)¥12,815×6000(変わらず)
信用の掛け目が60%までとなったレバ・インバ型のETFだけど、少額の資金で勝負しようという個人投資家にとってはあまり妙味がなくなったかもしれないけれどね。まぁそれでも日経平均で勝負するにも限界があるからちょうどいいのかも。
厭らしいのは、米国市場が上昇したときに個別で、と言うやり方。そんな時はETFでいいと思うし、ヘッジもしやすいからね。極端に不人気にはならんだろう。というか、凄い信用買い残があったのでどうなるか?と思ってたけど、連動型なので怖いくないってことかな?
メガバンクを売り勝負したので、ヘッジの意味で。
8306 三菱UFJ ¥893.3(▲¥9.1)
空売平均)¥892.5×96000(含み損¥77,000)
8316 三井住友 ¥5,285(▲¥8)
空売)¥5,321×2000(含み益¥72,000)
空売)¥5,320×2000(含み益¥70,000)
空売)¥5,319×2000(含み益¥68,000)
空売)¥5,318×1000(含み益¥33,000)
空売)¥5,317×1000(含み益¥32,000)
空売)¥5,316×2000(含み益¥62,000)
空売)¥5,315×1000(含み益¥30,000)
空売)¥5,314×1000(含み益¥29,000)
空売)¥5,310×4000(含み益¥100,000)
流れとしては円高方向にも関わらず、米国株リバウンドにのって日本株も景気敏感が買われるという地合い。早速FRBが頭を抑え付けるような発言乱発だけど、マーケットは無視するように買いで行くのかな?と。その場合、日本株も半導体やら電子部品なんかを筆頭に買われるかもしれないと。その時にメガバンクや金融株が一旦は売られるだろうという見方は変わらないから・・・。
個人人的には、正直、個別株の買いが出来ないんだよね。まぁ、メガバンクの相場は今年のテーマみたいなものだから、このペースでズンズンと高値を追うという感じの値動きじゃないと思ってるので、一旦はせめて25日線くらいまでは調整して欲しいなぁ・・・。板を見てると売り物も結構出てるけど、まだまだ買いが強すぎる気がする。
本日の収支(前場・後場合算):-¥2,920,000
雑感彼是
面白いもので、たかだか一泊二日の旅行でも、なんかすごく相場から遠ざかったような感覚になって、まったく玉を立てられる気がしなかった。全然相場の雰囲気が分からないんだよね。でも、だからこそ、リフレッシュになるのかな?と思うし、客観的に相場を見ようと努力したけどね。
でも客観的に見れば見るほど、日本株が買われる根拠が分からなくなっちゃうって感じ。海外の経済が悪化する中で、インフレ・円高がすすむという状況を、日本企業が跳ね返せるのか?っていうと、どうもそんな感じに見えないんだよね。
昨年の夏場に設備投資が盛り上がったときに、大型投資をしているような企業はいくらか期待できると思うけど、とにかく自動車が全然だめで、日本経済の重石になってることは事実。で、もちろんこの先も自動車には期待できないし、ならば何が残るんだろう?って考えると、ますます相場が難しくなるばかり。
今年、労働関係の法律が変わったり、秋からインボイス制度がスタートしたり、こういうことが日本経済に悪影響を及ぼさないはずがないし、すべては財務相の策略というかいかに税収を増やすかという施策でしかない。
その意味では今度は国内の建設業はダメージを受ける。その上金利上昇ってことで、日本経済は、はっきり言って上がり目はないね。
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