バタバタの米国市場に対する警戒感:9月26日(火)後場

バタバタの米国市場に対する警戒感:9月26日(火)後場

日経平均株価 ¥32,315(▲¥363)

米国市場に対する一段と警戒感強まった後場。急落必至か!?

後場の相場概況

何はともあれ、日本市場を取り巻く海外の状況が悪すぎると思う。まずは米国市場に関しては、10年物国債の金利上昇が緩んだとしても決して楽観できるような状況ではなく、UAWストを支援するバイデン演説が今日予定され、政府機関閉鎖懸念も本格化してくる状況で、ムーディーズの米国信用格下げ懸念もあり、金利の上昇が読めない状況にあることが最大のネックになる。

そして中国経済がいよいよどうにもならない状況になったし、経済だけではなく政治も何もかも。国内であらゆる矛盾が噴出し、相変わらず洪水多発で、三峡ダムは本当に危険な水位なので、これ以上は無茶な放出もあり得る。こういう時は悪いことが次々に起こるものだから。

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またEU経済もいよいよ本格的なリセッションに突入してしまい、さらにイタリアでは移民問題がどうにもならない政治問題となっている。そしてポーランドがウクライナへの武器支援を中止すると発表し、ウクライナのメチャメチャな態度に憤慨している有様。

これで日本株だけが強いとして、強気になれるモノなのだろうか?

もしも日本株が上値追いを始めるとするならば、その時は外資の暗黙の了解のような形や後進国のように円が思い切り安くなるとか、そこには明確な理由が必要になると思うけど、この状況では望み薄なのではないか?

もっとも注意すべきと思っていた原油価格が、世界経済の先行き懸念で下落してくれたので、今日はこの程度で済んだのかも・・・。けれどもBRICSプラスやOPECプラスはこの先恐らく原油価格を引き上げてくると思う。そうすることが、彼らにとっては至上命題なのだろうから。

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またしてもドル円が日本市場の大引け後に急伸し¥149.150と¥149の壁を突破した。そしてほどなく米国債10年物金利も上昇を開始するのではないかな。明日の権利取りが終了すれば、いよいよ日本市場も・・・。

世界の株式市場は、いつ始まってもおかしくない状況だ。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ  ¥19,625(▲¥450)
空売平均)¥20,598×4560(含み益¥4,430,000
29日は権利落ち日ということで、日経平均のチャートはこのまま行けば、22日の¥32,154は下方にブレイクする公算が大きくなってきた。この先々の米国や中国の状況次第と言うことだけど、この時期チャートが崩れてもおかしくないと思っている。まずは今夜、どれくらい鞘寄せするか・・・。勝負するのは明日だけどね。

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9984 SBG ¥6,370(▲¥54)
空売)¥6,431×4000(含み益¥244,000
空売)¥6,424×4000(含み益¥216,000
孫会長はここに来てまた強気にAI投資を開始すると・・・。けれども、早々毎回のように成功すると考えても無理かも。アームはアリババのようにはならないし、結局は厳しい状況に追い込まれるような気がするよ。


6758 ソニーG ¥12,270(▲¥120)
空売)¥12,390×4000(含み益¥480,000
ソニーのこの10年は本当に順風満帆だった。CMOSもプレステも映画も上手く行った。けれど、その間に新しい基軸を作れたか?と言えば、何を血迷ったかEVをやると言い出した。そういう経営判断がいかにもマズイと思う。そして今度は半導体に深くかかわるという選択も、ますます部品メーカのようになってしまった。と言うことはもう業績は自分で作れないということだよ。そこがアップルとの大きな差になったんだろうね。

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8035 東京エレクトロン ¥20,165(▲¥775)
空売)¥20,940×3000(含み益¥2,325,000
TSMCの搬入制限以来、さえない展開になったエレク。けど、思い切り中国の影響を受けることは確実で、今期の業績は期待できない。アドバンが先行して下げたけど・・・。


6857 アドバンテスト ¥16,130(▲¥370)
空売)¥16,500×3000(含み益¥1,110,000
アドバンテストは来期だね。今は底値を伺う展開でいいと思うけど、大分いい調整をしてるような気がする。俺は¥14,000台をまってるんだけど・・・。

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6723 ルネサスエレクトロニクス ¥2,213.5(▲¥62.5)
空売)¥2,276.0×4000(含み益¥250,000
空売)¥2,275.0×2000(含み益¥123,000
空売)¥2,274.5×2000(含み益¥122,000
空売)¥2,274.0×4000(含み益¥242,000
空売)¥2,273.5×4000(含み益¥240,000
空売)¥2,272.0×4000(含み益¥234,000
空売)¥2,271.5×2000(含み益¥116,000
売りが止まらないルネサス。無配株だから仕方ないのかもしれないけれど、それにしてもよく売られる。こういう売られ方をするときは、意外安もあるかも。実は底抜けしたんだよね。微妙だけど。


本日の収支(前場・後場合算):-¥30,000


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雑感彼是

いよいよ米国は暗黒時代を迎えるかもしれない。実際米国の政治状況は、民主党vs共和党という従来の枠組みはもはや崩壊したと言ってもいいと思う。来年の大統領選挙で現政権政党の民主党は、絶大な人気を誇るトランプ前大統領の出馬阻止であらゆる手段を使い、民主主義を危機に晒した。そして今度は、決定的な規制を通信に掛けるつもりなのだろう。

こんなことをされたら、まずまともな情報は出ないと思った方がいいし、少なくとも民主党政権得意の検閲の強化につながるのは必至。米国もまたまるで中国と同じような体制を作ろうとしているんだね。

民主主義が死んで気が付くと社会主義体制になっていた、なんて笑い事ではないと思うし、米国の言うがままの日本も同じような路線にきっちり嵌ってる。

その意味では、ロシア、中国、米国、とみんな似たり寄ったりじゃないか!

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2020年の大統領選挙、そして来年の大統領選挙はまたトランプvsバイデンという実におぞましい老人の戦になると予想はされているけれど、民主党は投票用紙にトランプ候補の名前を記載しないという究極の手段に出るらしい。

それなら痴呆のバイデンでも勝てるというわけだ。けれどもバイデン政権は実質的にはオバマ政権なんだよ。裏でオバマが実権を握りまくってる。マイノリティ希望の星が実はカネマミレになっているという現実。

そして民主党から立候補と見られたロバート・ケネディ・ジュニア(と言っても老人だけど)は、連日大暴露発言を行って物議をかもしている。もしも米国が民主主義を取り戻せるとすれば、この人を大統領にするしかないと思うけど、民主党は公認しないらしい。となると無所属での立候補になるのだとか。

だったらトランプも無所属で立てば面白くなる。できればトランプ大統領、ロバート・ケネディ・ジュニアが国務長官でもいいくらい!

そうでもしないと大変なことになる。