イケイケ相場継続！日経は￥33,000を射程圏に！：11月6日（月）後場

日経平均株価　￥32,708（△￥758）

後場の相場概況

今日の日本市場は、主力で売られたのは船株と銀行株のみ。後は総じて買われまくってた。場中に日本郵船の決算が出たけれど、なんだか汽船もここも、昨年とは雲泥の差。結局船株は元の通りに戻るのかな、と言う気がしたけどね。

もっとも中国経済が虫の息で、欧米もこれから回復と言うよりは景気減速になる。ならば普通に考えて船株を買う理由など何もなし。新型コロナはまさに船株にとっては神風だったんだね。

一方今日銀行株が売られるのはよく分からない。言ってみれば日米の金利低下を嫌気したってことくらいしかないけれど、どれも売り仕掛けされてるようには見えなかったから、何が理由だったのか非常に気になる。

反対に売られまくったルネサスやアドバンテストは、何と8％超えの暴騰となってる。ルネサスは前場に売ってしまったけれど、こんなにぶっ飛ぶとは全く想像も出来なかったし、それ以上に強烈なのはここ3日間のアドバンテストの戻りだね。

決算コケ捲った村田なんかも、何事もなかったような位置まであっという間に戻っちゃうし。こういう動きをされるとますます分らなくなってしまう・・・。

後場の取引とポジション

8306 三菱UFJ　￥1,269.5（▲￥24.5）
空売）￥1,286.5×4000（含み益￥68,000）
空売）￥1,286.0×12000（含み益￥198,000）
空売）￥1,285.5×24000（含み益￥384,000）
空売）￥1,285.0×8000（含み益￥124,000）
空売）￥1,284.5×8000（含み益￥120,000）

8316 三井住友　￥7,340（▲￥146）
空売）￥7,446×1000（含み益￥106,000）
空売）￥7,444×2000（含み益￥208,000）
空売）￥7,441×2000（含み益￥202,000）
空売）￥7,436×2000（含み益￥192,000）
空売）￥7,428×2000（含み益￥176,000）

8411 みずほFG　￥2,550（▲￥81）
空売）￥2,592.0×4000（含み益￥168,000）
空売）￥2,591.5×2000（含み益￥83,000）
空売）￥2,590.0×8000（含み益￥320,000）
空売）￥2,589.0×4000（含み益￥156,000）

何故か後場になってメガバンクが売らてるのを、ちょっとおかしいと感じたので、銀行全般を見てみると地銀も売られていた。決算前のこの時期に銀行株が一様に売られるというのは、やはり国内勢の仕業とは思えなかったので、30分ほど様子を見て、小さな戻りの場面で売ってみることにした。

最近米銀に関して言うと、メガも含めてどうもおかしなことになってるという話が出てる。日本の場合はシステムの不具合とかですったもんだすることはあるけれど、だいたい通常取引で支障が出るということはないけれど、米銀は大手行で、様々な不具合が出捲ってるらしい。

どういうことかわからないけれど、システムの不具合じゃないみたいで、何かがあるのかも？という疑問が急に涌いちゃって・・・。他にポジ建てする気にもなれなかったので、今日はメガ3行を売っただけにしておいた。

それにしても気持ち悪い動きだったことは確か。調子に乗っちゃって大きなポジを建ててしまったけれど、本当に最近の金融の動きはちょっとおかしいと思う。

そういえば、アイオワのまるで銀行とは言えないような資産規模が100億円に満たないシチズンズ・バンクが破綻したなんてニュースもあったけれど、今日銀行が売られたのは関係はないとは思う。

でも海外勢がこれほど決算前に売ってくるというのも解せない。何か大口の間でニュースが流れたのかな？という感じ。銀行はいつだってある日突然破綻するから怖い。今夜あたり何かニュースが出たら大当たりなんだけど。まぁ、ないかぁ・・・。

1699 原油先物　￥409.0（▲￥3.2）
買）￥412.1×50000（含み損￥155,000）
大分いろいろな動きは出てきてるけど、基本は米国がイランに対してまるで恫喝するように、手を出したら承知しないよ！って言ってるのが効いてるのかも。原油価格がこの時期下がるのは、イランが大量に売ってるという情報もあるから、結局は今の中東諸国は「カネ儲け」なんだよな。なんかねぇ・・・割り切れないね。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥11,660,000

雑感彼是

イスラエルはガザ北部を制圧する勢いで陸上作戦を展開している。全面侵攻という言い方は避けているけれど、やっている作戦は全く同じもの。とにかくイスラエルはハマスを全滅させない限り、この紛争は止められない。

一方パレスチナ支持を打ち出しているイスラム・シーア派は、レバノンのヒズボラも含めて、ハマスを支援するつもりはないようだし、イランも原油商売優勢という感じで、ブリンケン国務長官に恫喝されてても足も出せず。

結局このまま作戦が侵攻すれば、イランもヒズボラもハマスは見捨てるのかもしれないね。第一、イスラエル攻撃はハマスが勝手にやったことと異口同音なのだから。

世界の論調はイスラエルに対し厳しいものとなっている。それは単純にガザの一般人の犠牲者が1万人を超える悲惨な状況だから。けれども本質はハマスが同胞であるパレスチナ一般市民を人間の盾に使うという、非道を行ってることが原因じゃないかな。

イスラエルを攻撃したときにも犠牲者は8割以上が凄惨な拷問やレイプを受けていたということが今回の悲劇の引き金になったことは確か。とにかくハマスは、やってることはテロリスト以上だからね。

けれども、結局のところ、紛争拡大は避けられそうで、原油価格は間もなく＄70台に突入しそう。

と言うわけで、紛争は拡大しない、債券金利は下がった、となると、今夜もイケイケ相場続行の公算大。やはり日経平均は￥33,000を目指すのかな。

（アイキヤッチ画像は、ブルームに掲載された米国ヘッジファンドの米国債ショートの状況。そりゃこれからカバーされる！？となるとドル円は！？）