CPI爆上げ！その上に米国暫定予算下院可決！：11月15日（水）前場

日経平均株価　￥33,341（△￥645）

前場の相場概況

こういうタイミングでは必ず、こうなる、という絵に描いたような相場になって、年末ラリーイケイケムードとなった。それを受けての日本市場は、日経平均￥33,000の壁は何処へやら。一気に￥33,500を獲る勢いで上昇中となった。

前場に△￥645まで上げて、なおかつ引け後のCFDではさらに△￥100高気配。これをやられると、売り方は広がった傷口に無理矢理塩をねじ込まれるようなものだな。

さて、それはそれとして、問題なのは、ここでドル円のトレンドが変わるか否かということ。勿論米国債金利は急低下して、これで長期金利のアップサイドは消えると思うけれど、その割にドル円はまるで円高方向を拒否しているような感じ・・・。

しかし・・・、裏を返すと米国経済がいよいよ悪化し始めたという証でもある。CPIが低下するということは、住宅価格の3ヵ月の遅効性を加味すれば、結構消費は厳しい状況に直面していると思われる。

しかも自動車販売も影響を受け始めていることも考えると、これからが本番なのかもしれないと思ったりする。とにかく景気後退は鮮明になり出して、恐らく12月発表の雇用統計は失業率は4.0台に突入するだろう。

それを十分に市場は意識しているからこそ、利下げ時期を大幅に前倒すような織り込みを始めた。まさに経済の転換点に居るという感じだ。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥20,965（△￥770）
買）￥20,190×3000
売）￥20,950×3000（+￥2,280,000）
空売平均）20,938×1760（含み損￥48,000）
確たる根拠などは全くないままに、買い建てて持ち越した日経レバ。本当にマグレで大幅上昇して戻ってきたわけで、日経平均はレンジ相場の上限に近づこうとしているタイミングで、利食いして売り玉を建て始めた。

ただし外資の短期筋の乱暴な振る舞いで、やられる可能性も十分にあるからな。昼に間に￥33,500を獲りそうな勢いだしね。ホント、経済マフィアだな。

8306 三菱UFJ　￥1,267.0（▲￥17）
買）￥1,278.0×50000
売）￥1,304.5×50000（+￥1,325,000）
空売）￥1,304.5×4000
空売）￥1,302.0×8000
空売）￥1,300.0×4000
空売）￥1,299.5×4000
空売）￥1,297.5×4000
空売）￥1,297.0×8000
空売）￥1,296.5×4000
買戻）￥1,267.5×12000（+￥424,000）
買戻）￥1,264.0×24000（+￥814,000）
強烈な決算で誰もが暴騰を期待したと思う反面、これで金利上昇局面は終了したとなると、流石に金融セクターの相場も終焉だろうとは思った。なので、まずは朝寄りGUは売り。UFJの場合は、今日の時点では材料出尽くし。そしてイチかバチかのドテン売り。自分の見立てが正しければ売られる、ということに賭けてみた。担がれたら投げるだけだし・・・。

案の定売り先行でマイナス圏に落ちたけど、あの決算と自社株買いは侮れないので、手仕舞いしておいた。結果はどうあれ、この取引は自分でも相当に満足感が高い。

6758 ソニーG　￥13,165（△￥575）
空売）￥13,100×4000（含み損￥260,000）
調子に乗って売り建てたソニーGさらに買われて含み損。後場寄りではさらにヤラレルだろうけど。外資のクソは悪戯が過ぎる！

8306 トヨタ　￥2,879.0（△￥35.5）
空売）￥2,894.0×4000（含み益￥60,000）
空売）￥2,892.0×4000（含み益￥52,000）
空売）￥2,890.0×4000（含み益￥44,000）
空売）￥2,887.0×4000（含み益￥32,000）
空売）￥2,884.0×4000（含み益￥20,000）
空売）￥2,880.5×4000（含み益￥6,000）
空売）￥2,880.0×4000（含み益￥4,000）
これで円安トレンドは転換すると思って自動車は売りで構えようと思ったけれど、それ以上に今後の自動車販売はかなり微妙なんじゃないかと思って・・・。米国でハイブリッドが売れまくってるらしいけど・・・とにかくトヨタでようすを見ないことには日本市場は始まらないから・・・。

前場の収支：+￥3,770,000

雑感彼是

いやいや、昨夜のCPI発表後の値動きは本当に凄かったよなぁ・・・。上昇というか垂直上昇って感じはまるでロケット発射のようだった。これで米国株式市場のイケイケに火が付いちゃったことは確実かもね。

しかし昼の間に￥120とかGUするのか！？全く乱暴な連中だよ。もうやりたい放題だな。

と言うわけで、日経平均はレンジの上限にほぼ到達で、ここからが本当の勝負なんだと・・・。気を引き締めないと、根こそぎ持っていかれそう・・・。