日本市場は年末ラリー突入なるか!?:12月19日(火)後場
- 2023.12.19
- トレード日記
日経平均株価 ¥33,219(△¥460)
この後場の値動きが年末ラリーの起点になる雰囲気。問題は米国の利食い。
後場の相場概況
日銀が従来通りの政策を継続とすることは、経済の状況を考えると当然と言えば当然なのだが、何せ植田総裁の発言が波紋を呼んだ、と言う事だったから、「継続」がサプライズになったという何とも言えない相場展開になった。
しかし、穿った見方をするならば、これは岸田政権と財務省の増税方針に沿ったものと言える。すなわち、金利上昇は住宅ローン等の家計負担を増加させるわけで、これは家計負担率を増加させる。岸田政権が一時的な減税や子供手当を決めて、国民は多少なりとも安堵感を感じてるわけだが、だからこそ、それは増税の下地と言えるわけで、現時点では「飴」の効果を消したくはないだろう。
アナリストや識者は、今回日銀が政策変更またはそれに言及することが無ければ、此の先のFRBの金融政策を考えると、政策変更は出来なくなる可能性があるとしている。仮にFRBと日銀の相反する金融政策が重なれば、急激な円高になることは必然だ。これは先ほど会見でも同様の質問が出ていたけれど、基本は「各国独自の金融政策でいいのではないか」と回答していた。
また例の「チャレンジングの意味」は、はやり「政策変更する」「マイナス金利を解除する」と言う意味ではなく、「2年目をこれから迎えるにあたり一掃気を引き締めて臨む」と言う意味だと回答していた。言葉の解釈は難しいいね。
と言うわけで日銀の政策懸念で揉みあいに突入していた日本市場だけど、現状維持となったことがサプライズ的に作用したし、これで年内日程を考えるならば、今日がラリーの起点となってもおかしくはないという状況になった。
政策を受けてドル円も円安方向に振れたことも、自動車が買われる要素として日経平均には大いに寄与するだろう。ドル円に関しては円売りポジを積み上げた投機筋にとっては絶好の買戻しチャンスが訪れてくれたという事だろうから、¥146辺りがマックスなんじゃないかと思う。なので自動車買は短期的な見方をするべきと思うし、またメガバンクの戻りを狙うというのも短期的な勝負になると思う。今回戻れば、そこが戻る天井になる可能性が高いからね。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥20,705(△¥520)
買)¥20,580×1000(含み益¥125,000)
買)¥20,575×2000(含み益¥260,000)
買)¥20,565×1000(含み益¥140,000)
これで年末のラリーの可能性は大いに出た!と判断して後場の大幅GUから売られたところで、買いに走った。どうせならもっと大量買いすべきだったかもしれないけれど・・・。十分に買い建てたつもりなのでね。今夜の米国は気になるけれど、日本市場はラリーになるだろうしね。日経平均¥34,000が視野に入った感じ。
7270 SUBARU ¥2,594(△¥26)
買)¥2,594.0×20000(変わらず)
7203 トヨタ ¥2,640.5(△¥21)
買)¥2,640.5×30000(変わらず)
ちょっと書いたけれど自動車は本当に短期勝負しか考えていない。けれど1日2日の勝負でもないだろうから、あくまでもドル円次第で何処まで戻るかの勝負だと思うのでね。しかし、自動車は完全に売られ過ぎだ。けれど今帰るのはSUBARUとトヨタ以外にない気がする。欧州はEV全面終了っぽいしね。その次に出てくるのはバッテリーの環境汚染問題であることは目に見えている。
6501 日立 ¥9,939(△¥87)
買)¥9,908×500(含み益¥15,500)
買)¥9,906×500(含み益¥16,500)
買)¥9,901×500(含み益¥19,000)
買)¥9,891×1000(含み益¥48,000)
買)¥9,890×1500(含み益¥73,500)
買)¥9,889×500(含み益¥25,000)
買)¥9,885×2000(含み益¥108,000)
買)¥9,881×500(含み益¥29,000)
買)¥9,880×500(含み益¥29,500)
7011 三菱重工 ¥7,646(△¥51)
買)¥7,646×4000(変わらず)
買)¥7,626×2000(含み益¥40,000)
買)¥7,623×1000(含み益¥23,000)
ようやく重工が切り返すきっかけになったと思う。また日立は新値を獲りに行くだろうということで、このところ触り続けたこの2銘柄を買い勝負した。重工を売った大口はきっと後悔することになるんじゃないかな。日立はちょっと不安なんだけどね。
6758 ソニーG ¥13,130(△¥55)
買)¥13,000×2000(含み益¥260,000)
買)¥12,995×3000(含み益¥405,000)
買)¥12,990×1000(含み益¥140,000)
さてソニーは結果的にドテンしたような恰好になったけれど、戻ると思うのでね。個人投資家が俄然やる気になった相場だと思うし、その意味ではソニーは買っても大丈夫だろうと判断した。最近影が薄いけれど、今後も厳しい状況は続くと思うので、あくまでも深追いは禁物。
6723 ルネサス ¥2,529.0(△¥52)
買)¥2,501.0×6000(含み益¥168,000)
買)¥2,500.0×6000(含み益¥174,000)
買)¥2,497.0×4000(含み益¥128,000)
買)¥2,495.0×2000(含み益¥68,000)
買)¥2,494.0×2000(含み益¥70,000)
買)¥2,490.0×2000(含み益¥78,000)
買)¥2,488.0×2000(含み益¥82,000)
半導体装置はカンカンに上昇を続けてるけど、半導体現物はやはり景気に左右されるので・・・。けれども在庫も大分はけたという話もあるので、1日くらいは戻り相場になってもいいんじゃないか?でも基本的に最近のルネサスが弱いのは、一にも二にもEVの不調が原因と思う。なので、人気銘柄の分だけ明日はGUしてくれるだろうという希望的観測。年末ラリーになってそれに乗れるかは微妙だと思うけどね。
6367 ダイキン ¥22,240(△¥140)
買)¥22,240×2000(変わらず)
ここも戻ると判断して買い建てた。売られ過ぎた銘柄の戻り期待と言うやつだけど。25日線を越えられないと本格的な戻りはないけれど、後場の値動きを見てて大丈夫と思ったのでね。
1911 住友林業 ¥4,149(△¥30)
買)¥4,118×500(含み益¥15,500)
買)¥4,117×100(含み益¥3,200)
買)¥4,116×400(含み益¥13,200)
買)¥4,115×3000(含み益¥102,000)
今週の米国市場は住宅関連指標が目白押しに出てくるので、一つくらいはそれにちなんだ銘柄、ということで、信越化学かここか迷った挙句に、ここにしてみた。
9432 NTT ¥169.0(△¥0.1)
現買)¥169.0×100000(変わらず)
現買)¥168.8×50000(評価益¥10,000)
現買)¥167.8×50000(評価益¥50,000)
これで¥160台は終わりなんてなるとちょっとショックだけど・・・。そんなに大きく動く銘柄でもないから・・・。
本日の収支(前場・後場合算):+¥3,960,000
雑感彼是
それにしても日銀政策が出て日経平均が大きくGUする中で、後場の寄り付きからのメガバンクの値動きは激しかった。一瞬勝負したくてウズウズしたけれど思いとどまったのは、大陰線が出捲って大きく下落した後だったから。実際に勝負するとしたら三井住友だったと思うけど、あの大幅下落からの全戻しは流石に強烈そのもの。やってたら大怪我したに違いないと、ほっとした気分だったよ。
でもメガバンクはこの先、幾分戻ったとしても弱い動きにならざるを得ないといった今日の政策決定会合だったよね。ここから幾分は戻すだろうと思うけど全値戻しは流石に無理かなと思ってる。
さてさて大引け後に状況だけど、まずは米国債10年物金利は低下気味に推移。これでFRBの利下げが唯一の焦点になったこの年末なので、金利低下は米国市場、特にNASDAQの暴騰を誘発する可能性も・・・。そしてドル円だけど、今日の日銀の発表で、すかさず円安に切り返した。乱高下しながらだけど、先ほど¥144をブレイクした。
そして日経平均だが・・・CFDは今、何と¥33,500に到達してる・・・。¥460高した大引けからさらに¥300も突っ張ってるなんて・・・。これは下手をすると、¥34,000じゃなくて年内¥34,500くらいまでありそうな気配になってきた。
そうなったら1月相場がメチャメチャ怖くなりそうだなぁ・・・。
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