大納会で先物売り!外資のやりたい放題:12月29日(金)大納会後場

大納会で先物売り!外資のやりたい放題:12月29日(金)大納会後場

日経平均株価 ¥33,464(▲¥75)

大納会は2024年相場を暗示するかのような陰線で取引終了

後場の相場概況

株価が上昇してきての大納会。日本人の誰もが「大納会」を意識して「トウビノ・・・」なんてことを期待していた。けれども、日本市場のプレイヤーの7割を占める海外勢にとっては、そんなことは全く関係なし、という意識。時価会計の決算なんだろうけど、円高が進めば、多少株価が下がっても全く問題にならない。

だったら海外短期筋は国内投資家をあざ笑うように、売り崩しで最後の資金稼ぎに打って出た。先物でショートして個人投資家の投げを誘っての値幅取り。その証拠に大引け間際まで引っ張ってのショートカバーという顛末。今年も海外勢にやりたい放題を許しての大納会となった。

余談だが、JPXとかはこうした値動きに多少の責任を感じるのかな?と思っても、所詮は無駄ということ。そんなことよりも年末年始を贅沢に過ごすことに心が飛んでいるだろう。今の日本には、日本人から奪い海外へばら撒く、異様に海外企業を優遇する、という空気が蔓延していて、日本国民は人が良いから、文句も言わずに年末年始を慎ましく過ごす。

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正直ウクライナに大枚を支援して、どんな国益があるというのか!?海外にばら撒く金は無尽蔵にあって、国内は増税というのでは本末転倒にも程がある。まして国内で窮している人を助けることにカネを惜しまなければ、自然と国内景気も回復するというもの。

だから、岸田なんかを絶対に許してはいけないわけだよ。まして途方もない金額を裏金とする仕組みを徹底的に排除しなければ、まともな政治になるはずがない。また大馬鹿揃いのメディアも、たかが1億2億のパーティ券売り上げを問題にして、その裏で行われている莫大な裏金作りを調べようともしない。

一部の政治家がTVに出てキレイ事を並べてるけど、全部偽善。日本の政治家なんかロクなもんじゃねぇ♪。

と言うわけで、今年も無事?に終了した株式市場だけど、1年間戦ってプラスなら文句なし。でも負けるのは本当に悔しいから、また来年も頑張ります。

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後場の取引とポジション

9501 東京電力 ¥738.5(△¥1.8)
買)¥733.9×10000(含み益¥55,000
買)¥733.8×10000(含み益¥56,000
買)¥733.6×10000(含み益¥58,000
買)¥733.5×10000(含み益¥59,000
買)¥733.2×10000(含み益¥53,000
買)¥733.0×50000(含み益¥275,000
12月20日付けで原子力規制委員会は、東京電力の聞き取り調査を行って、指定した不備はおおむね改正されているという結論に達し、12月27日、正式に世界最大規模の原発である柏崎苅羽原発の運転禁止命令を解除した。この話は12月6日の時点で既報となって、株価はなんと¥640処から¥895まで4日間にわたりぶっ飛んだ経緯がある。

これからは、激しい値動きは期待できないだろうけど、福島第一の事故以来、東電にとってはようやく先が見通せるような、そんな気分になったのではないかな。もちろん原発事故のリペアはこれからも延々と続くだろうけど、それは政治責任逃れのために法制化して廃炉費用を捻出することにしたし、それに輪をかけて太陽光や風力の電力買い取りなどという、バカバカしいことをやってるわけで、三重四重にも国民を苦しめてる。

がしかし、昨年のロシアーウクライナ戦争勃発でエネ価格が急騰したときに、海外(特に欧州)では、価格高騰が冗談のようになってしまった。このことから、欧州の原発回帰と言う考え方が出てきたと思う。

そういう意味では、良し悪しは別としても、何とか東電と言う企業を成り立たせることが重要であって、その意味では今の東電はNTTと並んで国策銘柄の最右翼だと思う。

と言うわけで再稼働は新潟県の同意次第。新潟県知事が何らかのコメントを出せば、株価はもう一度踊るかもしれない。年末年始に特集でもやれば・・・。でもでも、とにかく需給最悪。上髭連発!しかもみんな長い!そりゃそうかぁ・・・。

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4393 バンクオブイノベーション ¥4,610(△¥230)
買)¥4,300×1000(含み益¥310,000
買)¥4,275×1000(含み益¥335,000
買)¥4,150×1000(含み益¥460,000
買)¥4,075×300(含み益¥160,500
買)¥4,070×200(含み益¥108,000
買)¥4,030×400(含み益¥232,000
買)¥4,020×500(含み益¥295,000
買)¥3,950×1000(含み益¥660,000
買)¥3,900×1600(含み益¥1,136,000
まさか、まさかの展開になったこの銘柄。5連騰!一気に75日線回復!まさにとんでもないチャートと言える。しかもこんなことをしてもなおPER5.60。とにかくこういう株は理屈じゃない。水準訂正だから、ここから3倍、4倍、あっても不思議じゃない。

兎に角カギを握るのは、本業関係のIRがどのくらい出てくるか。この間の上昇幅はS高2回分くらい。年明けにでも出てくる海外勢の空売り情報が楽しみである。

といっても潰すつもりなら外資にとっては簡単なこと。なので、75線を越えたのだから一旦は手仕舞いすべきだったかもしれない。ガンホーじゃないんだから。調子に乗って2000株追加してしまった。悪癖。

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本日の収支(前場・後場合算):+¥590,000


雑感彼是

どうにも米国市場の動きを予想しろ、と言う方が無理。2日、3日と米国市場はあるわけだけど、その間日経CFDがどうなっても手も足も出ず。もっとも元旦からお屠蘇をいただいて、毎年フラフラで過ごす身としては、飲めば思考もあたらかないし、反射神経も鈍るから、玉砕持ち越さなければ、返って休場でいいのかもね。

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とは言え、ドル円の動きも分からず、米国市場の動向も・・・ってことで、地合いに関係ない銘柄を持ち越してる。

東電とバンク・・・ならドル円も全く関係ないしね。でもそうは言っても急激な地合いの悪化が来るとひとたまりもない。

さて東電が柏崎苅羽を運転再開するには、地元新潟にどれだけカネが落とせるかにかかってる。いま、中央の政界が揺れてるけれど、本当に汚染されてるのは地方の政治も同じ。というかもっと酷いのかも。

それと企業誘致、設備・インフラ建設等々は、利権の巣窟だから。福島に2か所の原発が出来たわけだが、事故で被害が出たことは大変な事に違いないけれど、裏にはとんでもない利権が投下されたんだよね。果たして再稼働に向けて柏崎苅羽でもさらなる利権が投下できるのか・・・それが一番の問題なんだよね。

と言うわけで、今年も激闘でした。それなりに勝てたので言うことはあまりなし。でも、本当の勝負は来年から、と思ってます。