納得できない人民元の管理相場制

納得できない人民元の管理相場制

やはりどう考えてもおかしいよ。何をどう調べても納得できる答えが見つからない。それは人民元が管理相場制によって対ドルレートが維持されていること。中国経済はボロボロだけど、これは入り口に過ぎないと思うよ。日本だってバブル崩壊後の経済なんか、正常化するのに15年もかかってる。けれど中国の場合はもう不良債権の桁が半端ないわけで、そんなものは処理できんよ。

なんかどこかの地上波で、人民元を裏ルートで円に換える、と言うのがあったけど、ふざけた話で、完全にマネロンしてるわけよ。それを堂々と地上波では取材して番組作ってたけどね、裏で人民元を10%の手数料で円に換えて、日本の不動産に投資するんだって。完全に違法だからね。

まぁ、クソな地上波はそんなことを取材して放送してるけど、マネロンという言葉は一切なかったね。バッカじゃないの?で、多分日本の業者はそれ(受け取った人民元)をドルに換えるんだろうと思うけど。金融の実務は分からんけど、ドルに換金できるのかね?

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まぁ、そんなこともあって、普通、紙くず同然の人民元をどうして受け取るのか?というと、やはり人民元とドルが管理相場制だからじゃないかな。変動のレンジを中国当局が決める為替だから、固定相場制ではないけれど、でも、こんなの、全部インチキとしか思えない。

これが現時点の人民元・米ドルレートの推移だけど、中国経済がボロボロになっても、ほとんど為替変動なしで維持されてる(ことになる)。ちょっと待ってくれ。これ、例えば変動相場制になったら人民元はどうなるのよ。いま1人民元は0.1405ドルなんだそうだけど、多分0.050ドルとか、もっとかな。人民元安になるだろ。っていうか人民元を受け取ってどうなの?って感じするよね。

いろいろ事情もあるだろうし、為替は複雑だから俺にはよく分からないんだよ。実際の貿易とか投資とかの扱いが分からないから。でもグローバル化を推進するには、極端な為替変動はリスクなんだろうから、管理相場制は米中双方にとって都合がよいのかもしれないけど・・・。

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でもね、中国の経済がボロボロになって、というか不良債権が2京円とかの天文学的な数字であると言われてる国の通貨とドルの為替レートが変動しないっておかしいでしょ。2ヵ国間で片方の国家が破綻していても、もう一方の国家はなんとか正常という状況で、為替が変動しないということは、破綻国の債務保証をしているようなもんじゃないか?

これ、逆に言うと、中国の債務保証を米国がやってるようなもんじゃないの?

こんなことがあってもいいのか?日本は最大の貿易相手国ということで日銀も為替スワップ契約をしてるけど・・・。というか中国の人民元建て2国間決済は900兆円くらいあるらしい・・・。こういうのも含めて、人民元の信用は何で担保されてると考えればいいのかね?経済規模?軍事力?外貨準備?保有する金の量?資源?じゃ、2京円の不良債権はどういう扱い?

あ~あ、止めた、止めた。考えても仕方ない。けど、どう見ても、納得できないし、意味も分からんし。でも・・・なんか、この辺りで大きな事故が起きそうな気がするんだよなぁ・・・。