荒れる日本市場、ハイボラ相場の序章か！？4月22日（月）前場

日経平均株価　￥37,334（△￥266）

前場の相場概況

また週初から米国債10年物金利が上昇し始めたし、2年物国債も遂に5.000pを突き破る場面も。こうなってくると、グロース銘柄の上昇は望み薄で、相場全体でもさらなる下落も濃厚になってきたと思う。

それを受けての日本市場は、最近日銀の早期利上げ観測などが出始めて、いよいよ日本国債10年物が1.000pを突っかける場面も近々見れるかもしれない。そうなると、予期せぬ利上げということになった場合は、日本株は米国株安とダブルパンチを喰らう可能性も覚悟しておくべき。

恐らく今年一番の波乱が来るとすれば、5月だろう。この相場6月までは引っ張れないと思うし、決算後の業績予想を確認した後がむしろ怖いのではないかな。

以下は個人的な妄想だけど・・・

もしも5月に波乱が来るとすれば、今回は相当に厳しい下落になると読んでいて、円高、利上げ、米国金利上昇、米国金融破綻、そして中東情勢の悪化、と全てが重なり合う可能性があると思っていて、その場合は、株式市場は「暴落」は免れない。そこに米国債務懸念が加われば・・・。

なので、この局面は、積極的に狙いに行くのでなければ、身をかがめてやり過ごすのも重要な戦略だと思うけどね。

何れにしても今から覚悟だけはしておいた方がよさそうだ。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥26,295（▲￥335）
空売）￥26,226×3920（含み損￥270,000）
買）￥26,150×3000
売）￥26,500×3000（+￥1,050,000）
GUスタートで買戻しのドテン買いはちょっと違うような気がしたので、売り玉はそのままにして、買いでスタート。そして売り上がりながら、買い玉の売り場を探すという面倒なことをした。どうもこの相場が素直に戻るとは思えなかったし、何と言っても米国メガテックの決算の週なので、ここは勝負しておかないと・・・。

8306 三菱UFJ　￥1,540.5（△￥40.5）
空売）￥1,505.0×10000
空売）￥1,504.5×10000
空売）￥1,504.0×10000
空売）￥1,503.5×10000
空売）￥1,503.0×10000
買戻）￥1,527.0×50000（-￥1,150,000）
買）￥1,527.0×40000
売）￥1,545.0×20000（+￥360,000）
売）￥1,544.0×20000（+￥340,000）
やはり担がれたUFJ。目先の地合いということで言えば、メガバンクには追い風ばかりが吹いているので、これはもう仕方ない。ただし、決算の内容で噴くようならば、5月の大きな売りチャンスになる可能性大。それまでは今回のような無理ポジは避けないといけない、と反省してます。

9984 SBG　￥7,457（▲￥191）
空売）￥7,648×4000
買戻）￥7,498×4000（+￥600,000）
楽天はダメでもSBGは大丈夫、と言われてからアームの件で上値を追っていせたSBGだけど、5月になると、もしかしたら企業存続の浮き目に合うかもしれない、というくらいに思ってる。昨今の資金の抜け方はそういう警戒感が大口の中にあるという事を表しているような気がするんだけど・・・。

8035 東京エレクトロン　￥32,170（▲￥2,290）
空売）￥33,960×1000（含み益￥1,790,000）
空売）￥33,530×500（含み益￥680,000）
空売）￥33,400×500（含み益￥615,000）

6857 アドバンテスト　￥5,273（▲￥211）
空売）￥5,521×2000（含み益￥496,000）
空売）￥5,510×1000（含み益￥237,000）
空売）￥5,506×1000（含み益￥233,000）
空売）￥5,505×1000（含み益￥232,000）
空売）￥5,501×1000（含み益￥228,000）
空売）￥5,500×1000（含み益￥227,000）
空売）￥5,499×1000（含み益￥226,000）
空売）￥5,400×2000（含み益￥254,000）　

7735 スクリーン　￥15,970（▲￥2,290）
空売）￥16,810×3000（含み益￥2,520,000）
空売）￥16,710×1000（含み益￥740,000）

7063 信越化学　￥6,102（▲￥27）
空売）￥6,151×4000
空売）￥6,129×4000
買戻）￥6,045×8000（+￥760,000）　　

6146 ディスコ　￥47,510（▲￥2,290）
空売）￥50,000×1000
買戻）￥48,220×1000（+￥1,780,000）
空売）￥49,500×600（含み益￥1,194,000）
空売）￥49,450×600（含み益￥1,164,000）
空売）￥49,400×200（含み益￥378,000）

大きく売られてきた半導体関連に関して、日本市場では強気派圧倒的に多い。それだけに投資資金も相当に集中しているとみていいと思うし、日本以上の米国はもっと極端なんだろうと。その意味では、5月に賭けて需給の調整局面で相場が極端に弱く成れば・・・。確かにその時は半導体関連の最良の買い場が来るのかもしれないけれど、それが4月中とも思えないし・・・。米国のリバランスが終わるにはまだ相当に時間がかかるから。

9501 東京電力　￥1,036.5（△￥22）
買）￥1,023.5×30000
売）￥1,050.0×30000（+￥795,000）

9508 九州電力　￥1,545.0（△￥39）
買）￥1,525.0×10000
売）￥1,570.0×6000（+￥270,000）
売）￥1,566.0×2000（+￥82,000）
売）￥1,565.0×2000（+￥80,000）

9509 北海道電力　￥1,247.0（△￥59.5）
買）￥1,183.5×10000
売）￥1,279.5×2000（+￥192,000）
売）￥1,278.0×4000（+￥378,000）
売）￥1,275.0×4000（+￥366,000）

今日の地合いなら電力に資金が入るか？と思ったけれど、前場は予想外に資金の集中はなかった。投資家があさからリバウンドを期待してたというのもあったので・・・。朝入ったけれど、今日は戻れる感じじゃないかな、ということで早売りに徹した。始まればいつだって入れるわけで・・・。

前場の収支：+￥4,470,000

雑感彼是

週末はいろいろ調べたけれども、本当に株式市場を取り巻く悪材料のオンパレードだなぁと思ったよ。それが今すぐどう、ということもないけれど、これらを無視してたら痛い目に会うだろうな、という気がしたしね。

兎に角、いままで、米国投資家は浮かれすぎてたと思うし、それは日本市場も同様で、今回のバブル後最高値越えには、比較する意義さえなかった気がするんだよね。なので高値更新がどれほどの意味があるかと言えば、通常運転の結果としか思えない。片やあの時のバブルは狂乱相場だったわけで、比較の仕様がないじゃないか！

にもかかわらず、まるで意義深いような感じで上手く使われて商売されてしまったな、というくらいに冷めた目で個人投資家は見た方がいいと思うし、俺自身はあまり、気にならないんだけど。

浮かれた相場は必ず調整する・・・。

怖くてもなんでも必ずそうなる、と醒めた目で見るのがいいかもね。