PCE出来レースに参戦!?:6月28日(金)後場

PCE出来レースに参戦!?:6月28日(金)後場

日経平均株価 ¥39,583(△¥241)

何もかも分かったうえでの出来レースに参加してみるのも相場かもしれない

後場の相場概況

6月最終日。セルインメイもそしてセルインジュンもなく、米国市場は高値更新を連覇し、遅ればせながらTOPIXも高値を獲り、日経平均も揉み合いを上抜けて再度¥40,000を伺う体制。後場は、日立やディスコを売りたいのを我慢して、いろいろ、何故この状況でこうした相場になるのか?を改めて考えていた。

前場はCNN主催のトランプとバイデンのディベートがあったわけだが、正直に言ってバイデンはもう完全に痴呆が回っていて、今回の大統領選挙はもう出馬できないな、と感じたし、トランプも必要以上の攻撃をしなかった。これで、このまま行けば次の大統領の選択の余地はなく、トランプが再選されるだろう。いくら何でも痴呆の老人を大統領には選べないということくらい、米国民も分かっているだろうしね。

そのバイデン政権、いや民主党政権下でウォール街は一体どれだけ暴利を貪ったのだろう?バイデンはトランプのせいでインフレになったと意味不明のことを言っていたけれど、インフレを助長したのは明らかにバイデンの政策だし、ばら撒きもトランプ時代の何倍もやらかしたわけで、むしろ故意に助長したということだ。

そのお陰で、どうなったか?と言えば、ジャブジャブ資金と利上げで大手金融はまさにぼろ儲け。戦争が勃発して兵器産業はぼろ儲け。ロシア制裁でシェールもぼろ儲け。お薬で製薬会社もぼろ儲け。そして株高で投資家もぼろ儲けしたという事実が横たわる。

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政府機関は誰の指示だか分からないけれど、景気指標をでっち上げ、景気後退を覆い隠す。出鱈目な雇用統計を連発してさも雇用が頑強だと市場に発表する。その陰で割を喰った中小企業は金利上昇と人件費上昇で苦しみまくってるという実体を完全に覆い隠してる。

そのいい例がS&P500で、この指数が高値更新をし続ける裏で、指数を引き上げてるのはGAFAMNであって後の492社の業績は減速する一方という・・・。こうした指数だけを見て、米国経済は順調だ、景気後退はない、と果たして大声で言えるのか?ってことだね。

何度か書いたけれど、もう今の状況に著名な経済学者も口を挟まなくなった。バカバカしくて発言する気になれないのだろう。そんななかで、A級戦犯はだれか!?ファウチかヌーランドか?いやいやこんな国にしてしまったのは、イエレンとペロシだね。特にイエレン財務長官は、雇用さえ堅調ならば大丈夫といいつつ、政権の方針通り米国債起債マシーンと化した。米国はバイデンと言い、イエレンと言い、老人社会かっ!?って感じ?いやいや老害社会だね。

今日のディベートを見て、少しはウォール街も考えるかもしれない。いやいや、今夜の出来レースには参加するだろう。けれどもこんなことはもう最後かもしれないよ。いずれにしても7月の雇用統計で市場に激震が走るだろうし。今夜の・・・、最後の晩餐は美味しいぞ!ウォール街がまともならば、少しは考えるかもしれないけどね。

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後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥29,250(△¥340)
買)¥29,250×3000(変わらず)

6503三菱電機 ¥6,503(△¥59.5)
買)¥6,503×6000(変わらず)

6723 ルネサスエレクトロニクス ¥3,009(△¥13.5)
買)¥3,009×14000(変わらず)

8035 東京エレクトロン ¥34,900(△¥100)
買)¥34,900×1500(変わらず)

6857 アドバンテスト ¥6,425(△¥187)
買)¥6,425×8000(変わらず)

6146 ディスコ ¥61,040(△¥210)
買)¥61,040×1000(変わらず)

6315 TOWA ¥11,280(△¥50)
買)¥11,280×3000(変わらず)

概況や雑感でポジションの理由を書いたけど、この茶番を試そうと思ってます。言う通りならばこれでも、儲かります。というか、究極のところウォール街のビジネスモデルって格好いいことばかり並べるけれど、これなんじゃないか!と叫ぶことが出来ます。逆に思い切り喰らったら・・・、ウォール街にはまだ少しは良心が残ってるかなって・・・。

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【現物】
9432 NTT ¥151.8(△¥0.5)
現買)¥148.5×100000(評価益¥330,000
現買)¥148.0×300000(評価益¥1,140,000
現買)¥147.8×50000(評価益¥200,000
現買)¥147.7×50000(評価益¥205,000


本日の収支(前場・後場合算):+¥15,870,000


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雑感彼是

去年から、どうも雇用統計がおかしいんじゃないか?と思い始め、今年年初に意味不明の調査方法の改定をすると言ったり、ついこの間には、今までの雇用統計は間違ってました、と言ったり。仕舞いにはパウエル議長でさえ、雇用統計は信用できない、と言わしめた前代未聞の茶番劇。

雇用統計のみならず、もっと怪しいのはCPIとかPCEなんじゃないかと思う。つまり、自動車を一つ例にとると、ある車種Aが3万ドルするとする。これって基本的には価格は一定なのだし、インフレには反映されないことになる。けれど、モデルチェンジしてA+になりました。そして価格は4万ドルです、となってもインフレには反映されないよね。大した変更でもないのに、価格がバッサリと値上げされるって良くある話。

住宅価格や家賃が下がらないって言うけれど、これなんかまさにコストプッシュ型で、日本の物価とまるで同じ。材料費も人件費も輸送費もエネコストも上昇しちゃった結果です。にもかかわらず、全体を平均的にならすような統計というのは、大して上昇しない。そういうのも日本とまるで同じでしょ。

つまり、本当は、生活実感からすれば、物価はもっともっと高くなってます。けれどもCPIもPCEも足したことない数字が出る。今夜だって多分、落ち着いた数字がでて利下げ期待が盛り上がり、株価は上昇ってことにするシナリオなんじゃないかな。

腐ってるね。