注目のパウエル議長講演に賭ける!:8月23日(金)後場大引け

注目のパウエル議長講演に賭ける!:8月23日(金)後場大引け

日経平均株価 ¥38,364(△¥153)

ドル円よりも米国市場大幅高に期待する日本市場

本日の相場概況

日銀植田総裁の休会中審査での発言は、大馬鹿揃いの国会議員の質問に嫌気がさしながらも、「引き続き金融市場が不安定」という認識を示し、状況を注視すると苦しい答弁だった。本音は「利上げ圧力に屈した」という事なのだろうけど、それを含めて日銀の信用は結果的に著しく低下してしまったと言える。

また植田総裁は、経済などまともに勉強もしたことのない盆暗首相の圧力で結局利上げに追い込まれたわけだが、その当の本人はさっさと退任を宣言するという事態に、恐らく屈してしまったことの自己嫌悪にさいなまれてるだろう。そんな表情だったね。

さて、今夜はパウエル議長の基調講演が日本時間の明日午前1時過ぎから始まる予定。これに関しては、ブルーム辺りは過剰な期待感は危険、と書いているけれど、論理的には今のタイミングで利下げ転換すれば、何とか米国経済はソフトランディングするのでは?とみんな考えて当然。

それもそのはずで、企業業績は思ったほど悪化していないという事実があるから。その上で、カマラ・ハリスが当選でもしてまたぞろ大量ばら撒きをやってくれると、企業にとっては万々歳と言うことになるからね。だから控えめに観ても、9月からの連続利上げは、相当経済を支えると見えて当然だよ。

さらに追加で、今度は労働省労働統計局の不真面目極まる雇用統計の修正が発表されて、利下げ期待に拍車がかかった。

9月のFOMCまで、かなり時間があるタイミングでのジャクソンホールでのパウエル発言は、ハト派に傾いてくれたら、もう少し株価は上昇を続けられるような気がする。いや、9月の雇用統計が見物なので、そこまでは何とかなりそうな雰囲気はあるけどね。

いずれにしても米国市場は買い向かってるしね。

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本日の取引とポジション

1570 日経レバ ¥26,225(△¥275)
空売平均)¥25,910×3720
買戻)¥25,840×1000(+¥70,000
買戻)¥25,815×1000(+¥90,000
買戻)¥25,800×1720(+¥190,000
買)¥25,800×500(含み益¥212,500
買)¥25,790×1000(含み益¥435,000
買)¥25,780×1000(含み益¥445,000
買)¥25,770×1000(含み益¥455,000
どうしても売りで獲れなかったわけで・・・海外勢は上に賭けてるかな?と言う気がして、思い切って買い転換した。過剰な期待、という記事もあるけれど、まぁ、行くしかないかぁ・・・という感じ。


8306 三菱UFJ ¥1,525.0(△¥11.5)
空売)¥1,550.5×4000
空売)¥1,550.0×12000
空売)¥1,549.5×12000
空売)¥1,549.0×16000
空売)¥1,536.0×4000
買戻)¥1,512.0×16000(+¥610,000
買戻)¥1,511.0×12000(+¥462,000
買戻)¥1,510.0×20000(+¥728,000
買)¥1,511.5×24000(含み益¥324,000
買)¥1,510.5×20000(含み益¥290,000

8316 三井住友 ¥9,889(△¥89)
空売)¥10,045×4000
空売)¥10,040×2000
買戻)¥9,715×6000(+¥1,970,000
買)¥9,747×4000(含み益
¥568,000
買)¥9,715×4000(含み益¥696,000

メガバンクの買いは結構躊躇った。と言うのは、パウエル議長講演で、米国金利低下が見込まれるから。当然だけど、メガバンクはそんなに上昇できないんじゃないか?って思ったのでね。でも、今夜の公園では米長期金利はそれほど下がらないんじゃないかと。なので思い切って買いに転じた。前引けでドテンしたのは初めてだ。

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9983 ファストリ ¥45,690(△¥640)
買)¥45,350×1200(含み益¥408,000
後場になってもあからさまな買いは出なかった。当たり前だけど、夜間では当然・・・。


8058 三菱商事 ¥2,971.0(▲¥56)
空売)¥3,040×4000
空売)¥3,037×4000
空売)¥3,036×4000
空売)¥3,035×4000
買戻)¥2,995.0×4000(+¥180,000
買戻)¥2,993.0×4000(+¥176,000
買戻)¥2,991.0×4000(+¥180,000
買戻)¥2,990.0×4000(+¥180,000
買)¥3,003×16000(含み損¥512,000

8031 三井物産 ¥3,019(▲¥16)
空売)¥3,083×4000
空売)¥3,076×4000
空売)¥3,073×4000
空売)¥3,072×4000
買戻)¥3,000×16000(+¥1,216,000
買)¥3,010×16000(含み益¥144,000

何故か商事が買われるどころか、厳しい売りになった後場。株価の位置からしても買われると思ったけど、商社や船株には全然買いが入らなかった。まぁ、仕方ないかな。今夜の全面高はちょっと難しいかも・・・。う~っ、弱気は禁物だ。


6501 日立 ¥3,461(▲¥49)
空売)¥3,575×4000

空売)¥3,527×4000
空売)¥3,525×4000
空売)¥3,524×4000
空売)¥3,522×4000
買戻)¥3,465×4000(+¥440,000
買戻)¥3,463×10000(+¥622,000
買戻)¥3,462×2000(+¥124,000
買戻)¥3,461×4000(+¥244,000
買)¥3,471×20000(含み損¥200,000
日立も買いがなかなか入らなかったなぁ・・・。こんな時に売りかよ!自動車よりもマシだと思うけど。売りたい大口がいたのだろう。円高を嫌っての売りかな?

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6758 ソニーG ¥13,410(△¥40)
空売)¥13,515×2000
空売)¥13,500×2000
買戻)¥13,260×2000(+¥510,000
買戻)¥13,255×2000(+¥490,000
買)¥13,300×4000(含み益¥440,000
チャートがいい感じ。発射準備完了を思わせる。


7011 三菱重工 ¥1,870.5(△¥39)
空売)¥1,880.5×4000
空売)¥1,880.0×8000
空売)¥1,879.5×8000
空売)¥1,878.0×8000
買戻)¥1,827.0×28000(+¥1,466,000
買)¥1,827.0×30000(含み益¥1,305,000
どんな状況でも「買い」でOKといった感じの重工。重工がここまで強くなるなんて、今まで想像さえできなかった。重工だけじゃなく日本の重電全部だけど。

7012 川崎重工 ¥5,011(△¥135)
買)¥4,914×1000(含み益¥97,000

買)¥4,910×1000(含み益¥101,000
買)¥4,865×8000(含み益¥1,168,000
贈賄、そして不正。なんでもありの川重だけど、そんなことは関係なく買い!って思った。

7013 IHI ¥6,099(△¥208)
買)¥5,992×6000(含み益¥642,000
何と今日新値を獲ってしまったIHI。川重の不正で資金が集中したせいもある!?

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7203 トヨタ ¥2,682.0(△¥17)
空売)¥2,694.0×4000
空売)¥2,693.5×4000
空売)¥2,693.0×10000
空売)¥2,692.0×4000
空売)¥2,690.5×4000
空売)¥2,672.0×4000
買戻)¥2,660.0×12000(+¥298,000
買戻)¥2.658.0×10000(+¥350,000
買戻)¥2,657.5×8000(+¥290,000
やはり円高を警戒して買いうのをやめておいた。正解かもしれない。


9984 SBG ¥8,474(△¥54)
買)¥8,422×6000(含み益¥312,000

8035 東京エレクトロン ¥27,105(▲¥700)
買)¥27,050×2000(含み益¥110,000

6857 アドバンテスト ¥6,382(▲¥225)
買)¥6,374×8000(含み益¥64,000

6920 レーザーテック ¥28,350(▲¥905)
買)¥28,135×2000(含み益¥430,000

4063 信越化学 ¥6,392(△¥116)
買)¥6,292×8000(含み益¥800,000

6146 ディスコ ¥43,240(▲¥320)
買)¥43,020×1000(含み益¥220,000

利下げで最も恩恵があると思われるのが、ハイテク・グロース。中でも28日にNVIDIAの決算を控える半導体関連は、嫌でも期待感が盛り上がるだろう。このタイミングで、今日は終日弱かった半導体関連で、勝負することにした。

個人的な勝算はもちろんあるけれど、相場のことだから必ず勝てるとは限らない。それは重々承知の上で、このタイミングで勝負しなかったら株式投資をやってる意味がないとも感じるのでね。


本日の収支:+¥8,380,000


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雑感彼是

ドル円と日経平均の相関関係は現時点で恐ろしく高いと思う。けれども常にそうかと言うと、これって逆相関なんじゃないか?っていうタイミングも頻繁に怒ってる。その理由は、結局意外に単純で、株式市場でほとんど材料らしい材料が無い時や、不確定要素が多すぎて予見するのが難しい場合には、円安差益を当てにしたトレードにならざるを得ないという側面だよね。

それと企業の想定為替レートというのも絶対ではない。企業だって、円高になりそうになればヘッジもするだろうし、対応策も講じるだろうしね。あれは決算時点での目安ということだから・・・。

なので、ドル円は¥140を割らなければ、現実には大した影響は出ないと思う。その証には、7月10日時点で¥161を付けていたドル円が¥15以上円高に傾いた。にもかかわらず日経平均EPSは¥2,395から¥2,448と逆に上昇しているわけで、これはなかなか凄いことでしょ。

そういう意味で、余り過度にドル円を意識するのはもういいかな、という感じになって来て、そのせいもあって思い切って買い転換した次第。

さてパウエル議長が何をいうか、米国市場がどう動くか、楽しみだね。