来週の株式市場は？個人的にはとっても怖い相場なんだけど

2024.08.31
トレード雑感

週末金曜の日経CFDは、米国の7月PCEに向かって例によって買い向かった格好になって、大引け前に強烈な買いが入って引けた。またしても、PCEの内容があらかじめ分かっていたような、そんな感じの買われ方だったね。もちろん終日、米国CFDは強く推移していたけれど、同時に特段買われたという風ではなかったし、改めて米国投資家の（事前にPCEの数字が分かっていたような）怪しげな行動、と言えそうだ。

結局、あのPCEの数字が分かっていると、ドル円が円安方向に向かうだろうということが予想できる。それが分かれば日本株に強気で買い向かうことが出来るしね。案の定、夜間の日経CFDの動きも、円安に振れたことを背景に米国市場が大きく売られた局面でも危なげなく、上昇を継続したわけで、￥285高した金曜ザラ場の上にさらに￥384上昇して週末を終えている。

これであっさり75日線にタッチした日経平均は、月曜に窓空けで大きく上昇し￥39,000辺りからのスタートになりそうだ。

さて、来週の株式市場だけど、2日（月）はレーバーデイで休場、3日（火）からファンドが戻ってくると言われてるけど、買うかどうかは分からない。多分雇用統計前は買わないだろう。そこ雇用統計だけど、それまでは市場を動かすだけの指標はないし、6日（金）が全てだね。

でもそれがまた事前に漏れてたりして、予想外にいい数字だったりしてね。大統領選挙前って何があるか分からない。本線はいい数字軟化出るはずがないとは思うけど、どんな数字が出ても出鱈目に思えてかなわん！

と言うわけで来週は米国市場が新値を獲ってくるようなら、日本株も戻り継続になるかもしれないけれど、日々リスクだけが増大しながらの上昇になりそうで怖い。下落でヤラレタ投資家は、上昇局面で取り返したいだろうから、怖くても強気で行くしかない。けれど、個人的に思うのは、相場ってこんな時こそが怖いってこと。今年2024年は何が起こっても不思議じゃないし、荒れる年だから、常に波乱があると思ってないとそれこそ取り返しのつかないやられ方とするだろうと。

相変わらずバフェットは売ってます。