兵庫県知事選:地方自治の腐敗が半端ないという事実
- 2024.11.02
- 放言
やはりなぁ・・・と言うことが二つ。一つは言うまでもなく今夜の米国雇用統計だよ。海外勢が全力でザラ場から買う向かってた理由はやはりこれ(内容)だった。彼らにとってはミエミエ、バレバレの情報なんだろうけど。もちろんザラ場で大きく売られまくった日本株も、引け後に日経CFDが爆上げてる・・・。まぁ、好きにすれば、と言う感じ。ここまでくると腹も立たないわ。
まぁこうなったら6日まで持ち越してやる!どうなるか見物だからね。今日のポジ、腹は括ってるので。
そしてもう一つ。クソTVメディアが全力で悪者に仕立て上げた兵庫県の斎藤前知事。これをNHK党の立花孝志氏が兵庫県の闇を全暴露!しかも出直し選挙に斎藤前知事とともに立候補して、「真実を明かします!」とやり始めたから、兵庫県は大騒ぎですよ。
おねだり知事、パワハラ知事と連日報道で批判され、県議会では全会一致で辞職勧告され、百条委員会に引っ張り出されてる斎藤氏。内部告発したとされる職員の自殺の原因は、知事のパワハラにあったというレッテル貼り。TVは全国放送で連日知事室を取材し、おねだり品を流す。高価なものがあるのかな?と思えば、特産品やら椅子やら。知事に宣伝して欲しいから業者はおねだりされなくても、お持ちくださいとなるわな。
よくよく立花氏の演説を聞くと、要するに失職した斎藤知事の前長く続いた井戸敏三知事時代からの計画である1000億円の県庁舎建設予定を半分の500億円にしようとしたことで、県議や県職員の反感を買って、斎藤県政を退陣に追い込もうと画策した結果だというのだ。もちろん立花氏は証拠も十分に得ていて、知事選に立候補して街宣で真実を言いまくると。
自殺した西播磨県民局長のパソコンには、偽りの告発文があり、そのほかに長年に渡る県女性職員との不倫記録(画像も)残されているらしいが、これを百条委員会は全て知ったうえで情報の隠蔽を計っていると。どうしても自殺の原因は斎藤知事のパワハラだったことにしたいのだ。でもよくよく考えると、県議会が全会一致で辞職勧告し、不信任決議を可決したというのは異常事態以外何物でもないだろう。
ここに、国会のみならず、腐った地方議会、地方行政の闇があるのではないか、ということ、先ごろ行われた総選挙は酷いものだったけれど、国会議員票を実際に取りまとめるのは地方議員たちであり、国会議員がキックバックの不記載をした根本原因がそこにあるということ。もっと言えば、政治資金がプールされ課税対象にならない政治資金団体を無数に立ち上げる必要は、そこが地方議員たちに政治活動費としてばら撒かれる資金の温床となっている事実があるということ。まさに地方議会、地方行政は金塗れ、利権塗れだということが、最も重大な闇なのだと思う。
斎藤前知事は財政基盤の再構築のため井戸県政の箱もの至上主義を否定し、その結果大半の県議会議員、県幹部職員の反感を買った。真の改革を実行しようとすれば、必ず既得権を持った既存勢力が立ちはだかる。この結果対立関係がエスカレートしたことが、抗争状態を引き起こしたと言える。
しかし、確かにマスメディアに晒され、酷いインタビューを何度も受けながら寡黙な姿勢を貫いたのは、行政側の首長には守秘義務が課せられるからだという・・・。この兵庫県の異様さを感じていた国民は多いだろうし、情報を隠蔽する百条委員会の議員や長年に渡る不倫記録を公用パソコンに補完する職員、と異様な風景が、立花氏に暴露された今、兵庫県民はどう行動するのだろう。
そしてもしも斎藤氏が再選された時には、劣悪なマスメディアはどのように報道するのだろうか?
ことさら作用に、日本の政治は国政以上に地方が腐りきっている。こうした事実が白日のもとに晒された今、斎藤前知事の態度は返って凛として見える。
しかし立花孝志って人は尋常じゃないね。ある意味凄い人物だと思うよ。
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