円高急進!日経平均はレンジ下限へ:なかなかヤバそう!
- 2024.11.28
- トレード雑感
思い出せないんだが誰かがそろそろ「ドル安転換する」と予想していた人がいたけれど、その時は「トランプがドル安を望んでるから」というよく分からない理由だった気がする。けれども今夜は、マジでドル安になってる・・・。1月15日の¥156.266から今夜の¥150.450まで、¥5近くのドル安円高になった。
もちろん大統領がドル安を望むのであれば、それは無視できるものじゃないとは思う。けれども現実には米国長期金利の影響、物価の影響、FRBの金融政策の影響、とかいろいろ複雑なのでそう簡単に動くものじゃないけれど、現実に今夜大きく動いたんだよね。
そしてドル円だけど・・・。
個人的に大いに気になるのは、9月16日にドル円は一瞬¥140を割り込む場面があった。その時日本市場は3連休の只中で、17日(火)になって織り込むことになるんだけど、その時にはもうドル円は反発してたからね。ちなみに17日(火)の日経平均の下値は¥35,828です。
そこから日経平均は目先の高値、¥40,257を獲るんだけど、上げ幅は¥4,429だった。その時のドル円が確か¥149台だったと思う。問題はその後、ドル円が11月15日に¥156.266まで円安が進んだにもかかわらず、日経平均は全く上昇できなかったんだよね。
日本株の問題は15日以降の値動きの中にあるってことじゃないか?
日本株に期待感があればドル円が¥149台でも日経平均は¥40,000を超えていく。けれども11月15日の日経平均の高値は\38,749だからね。10月末から11月15日にかけては2Q決算シーズンだった。確かにその時は¥38,000から¥40,000手前まで日経は上昇したけれど、7日の39,745が戻り高値になって¥40,000タッチさえできなかった。ちなみに7日のドル円は¥154.714まであったんだ。
活字にすると分かりずらいけど、要は2Q決算の内容は正直良くなかったし、海外勢も多分失望したんじゃないかって思ってる。そしてレンジ相場のようになって、グタグタとしながらレンジの下限まで来てる、と言うのが昨日までの日建平均の動き。
そこで、持ち上がっていた米国債10年金利が下がりはじめ、日銀の12月利上げ観測もあり、と言った状況でドル売りが一気に来た!と言う事かもしれない。少なくとも今夜のドル円チャートを見る限り、ドル安(円高)転換したかなとしか見えないしね。
さて仮にそうなってくるのなら、日経平均はどうなる?日本株はどうなる?ということなんだろうけど。今夜の日経CFDはレンジの下限いっぱいの¥37,804(下限は¥37,757)まで来てしまった。そしてドル円は¥151.100あたり。
さてさて、今日のザラ場が日本株の天王山ということになりそう。
この流れ、なかなかヤバいぞ!
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