世界的大変動の予兆が出始めてる!?
- 2024.12.04
- 放言
まぁ、色々と世界は悶絶が始まってきてるよね。だいたい従来のようには行かないぞ!って感じになったのは、ウクライナ戦争とかイスラエルのガザ紛争とかが始まって、これは今の時代にもこんなアナログな戦争ってあるんだな、という感じになった。
考えてみれば、何が悲しくて、最前線に人間を送り込んで殺し合いなんかしなきゃいけないの?ってもんでしょ。戦車とか銃を持って他国領内に侵入して殺し合う。そんなものは、痛いからやめて、やるならミサイルとかでやる。
核兵器云々の議論をするけれど、結局核を使おうと使うまいと、同じくらいの犠牲者が出るのが戦争なんだと・・・。で、そもそも、今の時代に陣取り合戦してどうなの?って感じ。領土を拡張することがそんなに大事なの?って思う。本当に問題なのは、ウクライナ在住のロシア人が迫害を受けてるとか、第二次大戦のユダヤ人迫害と何も変わらない思想でやるから、報復の連鎖になってしまう。
遣られたら遣り返せを双方が思ってるからおかしくなってくる。報復の連鎖にそもそも正義なんか存在しないんだよ。だからこういう戦争を止めるには、圧倒的な力を持った大国が仲裁するしかない。それが出来ない時は、行くところまで行かないと、人間はバカなので制御できないんだよね。勝ち負けじゃなく双方が圧倒的な犠牲を払って、これはダメだ、みたいな喪失感、虚無感、嫌悪感が出てこないとやめない。
例えばプーチンが良く例に出す、第二次大戦の徳野独ソ戦。ドイツは1000万人、ロシアはなんと民間人も入れて3000万人もの犠牲者を出して、いまだにポーランドからモスクワまでの戦場跡ではちょっと開発するとおびただしい数の人骨がいたるところで出てくる。まさに狂気の沙汰。ユダヤ人迫害のホロコーストや広島・長崎の原爆の被害などは、(表現が不適切とは思うけど)比較にならないんだよ。
まさに泥沼なんだよね。で、こういうことになったというのも、最も重大な責任は多分バイデン政権にある。米国は何としてもロシアの侵攻を止めないといけなかった。にもかかわらずバイデンは、すぐにでもロシアが越境して攻め込む、と実況中継してたしね。バイデン政権は情報機関を通じてむしろこの戦争を止めるどころか煽ったんだよ。軍事産業の利益のためにね。
新型コロナの問題も世界中を大いに揺さぶった。世界中がパニックになったけれど、発生源の特定や詳細研究はほとんど進んでいない状態で収束を迎えたけれど、また一部地域では新型コロナによる発症が増加していて、もう完全になくなることはない。
そんな中で日本は、新型コロナウイルスに対応する新型ワクチンをいち早く認可し65歳以上に接種を開始した。新型ワクチンはレプリコンワクチンと言われ、抗体であるmRNAに酵素による自己再生能力を持たせたもので、時間とともに減少する従来型とは一線を画すもの。
ベトナムでの大規模臨床試験の結果だけで厚労省は、世界に先駆けて認可して接種を開始したという、不安の残る対応をした。日本以外の先進国ではいまだに認可されてはいないというのに・・・。
ワクチンによる副作用が数々報告されている中で、mRNAが時間とともに減少しないで自己再生されるというのは、つまり副作用の原因がmRNAでないという証明が必要なはずなのだが・・・。
本来国民出来な議論が必要な事案に対して、ろくに議論・検討もしないで一方的に政治や行政の側で決めてしまうというこうした姿勢は、非常に問題だと思うし、あまりいい結果にはならないだろうしね。国民の目を裏金問題で引き付けておいて、その隙にいろいろやってくる官僚の姿勢も見過ごせない。
さてリセッション入りしたドイツでは、メルケル退任後ショルツ首相は、数々の経済政策の失敗と過大なウクライナ支援、そして移民による排斥感情も相まって、政権維持が困難な状況に陥ってしまい、来年2月には新たな首相と連立政権が誕生する見込み。
同様に深刻なのがフランスで、バルニエ政権が社会保障予算を議会の採決なしに憲法の特例条項(戦時予算並み)を使おうとして混乱。内閣不信任を提出され、左派と手を組むという強引な手段に出たマリーヌ・ルペンがいよいよ明日(4日)にでも政権奪取の可能性が濃厚になってきた。
これは日本で言えば、野党が石破政権の内閣不信任を提出して、全野党が野合政権を作るようなものだ。まさに混乱以外の何物でもない。
そんな状況の中で今夜突如として韓国の尹錫悦大統領がなんと、戒厳令を発布した!結果大きな政権批判を招き、約4時間ほどで解除せざるを得なくなったわけだが、これで尹錫悦大統領は終わりになるだろうし、それ以上に韓国経済は危機的な状況にあることが露呈した。今後いつ何がデフォルトするか分からないし、再び財政破綻の道を歩む可能性も濃厚となった。
最もそうした世界の政変以前に、日本の政治は大混乱の真っ最中で、米国ではトランプ次期大統領が、空前の改革を推し進めるための準備を着々と行っている。トランプは本格導入にカウントダウンと言われるBRICSマネー(BRICS加盟国)を高関税をちらつかせ強烈に牽制している。
鳥や動物は、自然災害や天敵の存在を本能的に察知すると言われるけれど、人間もまた本能的に大きな変革の予兆を感じ始めてるのではないか?と思う。と言うかそれ以前にもはや現体制、現行システムはこれ以上の継続は無理なんじゃないか?と感じ、徐々に拒否反応が出てきてるのではないかな。
米国があまりに独善的で、自国の利益ばかりを追求し、その結果世界的なインフレで、人々は苦労するばかり。欧州もアジアの大国である中国やインドでさえも、財政は再建困難なレベルにまで落ち込んだ。そしてその傾向はますますエスカレートしようとしている・・・。
トランプ改革を含め、2025年は現行の経済システムが、あのベルリンの壁のように崩れ去ることも想定しなくてはならないと思うし、自分もこの秋から準備を開始している。何事も起こらなければそれで良し、なのだから。
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