韓国が落ちれば極東で孤立する日本！

日本列島に本格的に寒波が押し寄せ、遅まきながら冬本番となってきました。やはり冬は寒い。特に大病してからは寒さが身に染みるから、必要以上に部屋を暖めてしまい、今度は乾燥して喉がカラカラ。土曜に循環器の定期健診に行ってきましたが、主治医が転勤になるということでショック。おまけに経過良好ということで、開業医に回ってくださいと。なんだか、いいのか悪いのか・・・。

そして午後は、介護施設に差し入れ片方、面会へ。オヤジも叔母もなんとかこの冬は乗り切れそうなので良かった。不足しがちなビタミンや、果糖を補う意味で蜜柑、バナナ、巨峰、林檎（王林）を持参。

夜は女房が四十肩で苦しんでいるので外食。そろそろ飽きてきた寿司だけど、最近値上がりが激しい、レストランや焼き肉よりも、全然マシ。回転寿司は子供が煩くてちょっと敬遠だけど、それほど高価でなくて、そこそこネタが良い寿司屋を見つけて以来常連です。

日本酒を少々いただいて、ほろ酔い加減で気持ちが良くて、韓国の弾劾訴追案がなかなか決まらないので寝てしまいました。目が覚めて入浴したら今度は目が覚めてしまい、久々にゆっくりと女房と今後のことについて会話が弾んでよかった。

と言うわけで、丸一日、久しぶりに相場とは全然関係ない時間を過ごしました。たまにはね。

さて、そうは言っても4時頃目が覚めてしまい、珈琲を入れていろいろ見始めたんだけど・・・案の定、韓国の政治情勢は完全に行き詰ったよね。多数を占める「共に民主党」は、毎週、弾劾訴追案を提出する構え。国民無視、政治も経済もどうでも良し。ただただ尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の罷免と少数与党の「国民の力」勢力を壊滅させることを目指してる。

これで今後国民世論が持ち上がってしまい、「国民の力」から8名以上の造反が出れば、弾劾成立で最高裁判断（判事の多数決）で尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は罷免され、恐らく「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）氏が大統領になる可能性が高い。

以前、韓国大統領はやめると必ず訴追され悲惨なことになることについて書いたけれど、今思えばこれは中国の伝統なんだろうなと思う。中国だけに限らないかもしれないけれど、要するに王朝や権力が変わると、前権力の影響を排除するためや親族、親戚を残すとその後の反乱に繋がる、と言う恐れから途方もない粛清がはじまるのが常。言い方を変えればとにかく皆殺し。権力との関係のあるなしに関わらず、少しでも想定されたら問答無用、まして血筋となると何代にも遡り根絶やしにする。

要するに国民感情として、そういうことが根付いているのかもと思うんだよ。韓国も前大統領・文在寅でその伝統は耐えたかな？と思ったけれど、ちょっと違ったんだろうね。文在寅氏は悠々と農業などをして娑婆に健在です。なぜならば文氏は徹底した中国寄り、北朝鮮寄りの姿勢を貫いたから。

韓国の国情は、相当程度、中国と北朝鮮が入り込んでいて、常に政治や経済を誘導しようとしている国家なのでね。ところが国民感情は、生活が苦しくなってくると現政権と反対勢力に偏る。北との統一も嫌だということで西側寄りの尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領を選んだ。ところが例によって大統領夫人の収賄が発覚、ブランド品の買いあさりとか、いろいろなスキャンダルが出て、またしても国民感情は与党から離れた。

こうした国民の行動や選択は、正直「文化」なんだろうなと思う。その時々で自分たちに有利な条件選択をするのが正しいという行動様式なんだと思う。中国や北朝鮮のような独裁国家なら、力づくで反対勢力を押さえられるけど、一応韓国は民主国家なので、彼等にとってみればままならぬもどかしさがあるのだろうけど。

でも、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は、反対勢力から見れば、親日・親米の大統領なので、失脚したならば、悲惨な運命が待ってることは間違いない。文在寅のようには行かないね。中国や北朝鮮はもちろんだけど、韓国も小学校からずっと反日教育を受けてる世代になってきてる。教育だけはいかんともしがたいという怖さがあるからね。だから反日は異常に盛り上がってしまう・・・。

さて傍目で観ていても早晩、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は罷免されて、ガチガチの親中・親北政権が誕生することに成り、その時点で、日米韓の同盟関係は崩れてしまうだろうね。それこそ、日本にとっては最悪の展開と言える。

では一体誰が、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領に戒厳令を発令しろと進言したのか！？それが大いに問題なわけだけど、当然のこととして尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領単独の判断でないことは確か。まぁ、それはだいたい想像がつくけどね。

と言うわけで日本はとうとう極東地域の橋頭保に単独でなってしまう可能性が恐ろしく高くなってきてしまった。最悪だね。

マーケットの大荒れの要素が、また一つ増えた感じです。