年内日経¥40,000は射程内に:12月23日(月)後場

年内日経¥40,000は射程内に:12月23日(月)後場

日経平均株価 ¥39,161(△¥459)

かなり強気に買われた日本市場。年内日経¥40,000は射程内に。

後場の相場概況

諸々の条件が円安水準を維持するような堅さが出て来て、日経平均株価は年内¥40,000を射程内に入れてきたと思わせる今日の日本市場。主力全般が好調な時は船株が売られるといういつものパターンで後場に入っても底堅く推移した。

ただしセクターで言えば船株以外に全般的な物色ということで、防衛関連は割安感のある川重とIHIが、電線はやはり強いフジクラが、そしてペロブルカカイトが相場になりそうな雰囲気の、伊勢化学と積水化学が買われた半面、重工や古河電工は買われなかった。

さて米国市場はCFDが続伸気配で推移していたわけで、戻ろうとするのは分かるけれど、クリスマス休暇入りで何処まで買いが集まるかは、微妙なところだと思うし、もしかしたら今夜は緩む可能性もある。25日はクリスマスで米国市場は休場なのでね。24日、25日、26日の3日間、日本株を弄ってくるようなら、強いのだろうけど、その辺は良く読めない。

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なので、今日の買い玉を持ち越すことはやめておいた。年末が近くなってきて、今年はゆっくりと過ごしたいという気持ちが強く、また相場の節目が意外に早く来るような気がするので、強くは出られない。

これから年末にかけて、今日のような波乱もなく堅調に推移するような相場が続けばいいのにね。とにかく今年は夏の暴落があって、いままでまともに儲かるような相場にはなってないしね。秋からのレンジ相場では、儲からないだろうし。

なかなかキツイ、夏以降の相場だったよね。

後場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥1,800.0(△¥27)
買)¥1,771.0×20000
買)¥1,770.0×40000
売)¥1,800.0×60000(+¥1,780,000
持ち越して良かったとは思うけれど、この時期海外勢が休暇に入っている状況で、緩むのが嫌だったので、最終のクロージングで利食いした。

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7203 トヨタ ¥2,837.0(△¥65.5)
買)¥2,791.5×8000
買)¥2,791.0×4000
買)¥2,789.0×4000
買)¥2,788.0×8000
買)¥2,786.0×4000
売)¥2,837.0×28000(+¥1,336,000
トヨタも大き目な陽線を3発建てたので、やはりここは持ち越せないという意味で、大引けクロージングで売った。


8705 第一生命 ¥4,198(△¥45)
買)¥4,168×1000(含み益¥30,000
買)¥4,165×1000(含み益¥33,000
買)¥4,160×3000(含み益¥114,000
買)¥4,159×1000(含み益¥39,000
買)¥4,158×3000(含み益¥120,000
買)¥4,156×1000(含み益¥42,000
今日は東京ガス。明日はここ?って言う読みで。含み資産3銘柄のローテーション?東宝だったりしてね。持ち越しはこの1銘柄のみとなった。


4107 伊勢化学工業 ¥29,700(△¥3,490)
買)¥27,300×1000
売)¥30,000×1000(+¥2,700,000
しかし、久々に入った伊勢化学は相変わらず乱暴な値動き。弄るなぁ・・・という感じ。みんな短期を割り切ってるんだろうけど、それにしても相変わらず凄い値動き。まさか¥30,000が取れるとは思わなかった。ラッキーだった。

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3491 GATEC ¥1,432(△¥78)
買)¥1,354×4000
売)¥1,441×4000(+¥348,000
大陽線3発。売るよ。いくら何でも売る。


7047 ポート ¥1,802(△¥67)
買)¥1,780×1000
買)¥1,775×400
買)¥1,774×100
買)¥1,773×1000
買)¥1,750×2000
売)¥1,815×500(+¥20,100
売)¥1,811×1000(+¥31,000
売)¥1,810×1000(+¥37,000
売)¥1,807×1000(+¥57,000
売)¥1,806×1000(+¥56,000
空売り外資のコントロール下にある銘柄だった。忘れてた。


本日の収支(前場・後場合算):+¥11,310,000


雑感彼是

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今日の日産株は全く理解できない値動きだった。何故か午前中からNHKがホンダと日産の統合を、2026年統合と伝え、ブルームバーグも後追いして記事にしたんだが・・・なぜ、これを好感して買われなきゃいけないのか?ということ。

日産の業績からして、1年延びれば、ますます危機的状況になるわけで、悠長な交渉をしている場合じゃないと思うし、ホンダとて楽観できる状況ではないはず。そもそも、両者ともにEV戦略を敷いていて、特にホンダは2030年にEVオンリーを宣言までしているわけで、2026年に統合などしていれば、体裁が整うまでに2年や3年はすぐに過ぎる。

そんな重要な時期に、両社の経営がアンバランスのなることは、そもそも大きなリスクだと思うのだが・・・。

この統合に関しては、これからの自動車産業は規模が大きくないとやっていけないと両社ともにコメントしている。それはつまり、今後莫大な投資が必要であるということを意味するのではないかな。

がしかし、大きな経営統合を軌道に乗せて競争力を身に着けるというのは、並大抵の経営者では無理だろう。そういう意味では両者には、この経営統合を成功させる器が無いんじゃないかな。

しかも2025年6月にならないと、経営統合の合意さえ出来ない有様。まず無理だな。