気が付くと日本が一番絶望的!?

気が付くと日本が一番絶望的!?

カナダのトルドー首相が辞任を表明し、トランプは「カナダは米国と合併し51番目の州となるべきだ」と言い放った。「グリーンランドを売ってくれ」に続く発言であって、歴史的には財政に窮したロシア帝国からアラスカを購入した、という実績はあることはある。グリーンランドはデンマークの一部となっていて、対等の自治政府を認めているのだけれど、独立国家とは言い難い。なので、まんざら実現不可能ではないとは思うけどね。

カナダと米国が一緒になれば

カナダの場合は事情が全然違ってくる。カナダはメキシコに次いで米国にとっては大きな輸入国でもあって、今回のトランプ政権の関税政策の対象国でもある。けれども、米国とカナダの関係からして、また歴史的な背景からしても、高関税を賦課するというのはお互いにとってメリットはないはずなので、出来ればトランプはそうしたくないのだろう。

またカナダは不法移民の越境が比較的簡単で、米国に対する密輸の拠点でもある。そういう意味では、まさかカナダとの国境に壁を作るわけにもいかないし、通常の経済的な結びつきも相当に深いわけで、合併すれば経済合理性は追及できるけど・・・。51番目の州という表現は、ジョークのように聞こえるし、カナダのプライドを傷つけるだろうね。

カナダだって10の州からなる連邦国家なわけで、合併したとすれば60州になるのが自然かも。案外トランプと言う人は、こんなことを本気で考えてるのかもしれないなぁ・・・。でもそうなると、アラスカから米国本土まで一体化する強大な国家になるねぇ・・・(笑)

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中国:習近平は失脚する!?

何やらキナ臭くなってきたのが中国。昨年あたりから人民解放軍の幹部たち(国防大臣クラス)が次々に罷免されて、共産党との関係が悪化してる。面白いもので、習近平はますます独裁の色合いが強くなってきて、「毛沢東」を越えた存在を意識しているわけだが、党内でも次々の汚職嫌疑で周囲をイエスマンだらけにしてしまい、今度は人民解放軍の掌握を盤石にしようとしている。

面白いのはここ数年、台湾併合に関し武力も辞さないと習近平は盛んに言っていたけれど、肝心の人民解放軍の動きが非常に弱いと。人民解放軍は台湾を武力合併することには大反対で、実戦経験がないので台湾進攻など不可能と思っている。台湾を取り囲むように軍事演習は繰り返しているけれど、本気で攻略しようとすれば米軍が出てくるし、台湾には米国製の武器もある。とても勝ち目はない、と。それが習近平は気に入らないわけで、また最近反習近平の動きも活発化していて、習近平自身が危機感を持っていると言われてる。

というか、今年あたり、習近平もいよいよ年貢の納め時なんじゃないか、と個人的には思うけど。中国もまた独裁者を歓迎していないのは明らかで、毛沢東時代の悪夢はもう沢山だ、と口には出さないけれど中国国民もそう思っているのかもね。

ロシアと言い中国と言い、邪魔者は消しちゃう国家だからね。恐ろしいね。

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泥沼の日本政治

さて、日本はと言えば、この絶望的な政治状況からして、どうにもならなくなってる金縛り状態。とにかく悪の権化は、岸田と宮沢という財務省一族の支配体制で、岸田はバイデンに飼いならされ、安倍氏亡き後、日本を完全なる米国属国に仕立て上げてしまったし、宮沢は財務省自民党支部長として増税に突き進む先導役として水面下で悪智恵を働かせている。

その意に従った石破は、出鱈目な人事をして日本を米国のみならず中国にまで嫌というほど媚びを売る始末。そして今度は、いよいよ財務省肝いりの大連立構想を面憑かせ、財務省立憲支部の野田を引き込もうとしてる。さらには、トチ狂った維新は前原を共同代表に据えて、完全に勢力を削がれる始末。

自民も立憲も維新も、何をやってるんだか・・・本当にこの国の政党は救いようがない馬鹿者揃いだし、なぜかそういう人が政党のトップになるってことは、所属の政治家も党員も救いようがないということなのかも。はっきりって終わってる。

もしも大連立ともなれば、国民民主の減税構想などひとたまりもない。元グラドルと楽しく遊んでいた玉木も終わってしまう・・・。早々に榛葉と代表を交代してください。

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では自民の保守派はどうなの?ってことになるけれど、先の総選挙で勢力半減で勢いなし。麻生は肺炎にかかって体調不良、小野寺と小林(コバホーク)は完全に寝返って財務省側へ。特に小野寺は福島ということで同情を買って出てきたくせに、今は増税派かよ!

またしても人望がなく、カネも使わない高市は党内で孤立を深めてます。

そしておまけの日本保守党は・・・、まだせっせとYOUTUBEやってますよ。いい加減にしないと、党が潰れます。やはり百田、有本は色物でしかなかったという事かも。理想論や格好のいいことばかり言ってますけど、飯山攻撃に晒されて党勢急降下。というか、いかにも人間的なレベル不足で人望無さすぎで、だから痴話喧嘩なんかが勃発してしまうのは、NHK党とどっこいかな。党員にならなくて良かった。

というわけで、米国も中国も、日本も此の先どうなるか分からないね。ロシアもイスラエルも戦争ばっかだし、ドイツ、フランスは経済がボロボロで・・・。

こんな状況で株高が続くのかね。とてもそうは思えない2025年です。