財務省を追い詰めることは非常に効果的!?

財務省を追い詰めることは非常に効果的!?

財務省批判が今までになく盛り上がってるけどね。こんな女子が分かりやすくSNSやったら、どんどん拡散するだろうし。なかなか面白くなってるよね。

でもよく考えて見ると財務省の問題は完全に政治イシューなんだよなぁ。各省庁の上に内閣があるのは言うまでもないことだから、財務省が腐って行くのはイコール政治家が腐って行くという意味以外の何物でもないけどね。

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だから政治家をキチンの評価し批判し、世論形成することが大事なんだけど、そこが議院内閣制の最も悪いところが出ちゃう。その首相以下内閣は、間接民主主義で選ばれるから、というか間接民主主義で指名された首相に内閣の人事権があるわけで、この仕組みだとなかなか選挙の民意は反映されないからね。

それが分かってるから官僚は増長するんだよ。特に財務省はね。

それと内閣人事と言っても、本当に選ばれる政治家がポンコツ過ぎて、官僚に意見できる人なんか誰もいない。わざとポンコツを選んで大臣にしてるとしか考えられない人事を、輪をかけてポンコツの首相が選ぶのだから終わってる。

けれども、ここで非常に重要なことは、政治家は平議員をやってるうちは大して儲からないし試算も増えない。けれども大臣になれば、それこそ利権の山が目の前に広がる。そうやってシコタマ稼ぎ出した財産を、財務省に逆らうと全部持っていかれる可能性が非常に高いのでビクビクしてるのよ。だから財務省寄りの発言をしている議員は、特に怪しいと言っても外れではないと思うけどね。

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そして首相になると、これはもう桁違いの財産を手に入れることが出来ちゃうというのが実態で、例えば小泉首相はPKOで米国の軍艦の給油を行ったけれど、その燃料は米国から買っていた。そのマッチポンプで国家予算を使いながらかなりのキックバックを得たとされていた。桁がとんでもない資産を形成できちゃうからね。首相は一度やったらどんだけ美味しいんだってことになった。

で、岸田もまんまそれをやっちゃってると言われてる。USAIDだけどね。それを見てるから石破だって、日米首脳会談で150兆円も投資しますなんて言ってる。けど、トランプになっちゃったので、なかなか美味しい思いが出来なくなってて、残念だねぇ・・・。

結局日本なんか、誰が首相になろうとどんな内閣になろうと、運営できちゃう国という認識なんだろうね。小物はせっせと中国から貰う。大物になると日本の予算を喰う仕組みを作れるので桁違い。

そういう意味では、財務省を攻める今回のムーブメントは非常に大事なんだよ。ポンコツ政治家を断罪するには、まずは財務省をやる。これが逆説的で非常に効果的だと思うんだけどね。だって日本国憲法に公務員の地位がきちんと書いてあるからね。