安倍首相とMMTと日本株と:増税と言う最悪の政策の行方

安倍首相とMMTと日本株と:増税と言う最悪の政策の行方

安倍首相、消費税増税とかPB(プライマリー・バランス)とか寝ぼけた政策ばかりしてないで、MMT(現代貨幣理論)でも勉強したらいいのにね。

外交にしか興味ないから無理かな。それが日本経済の命取りになるのにねぇ・・・。

安倍首相は良くやってる!?

首相と言っても全能の神ってわけじゃないからね、出来ないことも、分からないことも多いだろう。けれど安倍政権の政策決定のプロセスを観てると、本当に間違いに気づくことは至難の業なんだって思う。

財務省のヘッポコが主張する「消費税増税」と「PB」はほんとに日本経済をボロボロにすると思うし、それは日本国民が不幸になることを意味するからね。

いろいろ事情もあるんだろうけど、最もしてはいけない選択をしちゃうんだよ。怖い、怖い!

突っ込む人がいないから・・・

もう結構書いたけど、改めて書くと「消費税増税」は日本経済にとって最低・最悪の政策であることは間違いない。で、安倍首相の考えは参議院選挙初日の演説でよくわかるのよ。

「(アベノミクスによって)税収は史上最高の60兆円になったんです!」

って安倍首相は力説してた。自らの経済運営が成功したと国民に訴えてる。けれどもついつい笑ってしまったのは、そのあとに「消費税増税して教育の無償化を実現します」と訴えてた。

「だったら増税する必要ないじゃないか!」って突っ込みを入れたくなったしね。

その後、「消費税は今後10年間、上げる必要はないんです」と言ったけど、「あと10年首相やるの?」ってね。そんなことは信じられるはずがない。

日本人はお人好し

日本国民ってお人好しが多いから。あの民主党を信じて政権取らせたら酷い目にあった。これは間違いない。けど、今度はまた安倍首相に騙されちゃうのか?ってこと。

みんな分かってることだろうけど、とにかく安倍政権になっても家計の可処分所得は減り続けてる。労働者個別でも実質賃金は下がり続けてる。

で、この秋から公共料金一斉値上げらしいし。非正規は増えまくるし、移民は大量に流れ込んでくるし、少子化には拍車がかかるよ。

年金2000万なんていう議論は、裕福な団塊の世代とか、その子供くらいの世代の議論でさ、冗談キツイよね。他の世代はそんなどころじゃない!それでも文句を言わないの?って感じ。

MMT(現代貨幣理論)

いま盛んに言われ始めたMMT(現代貨幣理論)は、新参者の常としてあらゆる方面から袋叩き状態に晒されてます。

パウエルFRB議長

「自国通貨で借りられる国にとって、赤字は問題にならないとの考えは間違ってる」

これはちょっと衝撃的なコメントだった。これでこの人が経済がまったく分かっていないんだなと思ったよ。だって「自国通貨で借りられる国」って日本だけじゃなくて米国だって同じでしょ?

米国なんか実質的な政府債務、国家債務は日本の何倍あると思ってるんだろ!と突っ込みたくなった(苦笑)いまの米国のある意味悲惨な財務状況は、MMTなしでは説明がつきませんよ。

ラガルドIMF専務理事

「現時点でMMTが持続的にプラスの状況をもたらす国があるとは思われない」

如何にも緊縮大好きな欧州人。けど、この人がこの秋からECB議長に就任する。ってことは、EU経済もダメだってことだね。その意味では英国はEU離脱するけれど、大正解。そもそもMMTの基礎となる「信用貨幣論」は英国が本場だからね。

ラガルドってのも、これまでのIMFの頓珍漢なコメントを観ても分かるけど、「大丈夫か?」レベル。

多分、MMTのことは勉強してないね。

麻生太郎財務大臣

「MMTは財政規律を緩め、極めて危険なことになりうる。日本をMMTの実験場にする考えはない」

意味不明!書く気にもなれない!忠犬タロウだからねぇ・・・。

黒田東彦日銀総裁

「財政赤字や債務残高を考慮しない考え方は極端な主張で受け入れられない」

この人、国会で日本国債が暴落する、と発言していた。けれども通貨量を3倍にいしても暴落しなかった。1年で物価を2%引き上げる、出来なきゃ辞める」と言ったのに、マイナス金利なんかしてるし・・・。

「結局立場上マネタリーベースを増やしても効果はありませんでした」とは言えないんだろうけど。やはりMMTのことは勉強してないのがアリアリ。

羨ましい米国の状況

羨ましいのは米国で、パウエル議長がヘッポコであっても、トランプ大統領がバンバンMMTやってるから、景気がよろしいようで。

ところが日本は、財務大臣がこの様で、日銀総裁もマネタリストに言うことは聞きました、としてるなかで、安倍首相が「消費税増税」して「PB」して、というとんでもない政策をやってしまうのです。

米国が中国やイランに喧嘩を売れるのは、自国の経済が好調だからだけど、日本の場合、韓国に喧嘩を仕掛けることさえ、はっきり言って結構ダメージ出てしまう。

 

近いうちに日米連動は切れる

まず7月のFOMCでは0.25%の利下げは確定的で、その上市場は0.50%にするかが焦点になってきてる。いずれにしても、利下げになって、円高が来ます。今回、恐らくジリジリと¥100割れ位まで行っちゃう予感だね。

そうなると、日米の株式市場は連動したくても出来なくなってくる。早ければ、7月中にはそういう流れになる可能性が小さくない。

そしてウダウダしてると秋の「消費税増税」に突入です。

日本人はそれでも外交で手腕を発揮してる(?)安倍首相を支持して、NISAを買って、ボーナスをチャンスとばかりにロングに投資して・・・。

日経平均は上昇する!?

「財務大臣が増税推進、日銀総裁は分かってない、そして首相が腰折れて経済を丸投げしてる国の株価が、上昇するもんかねぇ・・・」

友人との株式談義のなかで友人から出てきた言葉に大いに賛同した。

「米中対立は一段と深まってくるし、トランプと言えど、イランをやらせないと取り巻きが言うことを聞かなくなるだろうし、強気になって韓国苛めをしちゃうし」

「外務大臣は河野太郎で専用機買ってくれって言ってるし」

「恥を知りなさい!」

「首相に言うべきだった?」

「とにかく疲れる。で、どう思うの?日本株」

「(空)売りで鉄板」

この先も多分、売り勝負継続だろうと思う。少なくとも自分はそうする積りだ。

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