キオクシアの1Q決算に不安感!
- 2026.08.01
- トレード雑感
キオクシアの決算に誰もが注目していたけれど、絶好調の決算だったにもかかわらずアナリストの予想に届かなかったことが、どうやら嫌気されるのかもしれないね。じゃなぜアナリストのコンセンサスに届かないと失望感から売られることが多いか?と言えば、アナリストのコンセンサスは事前のリサーチによるものだから。
ぶっちゃければ、事前にある程度の情報を掴んだ上の数字なので、数字通りなら事業は順調に推移してるということ。だからコンセンサスよりも高い数字が出ると、事業が想定以上に上向きと言う評価になり、低い数字が出ると、何か特別な要因がある、と警戒されてしまう・・・。
キオクシアの今回の決算は、コンセンサスよりも低かった理由(原因)が必ず潜んでいると見るべきかも。注目度が日本で一番の企業なので、アナリストも相当に気合を入れてリサーチしてる以上、適当な予想では通用しないし、下手すれば信用を無くして失業の憂き目にあうかもしれないからね。そんな中で結構、コンセンサスと開きがあった。
なので週明けには、この場合は売られて当然と言う感じになるだろうと思う。
そしてその原因探しがひと段落するまでは、大口はなかなか入れない。株価は多少上下するだろうけど、それはひたすら外部要因に頼るしかない。で、問題はコンセンサスとのギャップだけど・・・。おそらく「スケジュールの遅れ」が原因だったのではないか?と思う。もちろんデータセンターのことだけどね。
そもそもすでにハイパースケーラーは、NVIDIAのGPUにしてもHBMにしても十分在庫を先回り調達していると思ってて、NANDに関しても同様なのだろう。そして計画通りにデータセンターが立ち上がってくれば、在庫が目減りする分の納入を指示してくるだろう。けど、出口が詰まってる中で、在庫ばかりを積み増すようなことはさすがにできなくなってきてるんじゃないかな。
ここで今回の1Q決算短信から連結業績の見通しを抜粋してみたけれど、2Qの見通しは大幅に改善する予定ではあるものの、中間期では約4,500億円ほど届かない。

本来であれば、データセンター向けAIサーバの製造が順調であれば、1Q決算でこの数字にはならなかったと思うし、2Qの見通しでは1Qのコンセンサスとの差は埋まっていない。となると、今後のデータセンターの進捗にここの業績は結構左右されるかもしれないし、いま取りざたされているデータセンター投資の影響も結構出るんだろうなって思う。
アナリストの通期経常利益(税引前利益)のコンセンサスは7.77兆円だ。中間期の会社見通しは3.16兆円・・・。
もっともそれも何事もなければ、の話だけど。
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