2月米国雇用統計と市場の反応
- 2025.03.07
- トレード雑感

ややっ!2月雇用統計はほぼほぼブルームバーグの記事通りだったということだけど、そうなったらなったで、従来の相場の流れは変わらずってことに・・・。
22:30 |
アメリカ・雇用統計 02月 [非農業部門雇用者数・前月比] |
-40.3pips | 14.3万人(12.5万人) | 16.0万人 | 15.1万人 | ||
22:30 |
アメリカ・雇用統計 02月 [失業率] |
-40.3pips | 4.0% | 4.0% | 4.1% | ||
22:30 |
アメリカ・雇用統計 02月 [平均時給・前月比] |
-40.3pips | 0.5%(0.4%) | 0.3% | 0.3% | ||
22:30 |
アメリカ・雇用統計 02月 [平均時給・前年比] |
-40.3pips | 4.1%(3.9%) | 4.1% | 4.0% |
数字が3つ並んでいるのは、1月発表(カコは改定値)、2月予想、2月実績という順だけど、相対的に雇用は弱くなってる感がある。けれども、FRBが3月利下をするような弱さではないから、従来の流れは継続という市場の見方になったのかも。
積極的に反応したのは米国債10年物金利で、景気悪化の兆候と見たか、4.211まで突っ込んだことで、ドル円が¥147割れ寸前まで来ているという事。こうなると、日経平均CFDも下値を伺うような動きになるよね。けれども長期金利低下は半導体やハイテクにとっては好ましい傾向なので、NASDAQが上昇してくれると、日経平均CFDも上げ幅を打ち消すような動きになるかもしれない。
しかし・・・、なぜかブルームバーグって、どうしてもトランプ政権を批判をしたいのか?って思ってしまう。今回の雇用統計に関する事前記事だけど、内容からすると、「トランプが無茶な政策をしなければ、こうして雇用は横ばいを維持できている」「まだ2月は政策実行前なので雇用は維持できている」というのを強調しておきたいんじゃないか?って思ったり。その心は3月のそれが悪化するのが分かっているので、それを全面的にトランプ政権の(無責任な)政策のせいだ!とする意図があるように感じるよ。
そうでなければわざわざ記事にして掲載する意味なんてどこにもない様な気がするんだよね。
株式市場とて、こういう経緯の雇用統計に対して、かなり迷ってるというか投資行動をどうとるか決めかねてるという感じ。なので引けて見ないことにはどうなるのか分からない。おおっ!?どうやら三市場はプラスに浮上してきたぞ!流石に米国市場の投資家はイケイケ揃だねぇ・・・。
ドル円も日経CFDも浮上してきた!浮上するならば、今日ポジションを閉じておいたのは正解ってことになるけれど。でもそれも結果論で、案の定個人的な想定は外れてるけどね。
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